*ONI3 黒の破壊神 【おにすりー くろのはかいしん】 |ジャンル|RPG|~| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|バンプレスト|~| |開発元|パンドラボックス|~| |発売日|1993年2月26日|~| |定価|4980円|~| |CENTER:&color(black){ONIシリーズ}&br()[[鬼忍降魔録ONI>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/527.html]] / [[ONI2 隠忍伝説>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/528.html]] / ''&color(black){ONI III -黒の破壊神-}'' / [[ONI IV -鬼神の血族->http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/449.html]] / ONI V -隠忍を継ぐ者- / &br()鬼神降臨伝ONI / 幕末降臨伝ONI / [[ONI零~復活>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/318.html]] / [[ONI零~戦国乱世百花繚乱>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/183.html]]|~| *概要 時代劇RPG「ONI」シリーズの第3作。前作からほぼ1年後に発売された。~ *特徴 基本的なシステムは前作に準じているが、以下の様な変更・追加点がある。 -戦闘中にアイテムが使用可能になった。 -『[[ドラゴンクエストIV>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/182.html]]』の様に章立て式になった。全4章で、最後は各章の主人公が集まってパーティを組む。 -1に存在した「変身システム」が復活した。但し本作では各章の主人公しか行えず(しかも最終章のみ)、変身には戦闘中に1ターン消費する。またその効果は「物理攻撃力・防御力はアップするが魔法は使えなくなる」というもので、1に存在した特殊能力に当たるものは無い。 -戦闘に「前列・後列」の概念が登場した。後列にいるキャラは物理攻撃の被ダメージが減るが、槍か弓を装備していないと通常攻撃ができない。 --因みに戦闘中は、戦闘不能の回復はできない。 -自由に動かせる船が登場したが、空飛ぶ乗り物は失われた。なお、船での移動中は敵は出ない。 ~ *問題点 -当時の章立てRPGでは珍しくない事だが、最後の章以外で入手した金とアイテムは、その章をクリアすると(主人公の装備品以外は)失われてしまう。 -戦闘時のクリティカルヒットのダメージが極端に大きい。味方のHPは3ケタまでだというのに、後半の中ボスは''平気で1000以上のダメージを繰り出してくる。'' -町のマップに流用が多い。序章に登場するメイン主人公の故郷と、第1章の最初の村まで完全に同じなので戸惑った人もいるのでは。前2作では町の流用など1つも無かったのだが(城は流用だったけど)。 -預かり所で預けられるアイテムの数が減った。 -前作とは違い、メッセージスピードの変更はセーブできるようになった…のだが''「はやい」にしてもあまり速くならない。'' -時代劇という事もあり、本シリーズのソフトにはカタカナのフォントは使われていない…のだが、本作では戦闘中に「10の''だめーじ''」と表示される。前2作では「10の''だげき''」だったのだが…。 -本作は町の中ではセーブできない。ダンジョン内ではできる…のだが、後半に出てくるあるダンジョンだけは、なぜかセーブできない。ラストダンジョンではないのだが…。 -新しい町に入っても、その町の名前が書かれた「立て札」を読まないと移動魔法に登録されない。 -ラストバトルに行く前に「もう戻って来れないぞ」という警告メッセージが出るのだが、''脱出魔法を使えばしっかり戻って来れる。'' -各章の主人公の名前は、その章のスタート時に変更できるのだが、エンディングで1個所だけ、2章の主人公がデフォルト名で呼ばれるというミスがある。 -悪者に皆殺しにされた第1章主人公の故郷の人々が、エンディングでは''改心したラスボスの力で生き返っている。''ご都合主義ではあるが、ハッピーエンドでもある…''と思いきや、同じく殺されたメイン主人公の祖父は死んだまま。''なんでだ。