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イナズマイレブン ストライカーズ - (2016/10/11 (火) 00:02:27) のソース

このページでは、『イナズマイレブン ストライカーズ』、『イナズマイレブンGO ストライカーズ 2013』の2作を紹介しています。~
|>|>|CENTER:''[[イナズマイレブンシリーズ]]''|
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#contents
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*イナズマイレブン ストライカーズ
【いなずまいれぶん すとらいかーず】
|ジャンル|超次元バトルサッカー|&amazon(B00567WP28)|
|対応機種|Wii|~|
|発売・開発元|レベルファイブ|~|
|発売日|2011年7月16日|~|
|定価|5,980円|~|
//|プレイ人数|人|~|
//|セーブデータ||~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|判定|なし|~|
//|ポイント||~|
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**概要
イナズマイレブンシリーズの主要キャラクターが登場するサッカーゲーム。~
DSシリーズでの作品と違い、サイドビューで従来のサッカーゲームのような画面、操作となる。~
必殺技にボイスが付き、アニメと同じ字体の必殺技名が表示され、テレビアニメさながらの超次元サッカーが楽しめるのが魅力。~
イナズマイレブンの名を冠しているがDSシリーズとは全くの別物である。

**特徴
-十字ボタンで移動をし、1ボタンでシュート/スライディングを2ボタンでパス/タックルというのはオーソドックスなサッカーゲームと同じである。
-必殺技は画面下部にあるイナズマゲージが最大に溜まっていると使用可能になる。
--シュート技はシュートボタンを長押しすることでキャラクターにパワーが溜まっていき離すと発動、長く押すことで上位の技を使えるようになる。合体技はある程度長押ししてから近くにパートナーとなるキャラクターが来ると発動可能になる。どこでも発動可能だが相手ゴールより遠いと威力が落ちる。DSにあったロングシュートは距離が遠くても威力が落ちないという仕様になっている。
--ドリブル/ブロック技はリモコンを振ると選手を中心にサークルが現れて相手選手が触れると発動。
--キャッチ技はわずかな時間で使用する技を選択する。イナズマゲージが溜まっていなくても発動可能だが、溜まっていればTPを消費せずに使える。
-画面上部にあるゲージが溜まっている状態でAとBの同時押すとヒーロータイムが発動。
--一定時間操作中の選手のスピードが上がり、相手に触れるだけで吹き飛ばすことができる。

#region(登場チーム、キャラクター)

|『イナズマイレブン』|雷門中|
|~|帝国学園|
|~|世宇子中|
|『イナズマイレブン2』|セカンド雷門|
|~|エイリア学園|
|~|カオス|
|~|ダークエンペラーズ|
|『イナズマイレブン3』|イナズマジャパン|
|~|ネオジャパン|
|~|世界選抜|
|~|ダークエンジェル|
|『最強軍団オーガ襲来』|王牙学園|
|オリジナル|ガールズチーム|

-上記のチームに所属していないキャラクターも多数登場する。

-試合をサポートするキャラクターとして監督やマネージャーも。 
--雷門中の響木監督、セカンド雷門・ネオジャパンの瞳子監督、イナズマジャパンの久遠監督、リトルギガントの円堂大介が登場。 
--雷門中の木野秋、雷門夏未、音無春奈、イナズマジャパンの久遠冬花が登場。 
---上記の4人がチームにいる場合、臨時マネージャーとしてゲームのスカウトキャラである大谷つくしを使うことができるようになる。 
#endregion

**ゲームモード
-エキシビション
--あらかじめ用意されたチームやぶしつモードで育成したチームで最大4人での対戦が楽しめるモード。

-部室モード
-オリジナルチームを作ることができる本作のメインモード。このモードでできることは以下の通り。
--たいかい(大会)
---指定された3チームとの勝ち抜き戦をするモード。このモードで勝ったチームのキャラクターのスカウトが可能になる。
---勝ち抜けば選手同士のキズナが上がり、"イナズマポイント"と能力を強化するアイテムが手に入る。
---全ての大会で優勝するとランダムで選ばれた3チームと勝ち抜き戦をする大会が出現する。
--しあい(試合)
---自分のチームとオリジナルチーム以外の好きなチームを対戦させることができるモード。
---勝てば選手同士のキズナが上がり、"イナズマポイント"が手に入る。
--とっくん(特訓)
---選手の能力や選手間のキズナを上げるための特訓(ミニゲーム)ができるモード。特訓にイナズマポイントは不要。
---ぶしつモード中で特訓のみ複数人でのプレイが可。
--チーム
---自分のチームのフォーメーションや編成、名前、エムブレムの変更などが行える。
--スカウト
---大会で勝利したチームや特定の条件を満たして出現した選手を、大会や試合で手に入れたイナズマポイントを消費することでスカウトすることができる。
--アイテム
---イナズマポイントを消費して選手の能力強化アイテムや試合をサポートするアイテムを購入することが出来る。

-トーナメント
--トーナメント戦を行えるモード。

-ミニゲーム
--ぶしつモードでできる特訓を自由に遊べるモード。

-せってい
--ゲーム設定の変更が出来るモード。


**評価点
-テレビアニメさながらの必殺技
--DSシリーズとはシステムは違うが超次元な必殺技の数々は健在。
--DSシリーズとは違いキャラクターをメインキャラクターに限定しているため、全てのキャラクターがテレビと同じように必殺技を出すときに必殺技名を叫ぶ。
---アニメでは技名を喋らなかったキャラも新たに新録されている。モブキャラにも全員セリフがあり(アニメで喋らなかったキャラも)喋る。
--アニメ版で登場しなかった技のテロップも新たに作られている。

-参戦キャラクターが豊富
--主要チームとメンバーはほぼ網羅している。一部混合チームではあるものの人選はきちんとしている。女子チームは『2』のキャラがほとんどではあるもののマネージャーが選手として参戦しておりお祭りゲーらしいチームとなっている。
--単独参戦は劇場版での主要キャラである円堂カノン、やぶのてんやによる漫画版のメインキャラクターとして登場する「たまごろう」、一般公募キャラである「カッパ」などから、真・帝国学園の不動、佐久間、源田や、ダークエンペラーズではないシャドウ、西垣、杉森のようなバージョン違いのキャラクターまで様々。
--『イナズマイレブンGO』から松風天馬、剣城京介、神童拓人、西園信助、霧野蘭丸がゲスト出演している。 


-自由度の高いチーム作り
--本作に登場している全てのキャラクターでイレブンを作ることができ、監督、マネージャー、ユニフォームやエムブレムも好きに選ぶことができる。
--所属の違うキャラクターは別キャラクターとして扱われるので同じチームに同じキャラクターを複数入れることが出来る。
---例えば円堂を3人(雷門、セカンド雷門、イナズマジャパン)同じチームに所属させることができる。
--また習得した必殺技は選手のバージョン違いであっても同一人物であれば使わせることが可能。例えば円堂が使う『3』で登場した「いかりのてっつい」「イジゲン・ザ・ハンド」はイナズマジャパンの円堂が習得するが、習得すればファースト雷門とセカンド雷門の円堂でも使用可能になる。
--同じく合体技もほとんどがテレビアニメの組み合わせでしか発動できないが、その組み合わせのキャラクターの別バージョンのキャラクターも発動することができるため合体技を発動するためにチームを組んでもメンバーが偏らない((例外もあるが、その場合技名を喋らない。))。
---例えば『3』で登場した基山ヒロトと吹雪士郎で発動する合体技『ザ・バース』であれば、基山ヒロト・グランと吹雪士郎(セカンド雷門、アツヤ、イナズマジャパン)の中の6パターンの組み合わせすべてで発動することができる。同じセリフを叫ぶが、キャラによって微妙に演技を変えているのもポイント。

-キーパーを除く自軍10人のキャラクターを自由に操作できる。
--自軍がドリブルをしている時以外は自軍のキャラクターを任意のタイミングで切り替えて操作することができる。

-ゲームが苦手な人でもアシストプレイで参加が出来る。
--『家族みんなでイナズマイレブン!』のキャッチコピーの通り、家族みんなでできることを考えて作られており、ゲームが苦手な人でもリモコンを振る、画面に向けてAボタンを押すだけの簡単な操作でプレイヤーをアシストできる。

**賛否両論点
-豊富な数のキャラクターが参戦しているとはいえカバーしきれていない部分がある。
--『1』と『2』の登場した他校の選手で組まれたチームは無い。どちらも個性的な選手がいたため残念。
---一応『1』の選手はネオ・ジャパンでカバーされているのだが、『2』の選手は女子が多く参戦しているものの男子選手はカッパ同様公募キャラだった音村のみ。女子選手のいない「漫遊寺」と「陽花戸」からは登場していない。
--混合チームの「エイリア学園」に「プロミネンス」の選手がいない。
---「カオス」がダイヤモンドダストとプロミネンスの混合チームであるためプロミネンスの選手が不参戦ということではないのだが、「エイリア学園」にはダイヤモンドダストの選手がいるため%%アニメ版同様に%%プロミネンスが冷遇気味である。

**問題点
-必殺技の数による格差
--必殺技はアニメに準拠しているためか必殺技が少ないキャラがいる。
--主人公格のキャラクターであれば数、種類ともに多くの必殺技を持っているが脇役キャラは1カテゴリーの1つの必殺技、それも最低レベルしかもっていないのはザラ。
---特に顕著なのが雷門中のキャラクターや帝国学園、世宇子中の『1』のキャラクター。
---雷門中のキャラクターはダークエンペラーズというバージョン違いキャラクターと必殺技を共有できるのでまだ救いがあるが、そのほかのキャラクターは本当に救いがない。
--後の2012エクストリームやGO2013では多少改善された。

-得点できるのはほぼ必殺技のみ。
--後から必殺技を覚えさせることが本作ではできないため、上記のような格差も大きく、活躍させづらいキャラクターが生まれている。
--アクション要素がそれなりにある作品ではあるのに、この仕様のため弱いキャラクターで勝つのは非常に難しい。
---キャラクター間の能力差が大きいと至近距離からの合体必殺技も簡単に止められてしまうため、必殺シュートを撃ちまくってGKのTPを0にでもしない限りまず得点できない。
---一方で、キャラクター間の能力差が大きいとセンターラインからの必殺シュートを止めることも出来ない。
--一応シュートを入れることもできるが非常に難しい。ついでにシュート時の台詞を聞くのはもっと難しい。
-あくまでDS基準の必殺技の演出なので、若干違和感がある技もある。アニメ版の演出を期待している人にはがっかりするかもしれない。

-BGMがループではなくリピートのため違和感を感じやすい。

**総評
-試合のシステムなどゲームとしては荒削りではあるが、ボイス付きで必殺技が繰り出せるゲームというイナズマイレブンファンにとって嬉しいキャラゲー。
-イナズマイレブンファンなら買って損はなし。

**余談
-2011年12月22日に本作のパワーアップ版である「イナズマイレブン ストライカーズ 2012 エクストリーム」が発売
--本作ではゲスト扱いだった『GO』から「新生雷門((発売時はまだチームに加入したばかりや未加入の新メンバー、狩屋マサキ、錦龍馬、影山輝が登場しているほか序盤で退部した南沢篤志も参戦している。))」と「ゼロ」がチームとして参戦。
--化身も合体技の位置付けで実装。
--システム面ではキズナシステムに改良が加えられた。
---所属の違う同名キャラクターのキズナを上げれば他の同名キャラクターにも反映されるようになった。
---例えば雷門の鬼道と雷門の円堂のキズナを100%にすれば帝国の鬼道とイナズマジャパンの円堂のキズナも100%になるようになった。
---これにより本作の所属違いのキャラクター別にキズナを上げる手間や、キャラクターの組み合わせの勘違いによる合体技習得ミスが軽減された。
//依頼にあった余談程度の記述にしました
//余談に留めるのであれば基本情報表やゲーム一覧からの削除をお願いします。また、『イナズマイレブン ストライカーズ』の項目に「余談」を設けてその中での記述でお願いします。
//こんな感じでよろしいでしょうか?
//大丈夫です。今後もし基本情報表などがある記事にしたければ1つのゲーム記事として必要な項目(概要・評価点・問題点・総評)を取り揃えてください。
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*イナズマイレブンGO ストライカーズ 2013
【いなずまいれぶんごー すとらいかーず にーぜろいちさん】
|ジャンル|超次元バトルサッカー|&amazon(B009URL1ZM)|
|対応機種|Wii|~|
|発売・開発元|レベルファイブ|~|
|発売日|2012年12月20日|~|
|定価|4,980円|~|
//|プレイ人数|人|~|
//|セーブデータ||~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|判定|なし|~|
//|ポイント||~|
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**概要(2013)
イナズマイレブンストライカーズの続編。~
シリーズ第4作目『イナズマイレブンGO』、第5作目『イナズマイレブンGO2』のキャラクターや要素が追加された。~
こちらは2012のようなパワーアップ版ではなく続編。


#region(追加チーム、キャラクター)
|『イナズマイレブン3』|オルフェウス|
|~|リトルギガント|
|~|世界選抜・改((オルフェウス・リトルギガントが追加されたことにより、そのチームに所属していたキャラクターがこのチームから外れ代わりにチームK、チームガルシルドのキャラクターが追加された。))|
|『イナズマイレブンGO』|フィフスセクターズ|
|~|革命選抜((GO1と同名のチームだがメンバーが異なっている。また南沢はこのチームに所属。))|
|『イナズマイレブンGO2』|テンマーズ|
|~|プロトコル・オメガ|
|~|ザナーク・ドメイン|
|『イナズマイレブンGO VS ダンボール戦機W』|イナズマレジェンドジャパン|
|~|デストラクチャーズ|

-その他
--新生雷門は南沢が抜けて一乃七助と青山俊介が加わったGO1の最終メンバーになった。
--『GO2』からは菜花黄名子やトーブなどチームには所属していないが選手として登場しているキャラが多い。
-監督
--イシドシュウジ、アフロディ、ワンダバの3人が登場し、合計9人となった。
#endregion


**新要素(2013)
-ぶしつモードの追加要素
--ぶしつモードに2つの要素が追加された。また初期チームが新生雷門になった。
--キャラバンモード
---天馬たち新生雷門中を操作し、『1』『2』『3』『GO』『GO2』の世界を巡りながら、時空最強イレブンを作り上げるモード。
---このキャラバンモードで勝ったチームのキャラクターがスカウトできるようになる。またこのモードの進行度に応じて解放される要素もある。
---試合だけでなく、ミニゲームでのキャラクターとの対決もある。
--河川敷
---前作の特訓モードの強化版。特訓と新しく修行が行える。
---修行では実時間とイナズマポイントを使うことで選手を育成することができる。ゲームを起動していない時でも選手の育成が行える。

-覚醒システム
--本作の新要素。
--キャラクターそれぞれ最大3段階まで設定された覚醒レベルを試合や特訓を通して覚醒経験値をためることで選手がパワーアップする要素。
--能力値、必殺技の威力のアップ、キャラクターによっては隠し必殺技や化身、化身アームドなど新たな必殺技、ミキシマックスの発動が可能になる。

-化身アームド
--『GO』から登場した化身を身にまとうことで選手を強化する『GO2』の新要素。
--本作では3DSシリーズとは違い、強力な必殺技の演出として追加されている。

-ミキシマックス
--キャラクターとオーラを合体させることで選手を強化する『GO2』の新要素。
--試合中に操作している選手がミキシマックス可能ならば発動に用いるボタンを長押しすることで発動。
--ミキシマックス中は必殺技がミキシマックスに応じたものに変化し、ミキシマックスゲージが無くなるまで必殺技を何度でも発動できるようになる。

-シュートチェイン
--『イナズマイレブン3』から登場していた要素。
--シュートにシュートを重ねることで威力を上げるシステム。

-必殺技図鑑
--キャラクターが使える必殺技をいつでも鑑賞できるモード。
--見られるようになった必殺技はキャラクター、ユニフォーム、スタジアム、BGM、相手キャラクター、合体技であればパートナーなどを自由に指定して鑑賞することが出来る。

-通信対戦
--全国のプレイヤーと自分で作ったチームやデフォルトチームで対戦することができる。
--ランキングモードとフレンドとの対戦ができる。
---ランキングモードでは自分より上、自分と同程度、ランキングを気にしない3つのマッチングから選ぶことが出来る。
---フレンド、ランキングとわずランキング用のポイントが入手できる。

-ミニゲーム(とっくん)の追加
--前作までの5つにさらに4つ追加し、合計で9のミニゲームが遊べるようになった。


**評価点(2013)
-『GO2』の新要素の追加・キャラクターの充実。
--化身アームドやミキシマックスをシナリオ序盤のものから終盤のものまでほぼすべて収録している。
--『GO2』の時空最強イレブン『クロノストーム』はチームとしては参加していないが、全てのキャラクターがなんらかの形で登場しているため時空最強イレブンを作ることが可能。
--終盤に登場する2チームからキャプテンがそれぞれ参戦。

-通信対戦の追加。
--DS、3DSシリーズと違い持ち運びできない据え置き機でシリーズであったためなかなか対人戦が難しかったが通信対戦の追加で解消された。

-必殺技図鑑の追加。
--前作までは必殺技を見ようとすると試合をする必要があったが本作では必殺技図鑑が追加されたためその必要は無くなった。
--かなり細かく設定できるため試合で再現しにくいアニメでの名シーンを再現できるのは嬉しい。

//必殺技を使わずとも得点が可能になった。通称ノーマルシュート。
//様々なテクニックを駆使することで必殺技を使わずとも得点が可能になり、前作まででは活躍させづらかったキャラクターを活躍させることが出来るようになった。
//賛否両論だったためこっちをCO


**問題点・賛否両論点(2013)
-相変わらず必殺技の追加されないキャラクター達。
--ボイスの問題もあるが、兼役の多い本作ではそのキャラクターとは別のキャラクターでボイスを新規収録しているキャラクターもいるため必殺技追加は前作に比べればしやすかったはずである。
---例えば下野紘が担当しているフィディオ・アルデナと半田真一。フィディオにはゲームでのみ使用する必殺技が多く追加された一方で半田には一切の追加がない。こういったキャラクターが特に『1』のキャラクターに多い。

-キャラの問題
--GOの対戦ルートでベンチメンバーが追加された「カオス」と「ダークエンジェル」はベンチメンバーが登場しない。
--「カッパ」「音村」同様に公募キャラだった「虹橋レイン」と「アイアンガッツ」はいない。
--本作初賛成の混合チームにはベンチがいない。
--アニメ版との兼ね合いか白竜のミキシマックスは未登場。
---GO2の要素はほぼ網羅されていたので登場しなかったのは残念。パッケージには太陽と共に雷門のユニフォームを着た白竜がいるため期待した人もいるかもしれない。((『GO2』ではシナリオ上で仲間になるキャラがネップウで太陽、ライメイで白竜となっている。なお彼らがストーリー上で雷門のユニフォームを着るのは『GO2』のみ。))

-ミキシマックス、化身アームドの調整不足
--化身アームド必殺技はほとんどのGKが防ぐことのできない威力。一応シュートブロックでゴールに到達するまでに威力を減少させることができるが、それをしてもベータの化身アームドによる『ダブルショット』はほぼ止めることは不可能。
---通常の化身技にあった「技の使用後に選手が疲れる」という仕様が何故か無い。
--ミキシマックスはデフェンス側で発動すると相手の溜めている必殺技レベルをゼロに戻す事が出来る、オフェンス側だと周りのキャラクターを吹っ飛ばし、一時的に行動不能にすることができ、厄介を通り越して鬱陶しい。
--敵陣に切り込んで必殺技レベルをためていたらミキシマックスを発動されあっさりデフェンスされるということはWi-Fi対戦で日常茶飯事である。

-ノーマルシュートの追加。
--ノーマルシュートの追加でどんなキャラクターも活躍できるようになったのはいいが、ノーマルシュートがうまくなると下手に必殺技を使うより得点しやすいため、Wi-Fi対戦上位だと必殺技よりノーマルシュートで得点する光景が多く見られ、超次元サッカーではなく普通次元サッカーが展開されることも多く、イナズマイレブンのゲームである必要が薄くなっている。

-技図鑑は全てのBGMを選べることができない。また円堂のようにキーパーユニフォームを着たままシュートを打たせることができず痒いところに手が届いてない。

**総評(2013)
-キャラクターの追加によるボリュームアップと『GO2』のシナリオ終盤のキャラクターをきちんと登場させるなどキャラゲーとしてキャラクター数はかなり優秀。
-『GO2』の二つの新要素は調整不足なところも多いが、アニメらしさが十分表現されておりアニメさながらの試合ができて楽しい。
-ノーマルシュートのメリットデメリットはあるが、ノーマルシュートの存在のお陰でGKだらけのネタイレブンなども作りやすくなり、イレブン作りの自由度が増したのも嬉しい。
-『GO2』の終盤や最新作『ギャラクシー』のキャラクターを追加した続編にも期待したい。