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スペースインベーダー ポケット - (2011/05/26 (木) 10:30:15) の編集履歴(バックアップ)


スペースインベーダー ポケット

【すぺーすいんべーだー ぽけっと】

ジャンル シューティング(オムニバス)
対応機種 プレイステーション・ポータブル
発売元 タイトー
発売日 2005年5月12日
定価 3,990円(税込)
ポイント アーケード版インベーダーの系譜が堪能できる
拭いきれないボリューム不足感

概要

  • タイトーにとっては切り離せない存在であろう、ゲーム歴史を語る上の名作『スペースインベーダー』を筆頭とした、かつてアーケードにてリリースされたシリーズを複数収録したソフト。
  • ちなみに、プレイステーション・ポータブルのインベーダー関連のソフトは、後に『スペースインベーダー ギャラクシービート』『スペースインベーダーエクストリーム』がリリースされている(ギャラクシービートに関してはマーベラスエンターテイメント発売)。

収録ソフト

  • スペースインベーダー
    • 1978年にてリリースされた、説明不要の超名作。本作はちゃんと「アップライト」「白黒」「セロハン」「カラー」の4バージョンがすべて収録されている。
    • ちなみに他のインベーダー家庭用移植はTV画面の関係上、横画面での比率になる事がほとんどだったが、本作はアーケード同様の縦画面基準となっている。これは結構レアである。
  • スペースインベーダー PART II
    • 1979年リリース。新たなるUFOの登場やレインボーの演出強化などがなされた、スペースインベーダーのマイナーチェンジバージョンにあたる存在。初代とは違いこっちは意外と家庭用移植には恵まれていないので、割と貴重な存在かもしれない。
  • マジェスティックトゥエルブ
    • 1990年リリース。通称『MJ-12』。新世代相当の外観となり、多くのアイテムやステージ分岐といった新要素が取り入れられた。UFOから牛をさらわれないように護衛する、キャトルミューティレーションを大きく意識したボーナスステージが有名。
  • あっかんべぇだぁ~
    • 1995年リリース。コミカル版インベーダーというべき存在。パロディ演出を多く取り入れている事から、タイトー版パロディウスとも呼ばれる。

主な要素

  • 原則的に上記5作の忠実移植収録のみのソフトであり、本作ならではのオリジナルインベーダーは特に収録されていない。
  • また、ゲーム選択画面で軽くゲーム紹介がされる以外は、特に資料設定集のようなサプライズは存在せず。
  • ゲーム画面を家庭用向けの横配置か、PSPの縦持ち画面に準じた縦配置のどちらかにする事が可能。
  • 『MJ-12』と『あっかんべぇだぁ~』以外のゲームは、コイン投入の再現もされている。
  • 一人プレイ専用で、二人プレイの再現はされていない。原作では二人同時プレイが可能だった「MJ-12」「あっかんべぇだぁ~」も残念ながら一人プレイ専用となってしまった。

総評

  • ゲーム自体の移植度は高く、携帯機で遊べるお手軽さは美味しいものの、時代的に考えると収録ゲームの数が寂しく、二人同時プレイもできなくなっているなど、残念な部分も目に付いてしまうところ。
    • どうせなら家庭用インベーダー(『復活の日』など)も収録して欲しかったという声も多い模様。
  • また、『リターン~』『MJ-12』『あっかんべぇだぁ~』はソフトパッケージ裏にて「初移植」としてアピールされているが、どの作品も後のPS2版タイトーメモリーズシリーズにも移植されしまい、若干希少価値が薄れてしまっている。とはいえ携帯機としては未だにここでしかプレイできないので、希少価値が無くなった訳ではない。
  • 後にPSPにて『タイトーメモリーズ ポケット』がリリースされるが、本作の存在を考慮してか、あちらには本作の収録ゲームは一切収録されていない。よって本作とタイメモPを2つとも入手しても収録作が被る事は無い。
  • 本作はベスト化などの低価格発売はされていないが、意外と中古でお値打ち価格として売られている事が多いので、コレクターズアイテムとして入手してみては如何だろうか。