*ウイニングイレブン 3DSoccer 【ういにんぐいれぶん すりでぃーさっかー】 |ジャンル|スポーツ(サッカー)|&amazon(B004J18KYO)| |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |発売元|コナミデジタルエンタテイメント|~| |開発元|ウイニングイレブンプロダクション(コナミ)|~| |価格|5800円|~| |発売日|2011年2月26日|~| |メディア|3DSカード(容量不明)|~| |ポイント|全体的に詰めが甘い&br()3Dだけは妙に凄い|~| **概要 サッカーファンに熱烈なファンが多いパワプロ、プロスピに並ぶコナミの大人気スポーツゲー、『ウイイレ』シリーズの最新作。また3DSのロンチタイトル作品でもある。~ 実はあまり知られてないが任天堂携帯機では以前DSで2作出てる。そのため初ではない。DSの2作品はウイイレとはマシン性能的にかけ離れたものになってしまったのでPSPやPS2、Wiiクオリティのウイイレは何気にファンからの期待が多かった。一番の期待は「3D+スポーツ」と言った融合率ピッタリ過ぎる未次元の体感がどのような物かであった。低くない売り上げからもそれが現れてる。そしてとうとう発売されたが… **評価点 -グラフィック --グラはPSP版からかけ離れてはいないがウイイレの携帯機作品では最高レベル。PS2版とも見劣りはまったくない。 --3Dの臨場感もありWiiやPS3版とは違う意味で差別化されてる。 -3D感 --3Dは正直ローンチでは最高レベルである。「ボールが実際に出てきそう」「試合を見てると錯覚した」との好評の意見が多い。人の目にもよるが。 --新要素縦ワイドはそれがまさに見れる視点である。浮き出てくる。 --開発者が言ってた「スタジアムで試合を見てる」感覚は見事に出せた。実際にこれまでの機種は中継を見てるような感覚だったがまさに今作は試合を生で見てる感触である。 -実況 --実況はプロの実況者とのこともあり相変わらず好評。3DSの音源の良さもマッチしてる。 -その他 --アナログスティックの操作性は好評。 --ウイイレの伝統的な良さは受け継がれておりチーム数も多い。選手の感情表現もリアル。 **問題点 -インターフェイスの酷さ --今作は2画面の使用が特徴だが''恐ろしいほど生かせてない''。下画面の表示は背番号しか写らないので誰を操作してるか分からない。タッチペンも生かせそうなのに使用してない。 -カメラワーク --これも酷く選手の動きにカメラが付いていってない。またボールを中心にカメラを移してるため選手が写らない。 --プレイヤー視点にすると多少良くなるが3D感は縦視点より半減する。 -エディットの酷さ --今までとは違い選手の背番号や顔、ユニフォームは一切変えられない。地味にガッカリする声が多かった。 -モードの少なさ --3つしかモードはない。マスターリーグなどはあるが全体的にあっさり風味。PS32011のビカムレジェンドを入れて欲しかったとの声も。 -fps --基本30だが2D時には60は欲しかったとの不満も少なからずある。 **総評 -モードの少なさやインターフェイスなどの細かい部分の問題も多すぎてガッカリゲーとなってしまった。開発期間が短く満足な出来ではないのは製作者も認めてる。ただローンチ作にしてはいいとの声も多い。次回作を出す可能性は高いので期待がかかる。なお次回作はカメラを取り入れたいとのこと。 **余談 -本作は任天堂ハードの作品だが実はこっそり看板に''PS3の広告がある''。ネタにされた。 --しかしスタジアムのライセンスは外せないししょうがない。製作者も初の本格的なウイイレを任天堂機での作だったのでおそらくなにも考えてないまま作ったのだろうか…ただそこまで目立たないし支障はないので問題は無い。