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INTERACT PLAY VR - (2012/05/05 (土) 04:19:35) のソース

*INTERACT PLAY VR
【いんたらくと ぷれい ぶいあーる】
|ジャンル|電車内リアルタイム3Dインタラクティブ強制愛撫ゲーム|
|対応機種|Windows 95~2000|
|発売元|ILLUSION|
|開発元|Dreams|
|発売日|2001年8月24日|
|定価|8,800円|
|レーティング|ソフ倫:18歳未満禁止|
|ポイント|3D痴漢ゲームの祖とも言える存在&br()リアルタイム描画のマイルストーンとも&br()ただし薄いのが…&br()この作品が後のあの問題作に繋がっていく|
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#center{&size(20){''本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}}
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#contents(fromhere)
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*概要
ILLUSIONが2001年に発売した陵辱ゲーで、ILUUSIONにとって大きなターニングポイントとなった作品であると言われている。~
なお、今作の開発はILLUSIONではなく、当時株式会社アイワンがILLUSIONの他に幾つか抱えていたブランドの一つであるDreamsが担当しており、~
ゲーム的には同ブランドが2000年に発売した『INTERACT PLAY』の続編にあたる。ちなみにこちらの評価はあまり高くない。~


*ゲーム内容・システム
-このゲームの柱となっているのが「3カンモード」で、その間々にテキストが挟まる形でシナリオが進行していく。ではその3カンモードについて説明していく。
--視姦モード
---電車を待っている女の子を接近・観察するモード。カメラは360度回転できるが、女の子を正面から見すぎるとゲームオーバーになる。
--痴漢モード
---電車内の女の子に悪戯するモード。特定ポイントにカーソルを持っていくと性感ポイントが表示され、その状態で左クリックしたままマウスを動かすと「揉む・触る・舐める」などのコマンドが実行でき、女の子を愛撫する。制限時間つき。
---痴漢モード中はEcstasy・Resistanceという二つのゲージが表示されており、それぞれ女の子の快楽値と抵抗値を表しており、快楽値がMAXになれば次の段階へ進め、抵抗値がMAXになるとゲームオーバーとなる、ただし抵抗値は「脅す」コマンドで下げることができる。
---痴漢モードは各キャラ4段階あり((ただし4段階目はすぐ終わるので、実質的には3段階である。))、段階ごとに女の子の露出が多くなる((普通→下着が露出→胸が露出→パンツを下ろした状態、というのが基本。これは服を切り裂くことで段階移行をしているため。))。4段階目が終わると強姦モードとなる。
--強姦モード
---その名の通り女の子を陵辱するモード。こちらは痴漢モードとは違い時間無制限。
---各キャラ2段階のステージがあり、1段階目で体位を決定し、2段階目で本格的な陵辱となる。ちなみに1段階目で特定ポイントにカーソルを持っていくとキャラごとに設定された特定パーツを外すことができる。
---2段階目ではまず体の特定部位に発生するMOTIONポイントをクリックすると行動ポイントが表示され、マウスのボタンを押したままポイントを選択すると行動体性に入る。
---その状態で画面右上にあるMOTIONコマンドをクリックしたまま動かすと行為を開始する、というのが基本的な流れ。
---画面左下にあるMy Ecstasyゲージが貯まれば次に進める。
--強姦モードが終わるとムービーとテキストが挟まった後、次のキャラに移りまた……という風な繰り返しでゲームは進行していく。

-攻略キャラクターは5人
#region(攻略キャラクターは以下の通り)
-伊勢崎遥
--優等生っぽいメガネっ娘。寝坊をし、いつも利用する電車に乗り遅れ、主人公の毒牙にかかることになる。
--Hシーンで脱衣可能なパーツはメガネ。
-赤木愛美
--病弱なお嬢様。遥が陵辱される場面を偶然目撃してしまい、主人公に狙われる。
--Hシーンで脱衣可能なパーツは帽子。
-北本麻矢
--武道の心得がある元気っ娘。親友である愛美の仇を討とうとするが……。
--Hシーンで脱衣可能なパーツは靴下。
-桐生洋子
--愛美と麻矢の担任である女教師。自分が狙われていることを利用し、自らを囮に主人公を捕まえようとするが……。
--Hシーンで脱衣可能なパーツはストッキング。
-羽尾根雅
--洋子が護衛として雇った女探偵。男装をしている。
--Hシーンで脱衣可能なパーツは帽子。
#endregion

*評価点
-綺麗な女の子のモデリング。
--レベル的にはPS1末期~PS2最初期程度で、そのくらいのグラフィックでもいけるのであればまだまだ現役。
--また今作の女の子はどちらかといえばゲーム・アニメ寄りのモデルになっているため、最近のILLUSIONゲームに見られるリアル寄りのモデルと比べ「こっちの方が好き」という声も。
-簡単な操作と良好な操作性
--操作は全てマウスで行うので、操作量は少ない。
--操作性もよく、マウスの動きがダイレクトにゲーム内に伝わっている。
-反応し、リアクションする女の子
--痴漢モード・強姦モードにおいて女の子は体を動かす・台詞を言うなどして主人公の愛撫にリアクションする。これがプレイヤーの加虐心をくすぐった。
---現在では当たり前のように思えるかもしれないが、そういうゲームが少なかった2001年当時これは非常に画期的なことだった。
---台詞だけならば2Dの痴漢ゲームでもあったのだが、3Dとなり台詞に動きを加えることでよりリアルな表現を可能にしている。
---「下着の中に手を入れる」といった2Dでは表現しにくい動作も再現している。
--また、愛撫の際のマウスの動きがゲーム内の主人公の手や下の動きとリンクしており、それを強くするとEcstasy・Resistanceが上昇しやすくなっており、この辺もプレイヤーの心を刺激する。
-ムービー
--ハイクオリティ動画エンジンBOXER NCによるムービーは綺麗で、よく動く。これも評価していいだろう。

*問題点
-ゲーム内容の薄さ。今作の問題点はこれに尽きる。
--やることが少なく2、3時間程度でクリアが可能。
---各キャラとのHシーンは痴漢、強姦それぞれ一回のみ。
--痴漢モードの難易度は非常に低い上、制限時間も多いので、きちんと説明書を読んで操作方法さえ把握しておけば初見でも楽勝でクリア可能。
---痴漢モードでキャラを弄くって楽しもうとしても制限時間がジャマになるというジレンマを持つ。
--痴漢モードで触れる部分が少なく、強姦モードでもやれるとこは多くなく、自由度は低め。
--ILLUSIONのゲームにありがちなことだが、シナリオはあって無いようなもので、かなり簡素。

*総評
フルプライスゲームにあるまじき薄さという欠点こそ抱えているが、3Dの女の子を弄くるゲームとしての完成度は非常に高く、その手の好事家からの評価は未だに高い一本。~
この作品を機に、ILLUSIONはリアルタイム描写の3Dゲーム開発を主軸に据えており、ILLUSIONにとってターニングポイントとなったゲームであるといえ、他社のブランドにも大きな影響を与えたであろうことは想像に難くない。~
発売から10年が過ぎた現在でも、競合他社が3Dの痴漢ゲームを発売するとその比較対象として名のあがることが少なくなく、ユーザーの間でこれから先も語り継がれるタイトルであろう。~

*余談
-現在Win版は既にロットアップしているが、DVD-PG版が発売されており、入手はこちらの方が簡単である。
--ただし、直接動かすことに意義のある今作のゲーム性と、あくまでも映像媒体であるDVD-PGとの相性は悪く、今作の魅力を若干ながら削いでしまっている。そのためできるならばWin版の入手を薦めたい。
-今作のコンセプトを引き継いだ後継作が、あの『レイプレイ』である。((ただし、直接の続編というわけではない。))
--レイプレイには今作の柱であった三カンモードをそれぞれ発展させたものが実装されている上、今作のBGMもいくつか流用されている。
---レイプレイが事件の後始末において発禁になったの対し、基本コンセプトがほぼ同じである今作がいまだに発売され続けている((ただし、あくまでもDVD-PG版である。Win版はレイプレイ事件の時点でロットアップしていた。それでも中古店からも抹消されているレイプレイとは違ってこちらは普通に中古店の店頭に並んでいる))のは流石に…。
--また今作の攻略キャラである洋子とレイプレイの攻略キャラである桐生夕子は姉妹である、という裏設定があるとファンの間でまことしやかに囁かれている。
---根拠となっているのは、ILLUSIONの公式サイト内のレイプレイのコーナー内で「夕子には洋子という妹がいる」ということを示唆した内容のSSが公開されていたということなのだが、レイプレイ事件後にそのコーナーが削除されたため、現在はその内容を確認することはできない。
---今作とレイプレイとではモデリングが違いすぎるので見比べて判るというものではなく、根拠となるSSも現在確認できないが、ファンサービス的なものと考えれば全くないという話ではないだろう。((実際、ILLUSIONのゲームにおいて異なるゲームタイトル間で同じ名字を持つキャラが登場する例は極めて少ない。))
-後年発売される『SEXYビーチシリーズ』にて今作の攻略キャラのうち『2』で洋子が、『3』では愛美と麻矢((麻矢はキャラ追加ディスクでの登場。))がそれぞれ他作品のILLUSIONヒロインとともに客演を果たしている。

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