「リトル・ウィッチ レネット ~スワンの涙ラプソディ~」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*リトル・ウィッチ レネット ~スワンの涙ラプソディ~
【りとるうぃっちれねっと すわんのなみだらぷそでぃ】
|ジャンル|アドベンチャー|
|対応機種|Windows 95/98|
|発売元|工画堂スタジオ|
|開発元|工画堂スタジオ(くろねこさんちーむ)|
|発売日|1999年9月23日|
|価格|8,800円|
|>|CENTER:''[[リトルウィッチシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1688.html]]''|
#contents(fromhere=true)
**概要
-工画堂スタジオの開発チーム、「くろねこさんちーむ」製作の経営アドベンチャーゲーム、『[[リトル・ウィッチ パルフェ ~黒猫印の魔法屋さん~>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1680.html]]』の続編。
--前作のストーリー中盤以降を、前作のライバル兼ヒロインの「レネット」の視点で描いている。なお、前作をやっていなくてもストーリーは解るようになっている。
**ストーリー
花と水の国フロルエルモス。城下町で妹の「ココット」、不在がちな父と共に魔法店を開いて暮らしている少女「レネット・キルシュ」。~
同じく、魔法店を開いている友人の「パルフェ・シュクレール」が、店の存続のために100万ゴルダの借金を返済しようと奮闘している。~
そんな彼女の姿を見て負けていられないと発起するが、魔法に失敗して爆発を起こしてしまい、父の大切な壷「スワンの涙」を壊してしまう。~
父が家に戻ってくるのは半年後。それまでに、「スワンの涙」の修理費50万ゴルダを稼がなければならなくなってしまった。
**システム
-半年以内に50万ゴルダを稼ぐ事が目的。決算期などは特に無く、最終的に50万ゴルダの借金を返済できれば良い。
-レネットは前作同様、期間中自由に行動することができる。一応店をそっちのけで勉強し続けるも採取し続ける事もできない事は無い。
--店の経営は材料調達と調合、販売の三つに分かれている。
---材料調達はフィールドに出て自分で採取する方法と、市場で買い求める方法がある。
--材料調合はフィールドや市場で手に入れた材料を調合し、商品を作成するパート。
---調合には成功率があり、材料をそろえれば必ず商品が出来上がるわけではない。
---レネットには一定の生活リズムがあり、そのリズムが崩れると体調が悪くなり、調合の成功率が下がる。
--作成した商品を店頭に最大10種類まで並べられる。
---その際、半額や25%オフなど、値下げすることもできる。
--街を散策するとイベントが発生する事がある。
---ライバル魔法店の友人や妹と、さまざまな人物と触れ合うイベントが起きる。
---イベントをこなすと採取可能アイテムが追加される事もある。
--レネットは前作のパルフェと異なり学校に通っているため、学校に行くことで経験値をためて新たな調合を覚えることができる。
**長所
-前作をはるかに凌駕する百合成分。
--前作のパルフェが「自覚のない百合少女」だったのに対し、レネットは「おかしいと思いながらも自覚のある百合少女」で、本番行為まで行う描写がある。
---直接的な描写があるわけではないが、どう考えてもした後だというシーンがある。
---子供が作れないなら養子をとろうという会話まである。
--同様に、自分が女なのに女の子を好きである事に疑問を抱き、悩めるシーンは大変良くできており評価が高い。
-前作の問題点だった店経営システムは大幅に改良され、良作と呼べるほど手ごたえのあるものに仕上がっている。
--期間が前作に比べ半年になり、必須金額も半額の50万ゴルダに減算されているが、本作は前作の貴重な資金源である魔法大会直後からスタートするため、単純計算上で言えば難易度はむしろ上がっている。
-前作のサイドストーリー的な構成ながらも、前作を一切プレイしてなくても楽しめ、かつ前作をプレイしていれば更に楽しめる。
--もっとも、シリーズ及び同世界観5作を梱包したパックが出ているため、あまりこの利点が光ることはないが。
**総評
前作の問題点を改善し、前作の良かった場所をそのままボリュームアップすると言う、理想的な続編物と言えるだろう。前作がもとより秀作ゲームであったため、単純パワーアップを遂げた本作は多くの人に進められる良作となっている。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/4646.html]]に移転しました。''