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G.O.D ~目覚めよと呼ぶ声が聴こえ~ - (2013/07/06 (土) 04:09:13) のソース

*G.O.D ~目覚めよと呼ぶ声が聴こえ~ 
【じーおーでぃー めざめよとよぶこえがきこえ】
|ジャンル|RPG|~|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売元|イマジニア|~|
|発売日|1996年12月20日|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
劇団 『第三舞台』主宰・鴻上尚史氏が、製作総指揮を担当したRPG。

**ストーリー
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**シナリオ内容
-プロローグはストーリーの項のように現代を舞台にした"少年のひと夏の冒険"だが、プレイ時間の大半はエイリアンによって壊滅寸前の世紀末状態の世界が舞台になる。
-基本は新しい街に行く→エイリアンの基地に入るには○○が必要→○○を手に入れて基地を叩くの繰り返しでお使い色が強いが、全体のストーリーの流れはしっかりしているためダレにくい
--殆どの国の政治機構が崩壊しておりブレスという組織が自衛と統治を行なっている.各地方必ず長官と博士がおり古き良きSFらしさがある.


**ゲームシステム
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--使用する属性とコスモストーン(経験値)を貯める属性をそれぞれ決められるため、"新しい属性を育てたいのに、属性を変えると弱くなって敵に勝てない"ということが起こらない。
-各地方の土産物として手に入れる「おまんじゅう」を集める(食べていく)と貴重なアイテムが貰える。(DQでいうところの「小さなメダル」)
--基本的に土産物店で購入するかサブイベントで手に入るが、極一部、落ちているものや敵から手に入れるものもある。


**ギャグ・パロディー要素
シナリオは基本シリアスだが、それを打ち消すかの勢いでギャグやパロディーが多い。
-最初のボスである「バットくん」があの手この手を使って主人公にリベンジを果たそうとする。
--まともなバトルになるのは2戦目までで以降はイベントバトルとなる
--基本出オチだが、終盤にはある重要人物とコラボネタを披露したり、意外なアイテムをくれるなど見せ場はある
-セリフや技などにパロディーが散りばめられており、元ネタはCM・マンガ・ゲーム等から節操無く集められている。
#region(パロディーの一例)
-主人公のとくぎが『クロスカウンター斬り』『両手ぶらり斬り』『真白な灰斬り』などどこかで聞いたものばかり
--これらの技はダン・キチという坊主のジムトレーナーからの手紙で覚える
-ネオコウベ(神戸)の住人が「[[ポートピアで殺人事件があったんだってねー>ポートピア連続殺人事件]]」と話す
--しばらくすると「[[オホーツクでも殺人事件があった>北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ]]」ことを教えてくれる
-エイリアンが支配していた宗教を壊滅させた後、教会に行くと再び明かりが点っており「[[カステラ一番~♪電話が二番~♪>http://ja.wikipedia.org/wiki/文明堂]]」と宣うカステラ教に乗っ取られている
-動物園にある看板が「ライオン/好きなもの:サイコロ・恋バナ」「トラ/好きなもの:放浪の旅/特技:失恋」などと書いてある
--その側には看板に集中を削がれて敵にやられたと語るモブが転がっている。そりゃそうだ。
#endregion

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*G.O.D pure 
【じーおーでぃー ぴゅあ】
|ジャンル|RPG|&amazon(B000069T2I)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|イマジニア|~|
|発売日|1998年2月26日|~|
|定価|5040円|~|

**PS版の変更点
-ムービー・イベントの追加
--セリフや演出が追加された他、一部イベントの時期や場所が変更された。
--しかし、シンキロウハウスなどCGが無くなった箇所もある。
-マップの書き直し
--町や村の外観を中心に一枚絵に書き換えられ各地方の雰囲気がより強く感じられるようになった
--だが、室内はSFCとほぼ同じチップマップなのでちぐはぐな感じはある
-バトルスピードの改善・バトルバランスの変更
--味方が使えるサイコの種類が大幅に減った代わりにとくぎが増加している。
--チャクラも各属性の役割が明確になり有用な技も増えた。複合チャクラも極めた属性の組み合わせによって自動で効果が発揮されるよう仕様変更された。
--技によって地割れや焼け跡が残る演出はカットされた

**総評
-著名人が製作に参加・現代が舞台・鬱/バカゲー要素など[[イデアの日]]と共通点が多いが、イデアの日がシナリオの骨子以外で徹底的にバカゲー/実験的要素を詰め込んでいるのに対し,こちらはシナリオ・システムを手堅くした上にギャグ/パロディーを散りばめている。

**余談
-最終盤明らかになる「ある真相」が[[某世代交代RPG>俺の屍を越えてゆけ]]の真相とほぼ同じである。

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