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アイカツスターズ! - (2016/11/21 (月) 11:22:08) のソース

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''オンライン配信によるアップデートが約2ヶ月ペースで行われるため、&br()必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。''~
//次回更新:2016年11月XX日 4弾シーズンウィンター稼働

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*アイカツスターズ!
【あいかつすたーず】
|ジャンル|トレーディングカードアーケードゲーム|~|
|対応機種|アーケード|~|
|発売元|バンダイ|~|
|開発元|ハ・ン・ド|~|
|稼動開始日|2016年5月19日|~|
|料金|1プレイ:100円|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|ゲーム内容は前作を踏襲&br;筐体変更によりカードなどのシステム変更|~|
|>|>|CENTER:''[[データカードダスシリーズリンク>データカードダスシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
-データカードダスシリーズきっての大ヒット作品『[[アイカツ! -アイドルカツドウ!->アイカツ! -アイドルカツドウ-]]』の続編。他のデータカードダスシリーズの作品は概ね6~7年稼働した後にモデルチェンジされることが多いが、本作はライバル作品の台頭のためか、わずか3年半で大幅なモデルチェンジが行われた。
-キッズ向けTCAGで現在主流である縦画面でオンデマンドタイプの印刷が行われる筐体に変更された。他社との差別化のためか、画面の下にはタッチパネルが斜めに配置されている。
--モニター自体は16:9であるが、モニターの下がタッチパネルで隠され、見えなくなっているため、映像自体はは4:3で出力されている。
-ゲーム内容自体は前作とほぼ変わらないリズムゲームとなっているが、筐体の変更により、主に物理面でシステム面が大幅に変更されている。
-世界観は一新され、「四ツ星学園」という新しいアイドル学校が舞台となっている。そのため『アイカツ!』のキャラは原則として登場しない((期間限定で前作の主人公「星宮いちご」と「大空あかり」の2人が使えたが、あくまでも映画の宣伝を兼ねた期間限定のみの使用となっている。))。
--前作からセーブデータを引き継ぐと、プレイヤーは前作のアイドル学校「スターライト学園」から編入したという設定になっている。そのため、こちらの世界にも設定上は前作の学校も存在しているようだ。

**前作からの変更点、特徴
-リズムゲーム
--基本的な部分は前作と同様である。プレイヤーの分身であるマイキャラあるいはアニメに登場するキャラ((現段階で選択できるキャラ数は6人。S4と呼ばれるキャラクター4人は、今週のアイカツスターズ!モード、または期間限定解放でのみ選択可能。))選択し、アイカツ!カードによりコーデを行う。
--流れてくる「←」「↑」「→」のアイコンをタイミング良く押していく。リズムゲームの種類によっては、固定されたアイコンに動く丸枠にタイミング良く押す。筐体に3つのボタンが三角形に配置されているのも同様。
--リズムゲームはライブ、ドラマ、ダンス、ファッションショーの4つのカテゴリに分かれている。ちなみにダンスは前作のCMに相当する。
--アイドルランクとなるレベルの他、リズムゲームのジャンルごとにもレベルが設定されており、ライブステージを遊ぶと「うた」の経験値が上がりやすく、ドラマでは「えんぎ」、ダンスでは「リズム」、ファッションショーでは「センス」の経験値が上がりやすい。
--前作ではMONACAが中心となって楽曲を提供していたが、今作ではonetrapが中心となって楽曲を提供している。

--&bold(){スペシャルアピール}
---前作と同様にトップス、ボトムス、シューズごとにそれぞれ発動し、リズムゲーム中に計3回発動する。
---スペシャルアピールにはタッチパネルを使用し、ノーブランドのコーデであれば星を上に動かし、ブランドのコーデであれば最大4つまで表示される星のアイコンをタッチする。
---対戦の場合はお互いにタッチパネルを使わせるわけにもいかないので、前作のフィーバーアピールと似たような早押し勝負が行われる。

--&bold(){フィーバーアピール}
---3回目のスペシャルアピール終了後、ステージクリアの規定の点以上に達していれば発動。こちらもタッチパネルを使用する。
---規定の点に達していなければ、3回目のスペシャルアピール終了後もリズムゲームが続く。つまり発動=ステージクリアである。
---サイリウムを振る、シャッターを押すなど、タッチパネルを何らかに見立てたアクションを行う。
---前作にもフィーバーアピールは存在したが、あちらはスペシャルアピールの上位互換であり、今作のフィーバーアピールとは別物である。

--&bold(){スロット}
---スペシャルアピール終了後、画面下部でスロットが周り、後述するドレスメイクのための「グリッター」が入手できたり、アピールポイントアップが入手できる。ちなみに目押し不可。
---アピールポイントは数百単位でしか手に入らないものの、対戦する際はこのアピールポイントが案外バカにならなかったり。

--&bold(){オンエアバトル}
---「2弾シーズンサマー」より追加。前作の「アイカツ!道場」に相当するリズムゲームのモード。全国のプレイヤーのプレイデータと対戦する擬似的なオンライン対戦となっている。
---こちら側が劣勢になってくると、画面上のカーテンが徐々に閉まっていき、キャラが見えづらくなっていく。
---通常のリズムゲームと同様にフィーバーアピールも存在するが、スペシャルアピールのように互いが行うのではなく、勝利が確定した側のみ発動するようになっている。
---勝っても負けてもオンエアポイントが入手でき、一定量を貯めることで後述のYoutubeへアップロードを行うことができる。

--&bold(){ふたりであそぶ}
---対戦は「2弾シーズンサマー」より追加。協力は「3弾シーズンオータム」より追加。基本的にはどちらも前作とほぼ同じ仕様である。
---対戦は前述のスロットの要素により、多少運が絡むことになった。また、対戦では点差が開いていてもフィーバーアピールは発生しない。協力も同様。
---協力で遊ぶと、それぞれのキャラ2人が印刷されたアイカツ!カードが排出される。

-組システム
--プレイヤーは「花の歌組」「鳥の劇組」「風の舞組」「月の美組」のいずれかに配属されている。所属している組により、左からうた、えんぎ、リズム、センスの経験値が上がりやすくなっている。
--リズムゲーム終了後、S4と呼ばれるそれぞれの組のトップアイドルからランダムでオファーを受けることがあり、組を変更することができる。
--シーズンごとに行われるフェスでは、これらの組対抗での獲得ポイントの勝負となる。
--ドラマステージを遊ぶと、えんぎの経験値が上がりやすくなるという仕様であり、他のステージとバランスを取るためか、前作と比較するとドラマステージが多く配信されている((ドラマステージは文字通りドラマを行っており、他のステージと比較すると作る手間が掛かるためか、前作では2回の更新でようやく1ステージ追加されるという頻度であった。今作では更新ごとに新ステージが追加されるようになった。))。

-アイカツ!カード
--本作ではロール紙によるオンデマンド印刷でプレイ後にカードが排出される。
--リズムゲームの開始時にレンタルドレスという名目で、ランダムに1つコーデを受け取れる。プレイ後は、レンタルドレスをアイカツ!カードとして印刷しても良いし、後述するドレスメイクやブロマイドの作成を行っても良い。
--前作ではバーコードを読み込んで使用していたが、本作ではQRコードを読み取って使用する。
--オンデマンド印刷の場合、排出されるカードにゲームのセーブ情報もまとめて保持していることが多いが、本作はアイカツ!カードの他に、セーブ用の学生証が存在しているため、カードのQRコードにはセーブ情報は保持されていない。
---排出したプレイヤーのみ使えるという制約もないので、ダブったカードは知り合いと交換してもOK。他人のカードを使用してもペナルティもなく、逆に自分のカードを使ってもボーナスがあったりはしない。
---マイキャラの情報は保存されているようで、他の人のアイカツ!カードを使用すると、ユニットでその人のマイキャラを呼び出すことができる。
--カードのみ買う機能で、最大で一度に9枚まで買うことが可能。5枚目と9枚目は必ずレア以上が排出されるようになっている。また、カードのみ買った場合は、3つのコーデが提示され、好きなコーデを1つ選んで印刷することが可能。

-ドレスメイク
--リズムゲーム中のスロットにより、形、色柄、デコ、グレードアップの4種類のグリッターが入手できる。ゲーム終了時、これらのグリッターによるドレスメイクにて、新コーデを入手することができる。
--「グレードアップグリッター」はその名の通り、ノーマル、またはレアカードのレアリティを1段階上げることができる。但し、入手確率は低め。
--形、色柄、デコの3つは基本となるグリッターで、それぞれ使用することが下記のような効果が得られる。
---形のグリッター:全く別のコーデへと変化させる
---色柄のグリッター:コーデをカラーを変化させる
---デコのグリッター:コーデにワンポイントのアクセサリを変化させる。
--これら3種類のグリッターが使用できるのはノーマルカードのみ。レア、キャンペーンレアは色柄のグリッターしか使用することが出来ず、プレミアムレアは一切使用することが出来ない。また、レアリティに関わらず、アクセサリカードや前作のカードもグリッターを使用することが出来ない。
--グリッターを使用すると、カードの名称そのものも変更される。カード右下に振られているナンバーは形ごとの管理になっており、それに付随する形で、色柄、デコに関するIDが振られてる。例えば、第1弾排出の「リボンブルーフラワーフリルスカート」であると「1-14-③-a」というナンバーになっているが、左から順に「排出弾、形、色、デコ」を表している。

-ブロマイド
--カード排出時に100円を追加投入することで作成できる2倍の大きさのカード。その名の通り、本作のアイドルのブロマイドを作成できるモードである。
--ライブシーンを3回まで写真を撮り、オートで撮られる1ショットを加えて、計4種類のショットから印刷するブロマイドを選択する。この際、フレームやデコなどでブロマイドを加工することが可能。
--ブロマイドにも通常のアイカツ!カードと同様にコーデのQRが印刷されている。ブロマイド用の特別なコーデなどは今のところ存在せず、通常のコーデと同様である。
--「お金を2倍取られるだけで、意味が無いんじゃないのか?」と思うかもしれないが、印刷サイズが大きいことも有り、実際のブロマイドのように楽しめるのがポイント。一部のプレイヤーの間では、お互いのマイキャラのブロマイドを交換する文化があるようだ。
--写真を取ることのできるライブシーンは難易度によって異なっているので、お気に入りのショットを探すために、色々な難易度でためしてみるのも面白い。

-公式Youtubeアップロード機能
--本作のプレイ動画を動画共有サイト「Youtube」へアップロードすることができる。
--好きなときにアップロードできるというわけではなく、春フェスやオンエアバトルなどのモードで一定数ポイントを集めた場合に限られる。
--上げられる本数は1本のみで、新しく上げる場合は古いプレイ動画は削除される。
--ゲームセンターによっては、外付けの録画機能によりプレイ動画を録画できるようにしているところもあるが、絶対数が少ないため、制約があるとはいえ公式でYoutubeにアップロードして、家で手軽に眺められるのは嬉しい。

**評価点
-パワーアップしたグラフィック
--モニターそのものの解像度が上がり、グラフィックも前作より美麗なものとなった。モデリングのデザインそのものは前作とあまり変わっていないので、パッと見ただけでは違いを感じにくいが、実際に遊んでみるとその違いがよくわかる。
--モデリングには影の表現が追加されている。また、クッキリとした色合いだった前作と比較すると、今作では滑らかな色合いのグラフィックとなった。

-ドレスメイクのよるカード収集
--ドレスメイクにより、排出されるコーデは完全なランダムではなくなったので、ベースとなるコーデを使用して遊ぶと目当てのコーデが入手しやすくなった。
--ドレスメイクはリズムゲーム中に手に入るグリッターを使用するという仕様上、ゲームプレイ後にしか行うことが出来ない。そのため、目当てのコーデを揃える場合であれば、「カードだけ買う」で連コインをするより、ゲームを遊び続ける方が揃えやすい。この辺りは、ゲームにあまりお金を掛けられない子どもに配慮したものと思われる。
--通常の排出ではレアやプレミアムレアはなかなか排出されないが、ドレスアップグリッターを使用することでも入手できるので、時間は掛かるがこちらの方法で入手する方が安価で揃えやすくなっている。
--但しメリットだけではなく、問題点も抱えている。詳細は後述。

-前作のカードとの互換性
--今作では前作のカードは基本的に全て使用できる。3DS版や玩具の連動用に用意されていたカード裏面のQRコードを読み取って使用することになる。
---当然ながら、QRコードの記載がないカードは使用できないが、一部のプロモーションカードに限られており、筐体排出されたカードについては全て対応している。
--前作のコーデも、本作用にリファインされているので、使用して違和感があるといったこと特にない。それどころか、前作のコーデをややアレンジして、本作のコーデとして使いまわしているケースも有る。
--前作のコーデを使用すると、ブランドやアクセサリ効果が消滅しているが、アピールポイントの調整はとくに行われていないので、前作でレアリティの高いカードは本作でもそこそこ使用できる。
---なお、本作では全体的にコーデのアピールポイントの数値が上げられているので、アピールポイントの高さは、本作のプレミアムレア>前作のプレミアムレア>本作のレア>前作のレア という順序。
--互換性が設けられていることにより、本作の稼働が始まるギリギリのタイミングまで、前作で排出されるカードの更新が行われてた((本作は2016年4月27日から先行稼働が始まっているが、前作の最終弾の稼働開始は2016年3月25日となっており、1ヶ月しかブランクがなかった。))。再録ではあるものの、前作の稼働終了後に発売されたグッズに前作のカードが付いてきたということも。

-挑戦しやすくなったスコアアタック
--リズムゲームの難易度は、段階的にクリアしていればいつでも難易度のステージで遊ぶことができる。前作のように消費するチケットが必要というわけではない。
--カードを複数枚購入するのは、ゲーム終了時に変更されているので、カード複数購入のコーデボーナスは無くなっている。そのため、スコアタのためにカードを複数枚購入してからスタートということはやる必要はない。
--以上、2点により、意図的に組み込まれたものであるかは不明であるが、いつでも手軽にスコアアタックにチャレンジできるようになった。

**賛否両論点
-プロモーションカード
--前作では基本的に筐体から排出されるコーデの色違いがプロモーションカードとして付くことが多かった。今作はドレスメイクシステムにより、色違いのカードが筐体から出せるようになったため、プロモーションカードであっても筐体から排出されるコーデと同一コーデというケースが多い。プロモーションカードでしか手に入らないコーデももちろんあるが。
---排出されるコーデはロール紙による印刷であり、プロモーションカードの多くは前作と同じく紙製であり、箔押しなどの加工がされている場合もあるので、同一コーデであっても物理的な差別化はされている。
---これについては、コーデのために不要なものを買わずに済むと考えるべきか、せっかく関連グッズを買ったのだから前作のように筐体排出されないコーデが欲しいと考えるべきか。まさに賛否両論といったところ。
--ちなみにプロモーションカード独自のコーデもドレスメイクすることができる。この場合は色のみ変更可能であり、色を変えたコーデから元の色へ戻すことが出来ない((つまりプロモーションカードと全く同じコーデは作成できないようになっている。))。

**問題点
-カードの種類があまりにも多すぎる
--ドレスメイクにより、コーデの色やデコを変えられることになったため、排出されるカードの種類がとんでもなく多くなっている。
--例えば1弾であると、基本的に排出されるのはグリッター使用不可のプレミアムレア12種類、色柄のみ変更可能なレア24種類(グリッター変更で72種類)、色柄、デコが変更可能なノーマル36種類(グリッター変更で216種類)、アクセサリーカードが12種類、期間限定配信カードが8種類(うち、5種類はグリッターで色柄のみ変更可。合計18種類)の合計330種類となっている。第1弾だけでこの量なのだから、果たして全て揃えられた人はどのくらいいるのだろうか。
--印刷タイプのTCAGであるため、カードショップではシングルカードで扱っていることも少なく、コンプリートを目指すにはなかなか茨の道である。

-グレードアップグリッターの仕様
--カードのランクアップに用いるグレードアップグリッターは出現させたライブのドレスメイクでしか使用する事が出来ない。
--このためカードをランクアップさせたい場合はグレードアップグリッターが出現するまでそのカードを使い続けるしか無い。この点がプレミアムレア一式を含めた好きなカードを使いながら別のレアカードも排出されていた前作と比較すると明らかに退化している。
--使用カードとは別にレンタルドレスでレアカードを引き当てる可能性もあるにはあるが、筐体の中に10枚毎に2枚封入されていた前作とは比べ物にならない程排出率が低く、アテになるとは言い難い。
--解決策として「グレードアップグリッターを持ち越し可能にする事」が挙げられるが、現状ではそのような仕様にはなっていない。
//3弾での仕様変更はキャンペーンレアやプロモーションカードからも通常レアに派生出来るようになるという物であり、この問題とは無関係である。

-排出されるカードに魅力が乏しい
--前作はノーマルであっても箔押し加工がされており、レア度が上がればパラレル加工やホイル加工、エンボス加工など、豪華な加工がされていたが、本作は印刷タイプの筐体なのでそういった加工はない。加えて、カードのレア度が上がってもマークが付くだけで、デザインも変わらずノーマルカードと同一仕様であり、イマイチ有り難みが薄い。
--ブロマイドとの差別化のためか、他の印刷タイプのTCAGと違って、ライブ中の1場面が印刷されることや、カードの印刷するキャラのポーズを自分で選ぶことも出来ない。前作のカードと同じく、フルコーデを着用したキャラ+カードを読み込ますことで使用できるコーデ1種というデザインで統一されており、あまり印刷式であるメリットがない。

-縦画面を活かしきれていない
--ステージの構成やカメラワークは前作を踏襲したものとなっている。それ自体は良いのだが、問題は前作は横画面であり、本作は縦画面であるということ。
--縦画面であるにも関わらず、ステージ自体が横長となっていたり、キャラが横に並んでダンスをしていたりするので、全体を映すときなど画面サイズの割にキャラが非常に小さく表示されてしまう。また画面の上部に背景が漠然と表示されることも多く、全体的に縦画面を意識したカメラワークになっていないことも多い。
---ライブステージではこの現象は顕著である。反面、ドラマステージではキャラが大きく表示されることを多く、画面に表示される物体やキャラの動き(下から上の方へ移動するなど)は縦画面を意識したものとなっているので、縦画面でも違和感なく楽しめるものとなっている。
--同時展開されている3DS版の『アイカツスターズ! ファーストアピール』では横画面での表示となっているので、こちらとの兼ね合いからこのような仕様となっているのかもしれない。

//↓問題点レベルに達しない微妙な不満点を上げています。
***その他細かな問題点
-判定のタイミングについて
--前作およびライバル作品などと比較すると、リズムゲームの判定のタイミングがやや早くなっている。前作と同じタイミングでボタンを押していると、グッド判定ばかりになりベリーグッド以上の判定にならない。
---気持ち早めにボタンを押すようにすると、ベリーグッドおよびパーフェクトの判定が出やすい。
--初回プレイ時では明らかにわかる違和感であるので、「判定がズレているんじゃないのか?」という意見もあるが、アップデート時にこれと言って修正が加えられていないところを見ると、この仕様で正しいのだろう。
--とはいえ、ある程度遊んでいれば慣れてくるので、稼働初期ほど判定のタイミングについての意見は減ってきている。

-スペシャルアピールが単調
--せっかく差別化のために搭載されているタッチパネルを使用するのに、できることがあまりにも単調すぎる。
--ノーブランドのコーデであれば星を上に動かし、ブランドのコーデであれば最大4つまで表示される星のアイコンをタッチするのだが、やることは常にこれだけである。星を右左に動かすような指示もないし、星以外にもアイコンは表示されているのに、星をタッチする指示しかされない。
--難易度の低いステージならまだしも、難易度の高いステージならば、引っ掛けも兼ねて別の指示があっても良いと思うのだが。

//↓コンテンツは十分増えてきましたから、この問題点はもういいでしょう。
//-前作を引き継いているからこその不満
//--本作は前作をそのまま引き継いだ内容となっている。そのため、前作にはあったのになぜ今作にはないのか?という不満がプレイヤーからちょくちょく出ることがある。よく槍玉に上がるのが、マイキャラパーツの少なさと楽曲の少なさである。
//--楽曲は稼働開始直後では6曲収録されており、稼働開始直後の曲数としては前作やライバル作品などと比較しても決して少なくはない((前作と『プリパラ』は稼働開始時の収録曲は4曲であり、『オトカドール』は7曲となので、本作の6曲というのは、少ないどころかむしろ多い方である。))。しかしながら前作の稼働終了時には約60曲も収録されており、単純にボリュームが1/10になってしまったのはインパクトが大きかった。前作の収録曲数は3年半の積み重ねであり、それを稼働間もない本作に求めるのは酷な話ではあるが。
//--マイキャラパーツについても、CGが変わっているから、全て再録するのは無理があったと言われればそれまでなのだが、前作のコーデは全て本作向けにリファインされて収録されているので、マイキャラパーツについても同じ対応をしてくれても良かったんじゃないかという考えもある。マイキャラに愛着を持っている人というのは案外多いので。
//--『[[プリティーリズム]]』→『[[プリパラ]]』のように事実上の続編であっても、前作と全く違う内容であれば、このような不満はなかったのかもしれないが……。

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**総評
ゲーム内容の基本的な部分をそのままにして、筐体を流行りのタイプに変更し、さらにプラスアルファを加えた……という続編としては割と無難な作りにはなっているものの、いかんせんその変更点に粗が目立つ内容となってしまっている。ゲーム自体は前作と変わらないので安心して遊べるものの、これら変更点を受け入れられるかどうかで評価は変わってくると思われる。~
アイカツ!ブームは一時のことを思えばすっかり沈静化してしまったが、本作により再びブームを巻き起こせるのか、動向を見守っていきたい。