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BURNOUT - (2015/05/12 (火) 00:22:46) の編集履歴(バックアップ)


BURNOUT

【ばーんあうと】

ジャンル レーシング
対応機種 プレイステーション2
開発元 Criterion Games
発売日 第1作:2001年11月2日 ※国内未発売
判定 良作

本作は多数の続編が出ており、その全てがマイナーバージョンアップを繰り返している作品なので、ここではシリーズ共通点を説明。

概要

  • レーシングゲームにおいて、本来意図的にやるべきではない「クラッシュ」に焦点を置いたレーシングゲーム。
  • 危険な走りでブーストをため一気に加速、渋滞に突っ込んで爆発させたり、対向車に衝突することで被害総額を稼ぐなどでクリア条件を達成させる。
    • このゲームにおいて、車とは乗り物ではなく車輪のついた鉄クズ・走る爆弾といった類である。
  • 走る舞台は公道なので、普通に車が走行している。
    • これらに衝突し、物理法則を無視した車体転倒を操り大惨事を招くのが本策のウリ。
  • グラフィックは綿密。ハードの性能を引き出し、背景や車体、爆発シーンを美しく彩っている。
  • 据え置き機では走行中は60fpsで動作する。
  • BGMは洋レーシングゲームらしく、多数のアーティストを使って様々な楽曲を収録。

短所

  • 現実の車は出てこない。
    • 車は破壊してなんぼのゲームなので、出せるわけがないのだが。
  • 人間が一切出てこない。
    • 一部シリーズではバイクを選ぶことができるが、クラッシュすると突然消滅する。
    • 血が一切流れないので、子どもにやらせても安心だ! という意見もある。

その他

  • 本作は『斑鳩』の「敵弾に意図的に接触する」をモチーフとしていることを開発者が語っている。
  • 日本では知名度が平凡以下で、一作目はセガから『グランドヒート』という名前で移植販売が予定されていたが中止されている。
    • サクセスのPS SuperLite1500シリーズの『BURN OUT』のことと誤解されている有様である。

続編

  • 海外では大ヒットし、いくつもの続編が作られている。当然、国内でもそれらの影響を受け、様々な機種に移植されている。
  • BURNOUT2 POINT OF IMPACT以外、発売はエレクトロニック・アーツとなっている。
    • BURNOUT2 POINT OF IMPACT
      • 発売はサミー、機種はPS2、2004年4月1日発売。「レース」、逃げる対象を追いかけ破壊する「チェイス」、被害総額を競う「クラッシュ」のモードを搭載。
    • バーンアウト3:テイクダウン
      • 機種はPS2、2004年10月14日発売。シリーズ作の要となる、ライバル車を破壊する「テイクダウン」要素、更にテイクダウン数を競う「ロードレイジ」モードを搭載。
    • バーンアウト レジェンド
      • 機種はPSP、2005年10月20日発売。一部車両、コース、モードが復活しており、携帯機なので何処でも車を破壊できる。
    • バーンアウト リベンジ
      • 機種はPS2と360。PS2では2005年10月20日、360では2006年3月23日発売。同じ方向に走行している一般車両をふっとばす「トラフィックチェック」要素を追加。同要素で被害額を競う「トラフィックアタック」モードも追加されている。
      • シリーズ初の日本が舞台となる首都高速道をモデルにしたステージがある。
      • 360版は停止したEAサーバーが有志の活動で復活するという異例の事態が起こった。
    • バーンアウト ドミネーター
      • 機種はPS2とPSP。2007年9月20日発売。「トラフィックチェック」や「クラッシュ」は廃止されたが、2のブーストチェインが復活し、危険な走りでのポイントを競う「マニアック」モードが追加された。
      • BGMに日本の「B`z」が担当した楽曲「Friction」が収録されている。
    • バーンアウト パラダイス
      • PS3・360・Winマルチタイトル。2008年2月21日発売。パラダイスシティという架空の都市で自由に走行し、自由にクラッシュできるようになった。更にオンライン対応で他のプレイヤーと同じ町でクラッシュでき、無数のギミックを搭載。
    • Burnout CRASH!
      • ダウンロード販売作。機種はPS3と360。2011年9月20日発売。クラッシュモードにスポットを当てたスピンオフタイトルで、見下ろし型の画面で激しく車と街を破壊できる。