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牧場物語 ふたごの村 - (2017/08/23 (水) 19:47:33) のソース

*牧場物語 ふたごの村
【ぼくじょうものがたり ふたごのむら】
|ジャンル|ほのぼの生活ゲーム|&amazon(B0033WTK4Y)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|メディア|1024MbitDSカード|~|
|発売元|マーベラスエンターテイメント&br()(現: マーベラスAQL)|~|
|開発元|トーセ|~|
|発売日|2010年7月8日|~|
|定価|5040円|~|
|ポイント|強制スローライフ|~|
|>|>|CENTER:&color(black)''[[牧場物語シリーズリンク>牧場物語シリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
牧場でのんびりと農業や酪農を楽しみながら恋愛をする、『牧場物語』シリーズの第25作目。今作では、牧畜が盛んで洋風な雰囲気の「ブルーベル村」と、農業が盛んで和風・オリエンタルな雰囲気の「このはな村」の二つの村が舞台となり、主人公はどちらかの村に住み牧場を経営することになる。

**ストーリー
「どこに住もうかな?」 牧場経営を夢見る主人公は、足取りも軽く、この地域へとやってきました。 動物がたくさん住んでいる自然豊かなその山の 左右のふもとには2つの村があり、 ひとつはどうぶつがたくさんいる村、 もうひとつはいろんな作物がたくさん育っている村があるところでした。&br()
「どっちの村がいいかな?」 そう考えて歩いていると、山頂の道の真ん中で2人の住人が 大きな声でケンカをしています。 1人は長いコートと帽子をかぶった老紳士。 もう1人は赤い布地に細かいししゅうのある服を着た女性で どちらも異なる土地の住人のようです。&br()
主人公はケンカの間に割って入って2人をとめようとします。 そして、とりあえず自分たちがここへ来たいきさつを伝え いい土地がないか聞くと、2人の村長は「自分の村に来い!」と お互いの村へ主人公を連れていきます。&br()
村を案内されるその間もケンカしっぱなしの2人でしたが、 村の住人達は「いつもの事」と見てみぬふり。 「大昔は村同士仲がよかったのにな・・・。」 どうやら何か訳ありの様子。 主人公は自分に出来る事を探しながら、いつかは そんな村同士の関係を昔のような仲のいい関係にもどすことを 夢みるのでした。(wikipediaより)

**特徴
-ふたつの村を選択できる
--概要で挙げたように、主人公はふたつの村のどちらかに移住し、牧場生活を営むことになる。
--「ブルーベル村」では酪農が盛んなだけあり、畜舎のサイズが大きく、たくさんの牧畜を飼えるものの、耕すことのできる畑の範囲は狭い。
--一方「このはな村」では正反対で、畜舎はあるもののあまり数を飼えない代わりに、畑の面積が広く、農業に適した土地になっている。
--ふたつの村は自由に行き来することができ、引越しも可能な上、条件を満たすともうひとつの牧場も使用できるようになる。

-「おつかい」システム
--いわゆる「クエスト」であり、住人から毎日様々な依頼が掲示される。主人公は好きな依頼を受け、期限までに指定されたアイテムを届けることができると、お礼のアイテムがもらえる。毎日の牧場生活に目的要素を足すことができ、ダレにくくなった。
--過去のシリーズ作品ではGBC『GB3 ボーイミーツガール』にて農協の依頼窓口で依頼を受ける事が出来たが、基本的に無個性だった農協に対して本作での「おつかい」は住民からの依頼で、内容もそれぞれ住人の個性が現れている事から各種キャラクターの掘り下げにも繋がっていたり、上位ランクでも下位の依頼を受ける事が出来る様になっている等、システム自体も過去作品から順当にグレードアップしていると言えるだろう。

-進化した「おきがえ」システム
--要するに「コスチュームチェンジ」。片方の村に引っ越したり特定のおつかいをクリアする等をすると新しい衣装を手に入れる事が出来る。
--これまでの作品では『forガール』版の追加要素として存在していた関係で女性のみが利用出来た要素であったが、本作では男性側でも利用可能になり、PS『ハーベストムーン』時代から続く女尊男猥の流れからようやく脱却出来たと言える。
--加えて、従来のコスチュームチェンジでは特に効果が無くプレイヤーの気分転換程度しか役割が無かったが、本作では特定のキャラクターの専用台詞を見られたり、「愛情度が上がりやすくなる」「着た状態で寝ると翌日の天候が必ず晴れになる」というような特殊効果を持つ物も存在。

-アイテム合成
--本作では新たに『コロボックルステーション』における「魔女さま」に相当するキャラクターの「賢者さま」の家で作物や料理など様々なアイテムを組み合わせて新たなアイテムを合成で作成する事が出来る様になった。
--合成で作成可能なアイテムは「つかれとーる」等の薬類や「水ひりょう」といった特殊な肥料など様々で、いずれも素材集めこそ非常に大変だが牧場生活の大きな助けになるだろう。

-新しい動物の登場
--家畜としてアルパカ、ペットとして大犬、フクロウが飼えるようになった。
--アルパカは羊とほぼ同様だが、愛情度が低い状態だとプレイヤーの姿を見ると一目散に逃げてしまったり、命令を無視してピョンピョンと跳び跳ねたりと、これまでの家畜とは異なる癖のある挙動が特徴的。
--大犬は愛情度が上がると牛の放牧を手伝ってくれる。フクロウは、ふたつの村の真ん中である山頂から、どちらかの村へワープ移動してくれる役割を持っているのだが、後者は練り込み不足気味な点も多い(後述)。
---なお、本作では犬の種類の細分化により、前作から続投している子犬はアルパカと羊の放牧担当に変更されている。

-通信畑
--山頂にある女神さまの泉に飛び込む事で利用する事が可能な本作の通信要素。
--基本的には過去作における「温室」同様に各種「太陽」系アイテムを使用する事により、季節に関係無く作物を育てる事が出来るが、本作の場合は「通信畑」の名称通りワイヤレスやWi-Fi通信に対応していて、料金を貰うor払う事によって、自分が育てた作物をあげたり通信相手側の作物を貰ったりする事が出来る。
--加えて、前作にも存在していた、大きな看板に好きなイラストを描く事が出来る機能も続投しており、通常の畑と棲み分けられた事によって、自己アピール要素としても更に磨きが掛かったと言える。
--ちなみに、通信畑自体は通信に繋げなくても利用出来るが、この場合は育てた作物が収穫出来ず観賞用の畑に変化する事から、従来の「温室」同様の使い方は出来ない。

-その他
--前作までの「すてき」系アイテムは農具に付加する事でパワーアップさせる効果であったが、本作では[[全て集めると願いが叶う>ドラゴンボールシリーズ]]効果に変更された。
--農業関連では『キミと育つ島』で登場した米を育てられる「水田」が復活した他、従来作では釣った魚を溜めるだけだった池に数を増やしたり魚のエサを与える事で品質を向上させる機能が追加された「養殖」、裏山で採れるハチの巣を使用しハチミツを採取する「養蜂」が追加。

**評価点
-快適になった農業
--今までの牧場物語では、畑に水をやる範囲はジョウロの性能に左右されていたが、今作では、耕す際に畝(うね)を作ることができる。畝で畑を繋げると、その範囲内に一度で全て水をやることができ、水やりの効率がアップした。
---その代わりなのか、本作でのジョウロの強化は水の容量程度になっているのが少々残念か。
--関連して、相変わらず水やりが1日に2度行えるようになる仕様が存在している事で、作物の栽培に関しては携帯機シリーズの中でも最も快適とも言える。

-快適な「荷馬車」
--本作では「荷馬車」を引いて馬に乗ることもできるようになった。
---馬車はいわゆる「倉庫」にあたり、それぞれ容量や品質保持能力が異なる他、「荷馬車」は基本的にどこでも持って行ける上にページ数も増設出来る為か、本作では持ち物の所持数制限に左右される事が少ないと言える。
---荷馬車のバリエーションも、普通なデザインの物から御神輿や獅子舞、果てはニワトリ型メカにUFOと様々で、性能が上位になる程スタック可能なアイテム数が多く保冷機能も高くなる。%%御神輿といい、UFOといい、牧場生活と全く関係無いだろ!と突っ込んではいけない。%%
---加えて、乗馬中は荷馬車と馬の相性によっては移動速度もダッシュ並に増加する為、Lダッシュがきつい本作においては多くのプレイヤーの助けになるだろう。
---反面、本作の馬は愛情度設定が無い事から、前作の様におやつを上げたりブラシをかけるという行為が完全なる無駄な行為なのが否めず、本作における「馬のおやつ」は主に住民へのプレゼント専用アイテムに役割が変わったとも言える。

-牧畜・ペット関連
--本作で新たに追加された家畜の「アルパカ」は前述の通り羊と被っているものの、獲得可能な「アルパカの毛」は羊毛以上の価値で出荷出来る事や、個性的で癖のある挙動が上級者を中心に話題を呼ぶ事になり、マンネリ気味だったシリーズにおける牧畜に新風を吹き込んだ言っても過言では無いだろう。
--また、「大犬」が飼える様になった点も、放牧可能な動物の種類が細分化された事もあってか、飼っている種類にもよるが大量の家畜を放牧させる事が出来て好評。

-山遊びが楽しい
--シリーズでもおなじみの山だが、今作はマップがかなり広い。
--いくつかの遊びの要素がある他、虫や魚、キノコや野草など様々なアイテムを収集できる。
--また、野生動物も住んでいて、仲良くなることも可能。
--四季の移ろいと共に景色を変えていく山のグラフィックは美麗。

-BGMは良好
--季節ごとのBGMや各村ごとのBGMは雰囲気も良く、クオリティが高い。
--また、過去シリーズの楽曲も少数ながら収録されているファンサービスも。

-恋愛関連
--結婚候補達とデートイベントができるようになった。キャラごとにできる曜日・時間が決まっていて、条件が合うと、キャラを誘って出かけることができる。行先にもキャラの好みがあり、それぞれ好感度が増減する。
---ただし、イベント自体が一言二言程度の会話で終わってしまう淡白なのが難か。
--他、過去のDS作品『キミと育つ島』及び『キラキラ太陽となかまたち』で登場し正当派ヒロインという事もあってか人気を博していたものの、結婚が出来ずイベント止まりだったキャラクター「アリエラ」も本作で復活した他、特定の条件を満たす事によって結婚が可能になったのも、彼女との結婚を待ち望んでいたファンから歓迎される事になった。

-バグらしいバグが存在しない
--一時期、牧場物語シリーズを乱発していた頃は、どの作品にも大きめなバグが存在していた。しかし本作発売の頃は、一本の作品を丁寧に完成させる事にシフトしており、通常プレイしていてバグに遭遇することは少ない。
--ただし皆無という訳ではなく、アイテムが消失してしまうバグが本作にも存在している為、発生条件を事前に確認しておくことを推奨する。
--ただ、このアイテム消失バグは不要アイテムを削除するような使用方法もでき、他にもアイテムを増殖させることができるバグもあるなど、有用な面も多少はある。

**問題点
-料理対決
--メインシナリオを進行する為には、毎週の料理大会に参加することが必要になる。観戦か参加を選ぶことができ、参加し勝利すると村同士の好感度が上昇し、一定値を超えるとシナリオ進行フラグが立つ。
--問題は、毎月同じ料理対決をする事になる点。お題目のジャンルが違う程度で、やることは料理を作って持っていくだけ。品質が高いほど有利になるが、3人のチーム戦な為、結局は他のメンバーによる部分も大きく、勝利は確定されない。

-Lボタンダッシュの仕様
--移動の際、ダッシュはLボタンを押し続ける必要がある。押しにくく、指が疲れる上、Lボタンの不良も懸念される。
--ただ、本作ではLボタンを使わずにダッシュと同様の速度で移動出来る乗馬が存在している事から、移動不可能なエリアこそ存在するが、そこまでLダッシュに頼る必要が無いのが救いか。

-スローライフの強制
--メインシナリオである、「ふたつの村の対立の解決」は、毎週のイベントである料理対決を行うことで進行する。
--ある程度料理対決をこなすと、イベントが次の段階に進行するのだが、進行させる為には「毎月1日に掲示される、特別なおつかい」を受注しクリアする必要がある。
--どんなに急いで効率的にプレイしても、このおつかいを受注しクリアしないとシナリオが進行しない。
--その他、家や牧場の増改築、道具の改造等、生活の幅を広げる要素も、この「毎月1日のおつかい」にて掲示される上、目的のおつかいが出てこない月もある。条件の厳しくクリアできないおつかいが出てきてしまい、欲しかったおつかいが出て来なかった場合、1ヶ月を待つ必要があり、非常に冗長。
---本作では前作で好評だったメーカー小屋も続投しているのだが、今作では増築1回につき1ヶ月も要する為か利用までのハードルが非常に高くなり、特に作物の品質の改良に種メーカーの利用が必須な作物中心のこのはな村サイドではこの点が足かせになってしまう。~
また、酪農中心のブルーベル村サイドでも増築まで時間が掛かりすぎると、''肝心のメーカー小屋が完成する前に家畜が寿命を迎えてしまう事があったり''、主にデザート関連の料理のレパートリーも激減してしまう事も。
--ユーザーペースの進行スピードに制限が課せられているため、「強制的スローライフ」になってしまっている。
--また、本作は「実時間1秒=ゲーム内時間1分」であり、メニュー等でも基本的に時間は止まらない為、ゲーム内での12時間が実時間の12分程度に相当する。

-お店の定休日が多い
--通常の場合でも週に2~3回の定休日がある上、イベントの日はお店が開いていない。
--更に「午前・午後の両方とも雨が降る日」も定休日になってしまう。
--一応、お店の種類によっては、定休日では無いサイドの村で買い物を行う手段もあるのだが、全てのお店が対応している訳では無く、商品の品揃えにも運が絡むので安心は出来ない。

-村の間の移動が手間
--山のマップが広いことが裏目に出ていて、ふたつの村を移動する場合、すぐに移動することができない。
--ショートカット要素が解禁されるのはエンディング後であり、物語の決着が付くまではどうあがいても山のマップを通過しなければならない。
---ただ、ゲームのクリア自体は最短でも1年弱程度と比較的短期間で決着が付く為、ある意味本作は某国民的RPGのような「むしろクリアしてからが本番」という、シリーズ内でも珍しいポジションの作品とも言えるかも知れない。

-新ペットのフクロウが微妙
--本作で追加されたペットのフクロウは山の頂上で使用すると各村の入り口まで移動する事が出来るのだが、山の中腹まで徒歩で移動する必要があり、能力の性質との兼ね合いで荷馬車との併用も不可能である事から利用価値が薄く、ショートカット解禁後はその必要もなくなってしまう。
--加えて、犬や猫とは異なり放牧を手伝ってくれず、ブルーベル村の行事の「動物祭」でも対象外という事もあってか愛情度を上げる意義も薄い。~
この為かプレイヤー側からお荷物扱いされやすく、本作のフクロウは最終的に''雑貨屋の商品ラインナップの増加''くらいしか役割が無くなる事に。
---よって、鳴り物入りで導入された折角の新ペットながら、次作以降ではフクロウ自体がリストラされ、結局本作限りの存在になってしまったのは否めない。
--ちなみに過去作品では『GB3』でも鳥類のペットを飼う事ができたが、あちら側では役割が被っている猫と異なり個別イベントも存在せず冷遇気味であった。牧物で鳥類をペットとして飼うのは難しい課題なのだろうか…

-前作から継続している問題点
--会話パターンが多くはない
---場所場所によって違うセリフを言うので最初は結構なセリフ量と思うかもしれないが、種類は少ないため、プレイしていると似たようなセリフを聞くことが多くなる。
---シリーズ大半においては共通する問題点だが、一応前作よりは増えているものの、完全に改善されてはいない。
--「鮮度」と「品質」
---食料アイテムは「鮮度」と「品質」、その他アイテムには「品質」のみが存在する。品質は0.5~5.0までの10段階ある上、食料品は日に日に鮮度が減少していく。
---これらが異なると、スタックされるアイテム枠も別になってしまうため、倉庫の中を同じアイテムが複数枠取ってしまうことが多々ある。
---次回作では、平均の値になる代わりにアイテムをまとめることができるようになり、一応の改善はされた。


**賛否両論点
-前作から廃止された点
--キャラクターボイスの廃止。前作では登場キャラクターの多くに声優によるキャラクターボイスが追加されたが、本作では廃止されてしまい残念がるプレイヤーも少なくは無かった。
--また、前作で出来た2段ジャンプが消滅している点も、アクション性が低下したと嘆くプレイヤーも少なくない。
--通信プレーに関しても、畑のみが継続した関係で前作のバザールのようなゲーム内イベントに参加出来る要素が無く、やれる事が少なくなったとも言える。

-ライバルイベントの消滅
--今までのシリーズでは、ヒロインがライバルと結婚してしまうイベントが存在したが、本作では主人公が結婚する以外、他のキャラは進行上誰も結婚しない。
--一応、結婚相手となるキャラと恋愛のライバルと思わしきキャラの恋愛描写自体は存在するが、ライバルイベント自体が廃止された為、単なる仲の良い友達止まりになってしまったのは残念だろう。

-リアル系に転向したキャラクターデザイン
--前作「風のバザール」がかなりのデフォルメ系な絵柄だったのに対し、本作では頭身が上がり、リアルな体型に近づいた。
--本シリーズでは大抵デフォルメ系のデザインだった事に対し、頭身が高いキャラを苦手に思う人もいる。
--リアル系のデザインは次回作「はじまりの大地」まで続き、更なる次作の『つながる新天地』ではデフォルメ系のデザインに戻った事から、やはりキャラデザに拒絶感を抱いたプレイヤーも少なくはなかった様である。
---もっとも、派生作である『[[ルーンファクトリー>ルーンファクトリーシリーズ]]』で既にリアル系のデザインが採用されていたのだが。
--本作のキャラクターデザインについては『つながる新天地』のインタビューでプロデューサーのはしもと氏が言及しており、「それまでは子供ウケを狙ってデフォルメの絵柄にしていたが、逆に子供からは『絵が子供っぽい』と言われ不評だったから」と説明している。


**総評
雰囲気こそ良いものの、非常にプレイに時間がかかる仕様が多いため、ガツガツとゲームを進行させたいユーザーには不向きである。
ゲーム側での進行制限を気にせず、ゆったりとしたペースで遊び続けることができるか、になるが、すると今度は単調さを感じる場合があり、一概にオススメはしにくい作品である。
毎日少しずつ、ゲームの世界観を満喫しつつ進行できれば、十分に楽しむことができるだろう。

**余談
-本作の公式ガイドブックでは恒例の映画のパロディ満載かつ暴走気味なギャグが特徴の漫画が掲載されているが、マンネリ回避の為か次回作『はじまりの大地』以降は自重傾向で、古参ファンから残念がられているとか。

-酪農メインか農業メインかどちらかを選択出来たり、「馬のカバン」を彷彿とさせる荷馬車、ペットとして鳥類が飼える点等々、本作は過去にゲームボーイで発売された『GB2』『GB3』を彷彿とさせる点も多い事から、ある意味では原点回帰とも言える作品なのかも知れない。