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ジャッキーチェン - (2015/06/09 (火) 05:05:36) のソース

//「クソゲー扱いされやすい名作・良作カテゴリ廃止」に伴う仕分け議論にて、ゲームカタログ移転が決定しました。
*ジャッキーチェン
【じゃっきーちぇん】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|PCエンジン&br()ファミリーコンピュータ|~|
|メディア|【PCE】4MbitHuカード&br()【FC】2MbitROMカートリッジ|~|
|発売元|ハドソン|~|
|開発元|ナウプロダクション|~|
|発売日|【PCE】1991年1月18日&br()【FC】 1991年1月25日|~|
|ポイント|ジャッキーである必要無し|~|

**概要
-ジャッキーが、悪の大妖術師無常童子にさらわれた恋人の明鈴(メイリン)を助けに行くという設定のサイドビューアクションゲーム。全5面。
--PCE版とFC版が発売されており、敵の配置や構成が一部違う他は、操作も含めてほぼ同じ。
--ただしFC版は容量問題のためか、一部の場面や曲がカットされている。

**基本システム
-十字キー+2ボタン(攻撃、ジャンプ)で操作。基本的な攻撃はパンチ、しゃがみキック、ジャンプキック。
-アイテムボックスの役割のカエルを攻撃すると、ライフが2メモリ回復するラーメンや、↑+Bボタンで回数制限はあるが通常攻撃より強力な後ろ回し蹴り、旋風脚、昇龍脚、回転攻撃を繰り出す事が出来るアイテムが出る。
--特殊攻撃はいずれも通常攻撃の2倍の威力があるので、耐久力のある敵やボス戦において非常に有効である。
-Bボタン押しっぱなしでこれも制限回数はあるが「発勁」という波動拳に似た飛び道具を出せる。
-残機の概念は無く、敵や敵の攻撃、トラップに触れると減少する。ライフが全て無くなるとゲームオーバー。
-特定の場所を通過すると鈴が出現し、取るとボーナスステージに行ける。成果によってコンティニュー回数の増加、ライフ回復、発勁の回数回復のメリットが得られる。

**評価点
-操作性は軽快で、BGMの出来も良い。

**問題点
-理不尽な難易度というわけではないが、ジャッキーの攻撃判定は小さめでリーチも短く、敵に攻撃を当てる間合いにやや慣れが必要である。
-ボス敵は特定の方法以外でダメージを与えられず、道中のギミックにも一癖あるものが多いので、自分なりのパターンを構築しなければクリアすることは出来ない。
-そして最大の問題点はジャッキーチェンの存在意義である。
--ジャッキーチェンという設定はほとんどゲーム中に生かされておらず、ほぼ無意味である。そもそも当時ジャッキーと提携していたハドソンが「せっかくだから何か作ろう」ということで制作されたゲームなので「あのジャッキーチェンがゲームになった!」ことで十分なのではないか?