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プーヤン - (2010/10/14 (木) 05:21:04) のソース

*プーヤン
【ぷーやん】
|ジャンル|シューティング|~|
|対応機種|アーケード|~|
|発売・開発元|コナミ|~|
|稼動開始日|1982年|~|
|ポイント|童話チックなシューティング&br()オオカミをいかに撃ち落とすかの戦略性|~|

**概要
-1982年にコナミからリリースされたアーケードゲーム。当時としては珍しい童話チックな外見が特徴。
-オオカミにさらわれたブタ「プーヤン」を助ける為、プーヤンの母親がゴンドラに乗って弓矢でオオカミどもを撃ち落すという、微笑ましくもどこかぶっそうなバトルが行われる。

-レバー上下にて母親をゴンドラ移動、ボタンにて弓矢にて攻撃を放つ。ゴンドラには移動制限があり、その辺を考慮して動かす必要がある。
--ときおり登場する「肉」を取ると一発だけ、オオカミ達を貫通する上にに触れただけで奴を倒し、放物線を描くように放つ攻撃が可能。これを利用して、連続でオオカミを撃ち落す事ができ、しかも落とした量に応じて多大なボーナスが入る。但し、ピンクオオカミ(下記)は肉を跳ね返す技を持っているので注意が必要となる。
-オオカミが放つ敵弾(オオカミの投石)を食らうとミスとなるが、自機のやられ判定は母親自身のみであり、ゴンドラそのものにが当たっても一切ミスにはならない。
--またオオカミ自体もやられ判定は掴まっている風船のみであり、奴そのものに弓矢を当ててもダメージはあたえられない(肉は例外)。但し、奴に当てると弓矢が下に落ちるという性質を利用し、下の奴らの風船を割って倒すというテクニックも存在する。
-主なステージは3種類あり、一つ目はオオカミが上から下に迫るパターン、二つ目はその逆のパターン、三つ目はボーナスステージという構成となっており、三つ目をクリアすると難易度が上がった状態で以降ループとなる。
--一つ目のステージは指定の敵をすべて倒すとクリアとなる。しかし、出現するオオカミを逃してしまうと、ペナルティとしてゴンドラに隙間にオオカミが留まってしまい、その状態での奴の噛み付き攻撃を食らうとミスとなってしまう。
--二つ目のステージはある程度のオオカミを倒す事で出現するボス「ピンク色のオオカミ」を倒す事でクリアとなる。オオカミを7匹逃してしまうと強制ミスとなり、またピンクオオカミを逃すと、奴を倒すまではステージがクリアできない。
--三つ目のステージはボーナスステージで、一切のミス要因はない。このステージは弓矢で攻撃ができず、肉のみでオオカミを撃ち落すというもので、下から上に迫るすべての奴を落とすとパーフェクトボーナスがもらえる。

-当時のアーケードゲームはSF系の世界観が主流であり、本作のようなコミカルで可愛らしい雰囲気を持つゲームは異色の存在であった。しかし、そのファンシーさが受け、まだまだゲーセンが不良の溜まり場という印象があった時代にて、ゲームに無関心な人や女性層といったプレイヤーも多く生み出した事で知られる。
-童話をイメージしている故かオープニングのイベントにて「森のくまさん」のBGMが流される。でも、このゲームに登場する動物はブタとオオカミだけであり、別にくまさんなんて出てこない…なんて突っ込みは止めてあげよう。
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**家庭用異色
-ぴゅう太版(1983年、トミー)
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-ファミリーコンピューター版(1985年9月20日、ハドソン)
--原作はコナミ製だが、FC版はハドソンが発売している(VC版も同様)。2007年6月26日にてWiiの[[バーチャルコンソール>http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_py/index.html]]に配信された、要500Wiiポイント。
-MSX版(1985年、ハドソン)
--ゲームタイトルが『コナミのプーヤン』となっている(当時のコナミのMSXソフトは、ゲームタイトルに「コナミの~」という題材を付けるソフトが多かった影響)。しかし、発売はFC版同様ハドソンが担当。

-オムニバスの収録として、アーケード(1998年稼動)、及びプレイステーション(1999年5月13日発売)の『コナミ80'sアーケードギャラリー』と、2007年3月15日にて発売されたニンテンドウDSソフト『コナミアーケードコレクション』にアーケード版が収録されている。
-2006年5月25日にプレイステーション2にて、アーケードの復刻版である『[[オレたちゲーセン族 プーヤン]]』も発売されている。地雷が多いこのシリーズの中ではかなりまともな移植である(詳しくはリンク先参照の事)。