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マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー - (2021/09/25 (土) 19:27:48) のソース

*マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー
【まりおあんどるいーじあーるぴーじーふぉー どりーむあどべんちゃー】
|ジャンル|ブラザーアクションRPG|&image(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81kMm3Ty3FL.jpg,height=200)|&image(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61DgguaC8ZL.jpg,height=200)|
|対応機種|ニンテンドー3DS|~|~|
|発売元|任天堂|~|~|
|開発元|アルファドリーム|~|~|
|発売日|2013年7月18日|~|~|
|定価|パッケージ/ダウンロード版:4,571円&br;3DSLL同梱版(ルイージ30周年 パック):21,714円(各税別)|~|~|
|プレイ人数|1人|~|~|
|セーブデータ|2個|~|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~|
|ポイント|キャラ及びフィールド描写が3Dに&br;ハードモード等の追加で上級者にも対応|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[マリオシリーズ・関連作品リンク>マリオシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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&font(b,16){ストーリー}
>ある日のこと、キノコ王国のピーチ城に一通の手紙が届けられました。~
それは「マクラノ島」と呼ばれる、島のオーナーからのバカンスの招待状。~
招待を受けたマリオたち一行は、この島に向かうことにしました。
>
>マクラノ島に到着した一行が観光をしていると、ピーチ姫が何者かによって、~
夢の世界へと引きずり込まれてしまいます。~
その夢世界に入るための扉は、ルイージが不思議な力を持った枕で眠ると出現することがわかります。
>
>マクラはこの島の先住民族「マクラノ族」が、~
コウモリの魔王アックームにばらまかれた悪夢のカケラのせいで固まってしまった仮の姿。~
マリオは”元の世界”とルイージの”夢世界”を行き来して、~
マクラノ族を開放しながらピーチ姫の行方を追います。~
果たしてマリオたちは、無事にピーチ姫を助け出すことができるのでしょうか。
>
>(公式サイトより引用)
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**概要
『[[マリオ&ルイージRPG]]』シリーズの第4弾で、シリーズ初の3DS専用ソフト。同時にルイージ生誕30周年に合わせた「ルイージの年」記念作品の一つでもある。

本作のテーマは「''夢''」。舞台である「マクラノ島」で起きた事件を解決するために、マリオとルイージが現実である「もとの世界」と、眠っているルイージの夢の中である「夢世界」とを行き来しながら冒険する。

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**システム
''夢世界(ゆめせかい)''
-ルイージがマクラで眠ると出現する「''夢ゲート''」から入ることができる世界。フィールドが2Dとなっており、マリオと「''ユメルイージ''(夢世界のルイージ)」を操作して冒険を進めていき、封印された「マクラノ族」を助けることが目的となる。

-夢世界のフィールドには「''レンドーパーツ''」と呼ばれる、もとの世界と連動するしかけが存在しており、レンドーパーツにユメルイージを入れることで、3DSの下画面に写っている眠ったルイージをタッチ(''ヒゲを引っ張ったりくすぐったりなど'')して、これを操作することができるようになる。

''バトル''
-もとの世界では、過去作と同様にマリオとルイージが通常攻撃の「ジャンプ」や「ハンマー」、「ブラザーアタック」を利用して戦う。
--これまでのシリーズと同様に、タイミングよくボタンを操作することで敵に大ダメージを与えたり、敵の攻撃を回避したりすることができる。

-夢世界では「ブラザーアタック」が大量のユメルイージと協力して発動する「ミラクルアタック」に入れ替わる。
--大量のユメルイージが合体して巨大なボールになり敵をなぎ倒す、巨大なハンマーになって敵をたたきつぶす等々、ルイージの夢の中の世界ということで、どの技も「なんでもあり」なハチャメチャアクション。
--「ブラザーアタック」「ミラクルアタック」は前作の『3!!!』と同様に、フィールド上に散らばる「アタックピース」を集めることによって習得する。なお、習得・発動できるブラザーアタックはマリオとルイージで別々に割り当てられる(1作目と同様)。

-本作ではフィールド描写が3Dとなり、バトル中のフィールドも3Dで描かれている。
--それに合わせてブラザー・ミラクルアタックやモンスターの攻撃にも3Dの奥行きを活かしたものが登場。よりダイナミックなバトルが楽しめるようになった。

-前作『3』にあったバッジシステムがより強化されて続投。基本的なシステムはほぼ同じだが、前作よりもバッジの組み合わせと得られる効果がより多彩になっている。
--前作ではバッジメーターを満タンにしたときの効果を1つしかキープできなかったが、本作ではメーターが満タンになるとその効果を2つまでストックすることが出来るようになった。
--メーターが満タンになるとバッジの効果がストックされ、メーターがリセットされる。ストックされた効果はバトル中、コマンド選択時であればいつでも下画面から呼び出して使用可能。前作よりも使い勝手が良くなった。
--後述の「ランクアップボーナス」で効果をストックできる数を増やすことも出来る。

-やりこみ要素のひとつとして、新たに「エキスパートチャレンジ」が搭載。
--「ノーダメージチャレンジ」「敵の攻撃を10回連続回避」など、様々な条件のお題が用意されている。各お題ごとにポイントが設定されており、条件を達成するとポイントがたまる。ポイントが一定以上貯まると珍しいアイテムや装備品が入手できる。

-[[前作『3』>マリオ&ルイージRPG3!!!]]にもあった「巨大化バトル」が引き続き登場。本作では、巨大化したルイージともとの大きさのマリオが協力して巨大な敵と戦う。
--ちなみに、今回の巨大化バトルは『[[毛糸のカービィ]]』『[[ヨッシー ウールワールド]]』『[[ワリオランドシェイク]]』などを手がけた株式会社グッド・フィールが製作に参加している。

''初心者向け・上級者向けのモード''
-バトルでに負けてしまった場合、そのバトルをすぐにリトライできるようになった。
--このときに「イージーモード」を選択すると、そのバトルの間でマリオとルイージが一時的に強くなった状態になる。
--巨大化バトルでは「イージーモード」は選べないが、リトライを繰り返すとやはり難易度が徐々に下がっていく。

-一度ゲームをクリアすると、そのセーブファイルにいわば二周目の「ハードモードではじめから」が出現する。
--「ハードモード」では敵が大幅に強化され、アイテムは1種類につき10個までしか持てなくなる。またバトルに負けた際のリトライも不可能となる。

''ランクアップボーナス''
-前作ではレベルごとにランク称号が存在しており、ランクに応じた特典が得られたが、今作ではこのランクが上がることで好みの「ランクアップボーナス」を取得できるようになった。
--「ランクアップボーナス」には様々な種類((防具スロットの増加・レベルアップ時の特定ステータス上昇率アップ・被ダメージ減少など))があり、マリオとルイージをより強化させることができる。
--ただしボーナスを取得出来る数には限りがあり、また一度取得したボーナスをあとで変更することはできないため、自分のプレイスタイルや戦略を考慮して選ぶ必要がある。

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**評価点
-メリハリのある難易度
--「イージーモード」と「ハードモード」の搭載により、初心者にも上級者にも幅広く対応。それ抜きでも、アクションやボス戦など歯ごたえがある。

-快適性が向上
--前作まではフィールド上に用意されたセーブポイントでしかセーブができなかったが、今作では一部のマップやイベント中以外でなら、どこでもセーブが可能となり、より気軽にゲームを楽しめるようになった。

-育成の自由度の高さ
--「ランクアップボーナス」のシステムにより、前作以上に高いキャラ育成の自由度を実現した。~
とことん火力に特化するのもよし、アクションに自信がないから防御重視にするのもよし、バッジや防具のスロットを増やして特殊効果を活用するもよし。
--どのような育成をしても、バランスが破綻して極端に難しくなったり、簡単になったりはしないのも評価点といえる。

-豊かなグラフィック
--本作から3DCGも取り入れられているが、登場するキャラクターのグラフィックはすべて''2Dのドット絵''である。ドット絵は横向きの場合、反転させて反対側を流用するのが基本だが、本作では別々に描かれている。3DCGと思い込んでいる者も多い。
--それでいて、3DSのウリである立体視にも対応している。立体視+ドット絵のコンビネーションは本作が唯一といっても過言ではないだろう。
--また、平原や砂漠、山などバラエティに富んだマップの数々により、「観光している」気持ちを味わえる。

-やりこみ要素の多さ
--やりこみ要素の不足が欠点として挙げられることが多かったシリーズだが、本作では「エキスパートチャレンジ」「ハードモード」など上級者のやりこみ欲を煽る要素をふんだんに盛り込んでいる。
--「ハードモード」は''序盤の雑魚敵からマリオを確定2発で落とす''ほどに敵が超強化され、上級者でも手を焼く凶悪な難易度となっている。
---これにアイテム数の制限がつくことでゴリ押しは不可能になり、RPGの範疇を超えたガチンコ勝負が繰り広げられる。
--前作『3』に登場した「バトルコロシアム」が本作では「バトルリング」として登場。本作でも難易度は高く、十分な育成とアクションの腕がなければ完全制覇は難しい。
--さらにバトルリングで''巨大化バトル''にも再挑戦することが出来るようになっている。前作で残念がられた部分だけに、この改善点は好評である。

-下村陽子氏によるBGM
--BGMは下村陽子氏がシリーズを通して担当している。本作もテンポのよい明るい曲から非常に重圧な曲までさまざまなBGMが収録されており、ゲームを盛り上げている。
--さらに今回はゲームをクリアするとタイトル画面のメニューに「サウンドプレーヤー」が追加され、同シリーズにおいて初めてゲームで使用されているBGMを自由に聴けるようになる。連続再生やシャッフル再生にも対応しており、3DS本体を閉じてもイヤホン端子から音楽を流せる優れ物である。

-''ブレないルイージの扱い''
--しかし、本作ではこれまでと比べると若干控えめになっているという声もある((過去作品ではそれこそイジメのような酷い扱いを受けることもあり、故に反発するユーザーも多かった。))。
//--夢世界におけるミラクルアタックも冷静に見てみるとルイージがわりとひどい目にあうことが多いが、考えようによってはシリーズ恒例のルイージいじりを見事に昇華させたとも言える。
//「見事に昇華させている」の意味がよく分からない。過去作と比べて別段問題ないと言えるレベルだというなら、内容について書いてくれないとわからないよ。
--また、『[[スーパーマリオRPG]]』などで断片的に語られていた、ルイージのマリオへの思いが、とくに一部のシーンで非常に前面に押し出されている。

#region((ネタバレ注意))
-前作『3!!!』でもう1人の主人公だったクッパは、完全な悪役として登場する。
--今作における事件の首謀者と手を組むものの、利用するだけ利用し最後は裏切って利益を独占するという、『3』以前のおマヌケだったクッパからは考えられない行動を取る。『3』での成長が見て取れるだろう。

-そして、ラスボスとしてマリオ達の前に立ちはだかる。過去作では、操られたクッパやコピーのクッパがラスボスとして登場したが、''クッパ本人が正式にラスボスなのは『マリオ&ルイージRPG』シリーズでは初''。
--マリオシリーズ全体のRPGでみても、同様のパターンは他には『[[マリオストーリー]]』のみ。なお、同作の後継シリーズである3DSの『[[ペーパーマリオ>ペーパーマリオ スーパーシール]]』でもラスボスはクッパであり、両作品ともシチェーションも本作と似通っている。((願いを叶えるアイテムでパワーアップしラスボス化・パワーアップ後は光り輝いている・攻略方法が手にダメージを与えたのち頭に攻撃、等…))
--ユメルイージとの巨大化バトルやラスボス戦でのアクション、エンディングでの一言など、本シリーズをプレイしているとニヤリと出来る描写も。
--前作のラスボスとは違い、しっかり強い。ただし、きちんとレベルを上げていれば簡単に倒せるのでバランスが取れているといえる。
-また、過去作に登場したキャラクターが3人程登場している。そのうち初代から久々に登場したキャラは''シリーズを通してもボス回数が二番目に多い''人物である。
#endregion

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**難点
-テンポが若干悪い。
--『2』ではブラザーボール、『3』ではダッシュパンチ・スパイクボール((ただし3はいずれもクッパ用。マリオ&ルイージ用の物は特に無い。))といった、マップを高速で移動するのに向いたアクションがあったが、本作ではその手のアクションは無く、地道に歩いて目的地に移動する必要があるため、やや時間がかかる。
---なお、ゲーム後半ではワープ土管が使用可能となり、各地へのアクセスが多少楽になる。
//--また、ロード時間も比較的長め。店の出入りや戦闘終了後にも発生するので、何度も繰り返すと煩わしくなる。
//---この点については、3DSの他のソフトにも多かれ少なかれローディングがあるので、仕方がないとも言える。
--操作不能時間も長めで、夢世界の出入りや会話など、煩わしい部分も多い。
---長い上にスキップできない会話イベントも多く、ゲームオーバーになると再度長いイベントを見させられることも。
---特にゲーム後半では、モーションが重くなり、ロード時間がさらに長くなる。夢世界の出入りでそれがよくわかる。
--バトルでは、一部の敵側の攻撃アクションが非常に時間がかかる傾向がある。特に、夢世界ではそれが顕著に現れる。
---また''雑魚敵が全体的に硬い''。どれくらい長いのかというと、レベルカンストさせるまでの時間が歴代シリーズの中で最長。

-救済措置が充実している為か、攻略の難易度は通常バトル・巨大化バトル共に前作から更にシビアになった。
--「イージーモード」は、ゲームオーバーになった後に発動する。~
「使わないに越したことは無い」事を暗に示した仕様だが、「死にゲー」的な要素に抵抗を覚えるユーザーも少なくない。
---通常バトルでは、ゲーム序盤は敵のHPやDEFが強く、中盤以降は敵のPOWが強くなっている。~
おまけに今作、回避が難しいので余計ゲームオーバーになりやすい。
---巨大化バトルは''救済措置がほとんどない''((ラストバトルの最後のシーンで何回も失敗した場合のみ。ただし、難易度を下げてもそこまで恩恵は感じない。))上に、後半のボスはかなり厳しい戦いを要求される。
---巨大化バトルのタッチペン操作は、そもそもExcellentを出しにくい上、後半のボスは''異様に難しいジャイロ操作を要求される''ので、そもそも苦手な人にとっては詰みやすい。

-一部アイテムのバランスが悪い。
--装備アイテムの1つである「ガードシェル」は、敵の攻撃で受けるダメージを一度のバトルにつき数回((3回防御可能な無印と6回防御可能な「DX」が存在する。))まで無効に出来るアイテム。無印のものが比較的序盤に入手が出来るため、雑魚戦ではこのアイテムを装備すれば、多少アクションがニガテでもかんたんにノーダメージで乗り切れてしまう。
//--装備アイテムの1つである「ポロリブーツ」は、敵をジャンプで倒した場合、一定の確率でステータスアップアイテムの「マメ」を入手出来るアイテム。通常、「マメ」は入手できる数が有限となっているが、このアイテムにより実質的に無限にマメを入手できる。
//ただしゲーム終盤のラストダンジョンまで進まないと入手できない。しかし、ダンジョン内のブロックを叩くと入っていると言う物ではなく、ラストダンジョンに登場する雑魚敵が極々稀にドロップするものである為、入手にはそれ相応の時間がかかってしまうが。 
//どちらかというとこの装備はステータスカンストとかに使うやりこみ用かと
--バッジの効果の1つに、敵をしばらくのあいだ完全に行動不能にさせるものがある。「ランクアップボーナス」のバッジストック数増加を利用してこのパワーを多数ストックし、連発することでラスボスですらハメ殺す事が出来てしまう。
--初心者への救済要素としては、前述の「イージーモード」があるが、『4』は雑魚戦・ボス戦ともに全体的に難易度が上昇している上装備使用は強制では無い為、これらは通常モードでの救済措置として見て取れなくも無い。

//-前作『3』と同様に、ストーリー攻略でクリア必須なミニゲームが一部ある。つまづいていると、いつまでも先に進めない。
//そんなにミニゲームで詰むことはないと思うので非表示
//--一応これまでのシリーズにもミニゲームは存在していたが、ストーリーの進行に関わるミニゲームは初代を除いてほとんどなかった。
//↑前作『3』にもあるよ。

-「エキスパートチャレンジ」の内容が単調。
--またその大半を占める「(特定のモンスター)との戦闘にノーダメージで勝利する」チャレンジにはやや語弊があり、最低1回は相手の攻撃を回避した上で勝利する必要がある。要するに高い攻撃力で先制し一撃で倒しても達成したことにならない為、狙うモンスターの適正レベルを大きく上回ってしまった場合、初手でアイテムを使うなり特定のアタックを失敗するなりしてターンを消費する必要が生じてしまう。
--しかしチャレンジコンプリートの報酬アイテムは強力であるため、やらないと割りきってしまうのは損である。

-「ハードモード」をクリアしても、特典の類はほとんど無い。
--ただし、通常クリアでも精一杯なのにそんな難易度までは無理だという人には不公平感を感じさせない優しい仕様ではある。~
本作においてはハードモードそのものが「物好きなチャレンジャーに向けた特典」である、と捉えるべきか。

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**総評
メリハリのある難易度とモード変更機能により、本シリーズはじめての人も、歯ごたえのあるゲームを求めるコアな人にも対応できる良作。~
今作では前シリーズのキャラも多少登場するが、過去作をプレイしなくても問題はない。~
ボリュームもあり、アクションゲーム好きな人やRPG好きにも、充分プレイする価値があると言えよう。

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**余談
-ニンテンドー3DSでは先駆けて既に『[[ペーパーマリオ スーパーシール]]』も発売されており、ペーパーマリオシリーズとマリルイシリーズが同一ハードで発売されるのは今回が初となった。
//--しかし、いつものペパマリから脱却しようとして大きく変わった『スーパーシール』と比較し、本作はいつものマリルイをベースに新要素を加えた内容で、両作品のスタンスが対照的な形となり、大きく評価を分けることになった。
//当該記事があるので批評はそちらで。
--2015年末には同じく3DSで『[[マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX]]』というマリルイシリーズとペパマリシリーズのクロスオーバー作品が発売されているが、そちらはマリルイシリーズ主導であり''第5作''扱いとなっている。