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コラムス - (2016/02/15 (月) 08:21:29) のソース

//「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。
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//修正されたようなのでCO
//↑下の方にある『SEGA AGES 2500シリーズ Vol.7 コラムス』の方は良かったのでしょうか?「原作を元にしたリメイク作品。」の一文しか書かれておらず、元と何が変わったのかさっぱりわからない状態ですが…。
*コラムス
【こらむす】
|ジャンル|パズル|&image(http://vc.sega.jp/vc_columns/package.jpg,height=160)|&image(http://vc.sega.jp/vc_columns/04.gif,height=160)|
|対応機種|アーケード|~|~|
|発売・開発元|セガ・エンタープライゼス|~|~|
|稼働開始日|1990年|~|~|
|プレイ人数|1~2人|~|~|
|判定|なし|~|~|
|ポイント|落ち物屈指の難易度|~|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
『[[テトリス]]』の大ヒットによって落ち物パズルブームが誕生。~
アーケード版が訳合って裁判沙汰になったため、ブームに乗り遅れまいとセガが開発したと思われる落ち物パズルゲームである。

**特徴
-1レバー2ボタン式。
-ループゲーム。ミスしなければカンストまで延々続ける事ができる。

-画面上部から様々な色の宝石が三つ縦に連なって(横にはならない)降りてくる。
--レバーで左右及び落下速度を操作。ボタンは連なった宝石の順番を切り替えるのに使用する。
---下から赤・青・緑の宝石がボタンを押すと青・緑・赤の順番に切り替わる。
--宝石は縦・横・斜めいずれかに同じ色が三つ並ぶと消滅する。
---上に乗っていた宝石は真下に落下する。それにより連鎖消しが成立すると、スコアは高くなる。
--一定の条件を満たすと、着地地点にある色の宝石を全て消す魔法石が出現する。
---魔法石を使って一気に連鎖を狙う事も可能。宝石に落とさずフィールドに直接落とすとボーナススコア。
--フィールドは横6縦13の78マス。最上部まで宝石が積みあがるとゲームオーバーになる。

**問題点
-対戦機能がない。延々消して行くモードのみ。
-落ちてくる宝石は縦3つだけ。個数を考えるとフィールドはやや狭い他、一度積み上がったフィールドを挽回するのも厳しいため難易度は高い(これができるならぷよぷよやテトリスなど楽勝と言われるほど)。~
このゲームと渡り合うには兎にも角にも斜め消しをマスターできるかが全て。
-BGMは暗く印象的ではあるのだが曲数が少ない。

**評価点
-斜め消しのパターンを熟知すれば、大量連鎖を組み上げていく楽しみを味わうことができるようになる。魔法石も「一発逆転」の実感を与えてくれることだろう。
--ぷよぷよやテトリスと違い、無回転という縛りプレイのもとにプレイすることも可能。
-降りてくる宝石は見た目に違わず鮮やかで煌びやか。エスニックや古代フェニキアをモチーフとした世界観がそれを上手く引き立てている。

**総評
セガのアーケード版の落ちものパズルゲームの系譜としては、国民的ゲームともなったテトリスとぷよぷよに挟まれ、知名度と難易度はどちらもこの二つより厳しいと言わざるを得ない。~
一つのゲームとしてみた場合もボリューム不足という難点がどうしてもついてまわるが、根本にあるパズルとしての完成度は高い。~
稼働から25年以上経った今でもゲームセンターで時々見かけることがある。パズルに興味と自信のある人は試してみると良いだろう。

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**家庭用移植
ここでは初代『コラムス』の移植を表記する。

-メガドライブ版(1990年6月30日、セガ・エンタープライゼス)
--2006年12月2日にてMD版がWiiのバーチャルに配信されている、要600Wiiポイント。
-ゲームギア版(1990年10月6日、セガ・エンタープライゼス)
--2012年8月8日に3DSでVCが配信された。3DSVCで初の通信対戦に対応している。
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-PCエンジン Huカード版(1991年3月29日、レーザーソフト(日本テレネット))
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-スーパーファミコン版(1999年8月1日、メディアファクトリー)
--ニンテンドウパワー書き換え専売ソフト。すでにNPは書き換えを終了しているので、中古でもない限りは入手不可能。

-オムニバスとして1997年10月30日発売のセガサターンソフト『SEGA AGES コラムス アーケードコレクション』にアーケード版が移植収録されている。
--本作のほかに『コラムスII』・『スタックコラムス』・『コラムス'97』を収録

セガ純正(他社開発のぷよぷよなどは除く)ソフトとしては、セガ・任天堂・NECの当時の家庭用3大ハードで発売された最後のソフトとなった。以降ドリームキャスト末期になるまでセガ純正ソフトの他社への移植がほぼ途絶えることになる。((セガ開発・発売のシリーズ作品で2000年7月にゲームボーイで「サクラ大戦GB 檄・花組入隊!」(発売:メディアファクトリー)。アーケードの移植作品としては2002年にゲームキューブでセガが「バーチャストライカー3 Ver.2002」が参入するまで他社ハードのセガ作品は途絶える。))

**PC用移植
いずれも初代『コラムス』
-PC-9801版(システムソフト)
--宝石の種類の増減で3段階の難易度が選べ、BGMも3種類(とBGM無し)から選択可能。
--更にCPUとの対戦も可能と追加要素は豊富だが、PC98故にグラフィックが16色になっている。
-MSX2版(日本テレネット)
-Windows版(メディアカイト)

**続編
続編で本作の難点は次々と解決されていく。
-『コラムスII』 エンドレスが廃止され、代わりに予め設置された点滅する宝石の全消が目的のモードと二人対戦モードを導入。消してしまうと段数が少なくなる骸骨の存在などにより難易度が更に高い。
-『スタックコラムス』 対戦がメインの作品。攻撃ボタンの追加により任意のタイミングでの攻撃が可能になったが、後攻が超有利。
-『コラムス'97』 アーケード高難度化の時期に出たためか、スピードの上がり方は凄まじい。スコアではなく消去ジュエル数とレーダーチャートでの評価で、演出も最も綺羅びやか。
-『サクラ大戦 花組対戦コラムス』 大きく発売時期を空けてのリリース。
-『ジュエルペット ~キラキラ魔法の宝石箱~』 対象ユーザー年齢層をグッと下げたが、TCAGと組み合わせたこともあり敷居は高く見られた模様。
//どうもセガはこのゲームをもてあましているようだ。←個人的感想

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*SEGA AGES 2500シリーズ Vol.7 コラムス
【せがえいじず2500しりーず ぼりゅーむ7 こらむす】
|ジャンル|パズル|&amazon(B0000DZ0V1,image);|
|対応機種|プレイステーション2|~|
|発売元|3Dエイジス|~|
|開発元|シムス|~|
|発売日|2003年12月18日|~|
|定価|2,500円|~|
//|プレイ人数|人|~|
|判定|なし|~|
//|ポイント||~|
|>|>|CENTER:''[[SEGA AGESシリーズリンク>SEGA AGESシリーズ]]''|

**概要(2500)
初代作準拠のモードと、アレンジモードを収録。PS系列ハードで唯一リリースされたコラムスがこれ。
//アレンジモードは『'97』『スタックコラムス』を元にしたCPU対戦があるが、シナリオ・キャラ要素が蛇足となっていて評価は芳しくない。当時のセガエイジスシリーズの例に漏れ無い誰得要素。3D描画された宝石も『'97』と比べて劣るといわれる。
//←具体的にでるまでco。このゲームのリメイクのどの点がよろしくないかなど。
初代モードでの原作の雰囲気はそれなりに再現してはいる。