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グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦 - (2017/05/28 (日) 22:12:04) のソース

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*グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦
【ぐーにーずつー ふらってりーさいごのちょうせん】
|ジャンル|アクション|&amazon(B0011Z7Y8E)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|メディア|1Mbit+64kRAMROMカートリッジ|~|
|発売・開発元|コナミ|~|
|発売日|1987年3月18日|~|
|定価|5,300円|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
-映画「グーニーズ」のゲーム化であったファミコン版『[[グーニーズ]]』の続編。
--没になったグーニーズ続編映画とは関係無く、あくまで''ゲーム版独自の続編''。
--映画グーニーズは1985年公開の冒険映画。屋根裏部屋から宝の地図を見つけた少年達が、海賊片目のウィリーのお宝を求めてギャングに追われながら洞窟探検をするハリウッドの傑作。
--サブタイトルのフラッテリーはグーニーズに登場するギャング一家。

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**特徴
-2D探索型アクションゲーム。6人の仲間を助けて、グーニーズの新しい仲間となった人魚のアニーを解放する事が目的。
--扉に入ると3Dダンジョンになり、探索モードに移行。壁を叩いたり人と話してアイテムや扉を探す。
---3Dダンジョンは同社のゴエモンや風魔のに比べれば非常にシンプルとなっており迷う事はまずない。
--仲間を解放することでライフの最大値が上昇する。

-アクション画面での攻撃方法はヨーヨーが標準装備。他にも入手すればブーメランやパチンコを用いる事も出来る。
--敵は永久沸き。敵を倒すと爆弾や鍵、回復のハートを手に入れる。

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**長所
-ダンジョンが広く扉によるワープも多く広大。
--ステージも屋根裏部屋や洞窟、つり橋に水中と様々。

-アイテム数は多く、バリエーションも豊富。
--コナミマンが体力を全回復してくれるなど、ファンサービスもある。
--ちなみにコナミマン(コナミ マンタロウ)はエンディングのニュースキャスターとしても登場している。

-ゲームオーバー時にリアルなフラッテリーのボスことママ(俳優アン・ラムジー)が説教してくれる。
--ママに協力する息子のジェイクとフランシスは割と適当に描写されている。

-前作同様の映画テーマ曲「グーニーズはグッド・イナフ」のアレンジを始め、本作オリジナル曲も含めてBGMのクオリティは高い。

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**短所
-横スクロール以外にも様々な要素を盛り込んだためにややまとまりにかけ、前作と比べて難易度が高め。
--ボスバトルが無いので、人によっては物足りなさを感じる。

-探索画面でのメッセージ表記が遅い。
--加えてカーソル移動速度も遅い。

-本作だけに限った事ではないが、パスワードで進行状況を保存できるが、ゲームオーバーにならないと表示されない。
--しかも教えてくれるのがフラッテリー一味であるという。再開地点も最初から。

-ダンジョンで出会う人々の中にはおばあさんがいて、彼女を5回叩く事でアイテムをもらえるが、これは人によっては気分を害する。
--しかもワープをしてくれるおじいさんともども和風の格好であり、原作映画では日系の人物は登場しないので違和感が残る。

-ダンジョンで出会うエスキモーの親父は挨拶をするだけで、何もしてくれない。
--これなら原作映画で登場したスロース((ママの息子の一人だが純真な性格の巨漢で、それゆえ母や兄たちに虐められているという不遇の男。映画終盤でマイキーたちを手助けした。))を出したほうがファンサービスになると思うのだが。

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**評価点
-まあ、映画の続編は製作中止となったが、テレビゲームにて変則的な形の続編が登場した事は奇跡であろう。
--ただし、原作映画では人魚(メインヒロイン)や半魚人(ダンジョンの協力者)などファンタジックな存在は全く登場しないのだが。