*RAFFLESIA 【らふれしあ】 |ジャンル|シューティング| |対応機種|アーケード| |発売元|セガ・エンタープライゼス| |開発元|コアランドテクノロジー| |稼働開始日|1986年| |判定|なし| **概要 -縦画面縦STG。薄気味悪い顔が表示されているタイトル画面が印象的。映画『ブレードランナー』のテーマに酷似したメインBGMも特徴。 **システム -ショットボタンでショット。連射ボタンを押す事でエネルギーを消費して連射する事ができる。 --エネルギーは道中出現するアイテム『ティアドロップ』を入手する事で回復。 --ステージクリア時、エネルギー残量に応じてスコアが獲得できる。次のステージや、ゲーム開始時。ミスした後の復帰時はゲージは規定量までリセットされる。 --通常ショットは画面内に3発までしか表示できない制限があるが、連射ボタンでの連射はその制限が無い。 ---連射ボタンで発射される弾は通常ショットと同じなので、通常ショットと織り交ぜる事はできない。通常ショットが画面内にある状態でボタンを押すと、連射は通常ショットが消えるまで3発の制限を受ける。 -各ステージに登場する花の名前がついたボスを撃破する事でステージクリア。ラストボスのラフレシアを倒すとゲームクリアになる。 **特徴 -見る者を不安にさせるデザインの敵グラフィック、かつそれに見合った陰湿で殺意まんまんな動きをする敵からは、世界観を感じさせる。 --ブレードランナーに酷似したテーマ曲もプレイヤーに不安を与える。ゲーム内容と曲の相性は良い。 -その執拗で陰湿な敵の攻撃で難易度は高い。 --自機の動きが遅めなのも要因に拍車をかけている。ただ、数あるSTGの中から飛びぬけて難しいわけではない。 -やはりBGMが問題なのか、移植はされていない。 **総評 気味の悪い敵と、それに見合った殺意・敵意を感じる敵の動きが印象的なゲーム。ゲーム内容も飛びぬけた長所は無いが、さしたる欠点も無いので十分遊べる。システムも非常に単純な本作だが、大変記憶に残りやすいゲームである。それが、子供に植え付けられたある種のトラウマだとしても。