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名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵」(2013/11/10 (日) 22:07:39) の最新版変更点

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*名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵 【めいたんていこなん あんど きんだいちしょうねんのじけんぼ めぐりあうふたりのめいたんてい】 |ジャンル|アドベンチャー|#amazon(B001MBUD2G)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|スパイク|~| |発売日|2009年2月5日|~| |定価|5,040円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[名探偵コナンゲームリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1997.html]]''| |>|>|CENTER:&color(black)''[[金田一少年の事件簿ゲームリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1531.html]]''| **概要 週刊少年サンデーと週刊少年マガジンの創刊50周年記念企画として制作された、両誌を代表する人気推理マンガの主人公が競演するクロスオーバー作品。 **あらすじ 25年前に鉱山から金塊が発見されたことをきっかけに、南国の観光地として賑うようになった夕闇島。~ この島では「神隠し」が起こるとの噂が流れていた。数日後に神隠しから戻った者は、「もう一つの夕闇島」を見たと言う。 江戸川コナンと金田一一、二人の少年探偵がそれぞれの理由で夕闇島を訪れた時、事件の幕は上がる…… **システム -本作ではタッチペン操作メインで進む。基本は下画面の「聞く」「移動」「しらべる」「キーワード」「?」のコマンドから状況に合ったものを選択する。 --「聞く」は現在周囲にいる人物との会話。状況に応じて聞ける内容が増える。 --「移動」はそのまま島内の移動。状況に応じて移動できる場所が制限される事もある。 --「しらべる」は通常は周囲を観察するだけだが、特定の場面では画面内をタッチして調査することが出来る。 --「キーワード」はこれまでに登場した人物、証言、証拠を確認できる。捜査を進めると内容が書き換わっていく。内容はコナンサイドと金田一サイドで別々になっている。 --「?」は状況に応じて変化する汎用コマンド。「探偵バッチ」「腕時計型麻酔銃」などのコマンドが出る。 -基本コマンド以外にストーリー進行に応じて以下のような選択が発生する。 --''キーワード選択'':今まで入手したキーワードの中から適切なものを選択する。 --''キーワードミックス'':異なる2つのキーワードを選び、2つの関連性を洗い出す。トリックの解明などに使われる。 --''証言選択'':『逆転裁判』のムジュン指摘のように、証言の中からおかしいと思われる箇所を選択する。 --''フローチャート'':犯人を告発する際に登場する。事件の関連図に入手したキーワードを当てはめていく。全て正解すれば推理ショーに進める。 --選択肢を間違えるとロジックポイントが減り、ポイントがなくなるとゲームオーバーとなる。また、通常の選択肢の際にはコナンや金田一のアイコンをタッチすることで「ひらめき」が発生し選択肢を減らしてくれるが、この行動でもロジックポイントを消費する。 **特徴 -全7章で、江戸川コナンと金田一一が交互に主人公となって進行。最終章はコナン編と金田一編の両方が用意されている。 --一度プレイした章はタイトルのセーブデータメニューから何度でもプレイ可能。 -序盤で金田一と剣持警部は神隠しにあってしまい、もう一つの夕闇島から戻れなくなってしまう。金田一が偶然拾った少年探偵団バッチの通信機能により、元の夕闇島にいるコナンと、もう一つの夕闇島にいる金田一は情報を交換しつつ事件の謎に迫っていく。 --それゆえに2人で1つの事件に挑む展開ではなくなり、おたがいに出しゃばりあう事がないのは好印象。 #region --最終章こそ2人で1つの事件に挑む展開になるが、前述の通り章初めにコナンメインor金田一メインかを選択出来る為、もう片側はサポートに徹してメイン側を上手く引き立てるシステムになっている。 #endregion -大勢の原作キャラが登場するが、原作のイメージ通りの描かれ方をされており、きちんと見せ場が用意されている。また、「神隠し」によってキャラクターが引き離されたことで、江戸川コナンと明智警視、金田一一と少年探偵団3人組といった原作の枠を超えたキャラクターの組み合わせでシナリオが進行する。 --少年探偵団3人の活躍が珍しく事件解決のヒントになったり、明智警視から爆弾解除のやり方を教わったりといったシーンも存在する。 -オプション設定でメッセージで漢字のふりがなを表示できることからも判るように、年少者向けの難易度設定がされており、推理の難易度は低い(推理はゲーム内でコナンや金田一が行い、プレイヤーが選択する前にほとんどのヒントが示される)。爆弾解体シーンやスケボーでの移動シーンと言ったミニゲームも挿入されている。 -各章ごとに起こる事件は「25年前の惨劇」と呼ばれる事件が発端となっており、コナンと金田一は事件を解決することで徐々に島に隠された忌まわしい過去の真相を明らかにしていく。 --犯人側も「25年前の惨劇」の復讐の舞台を作り上げる為に時間を掛け今の地位を築き、そして大掛かりな復讐劇を成し遂げた。某犯罪コーディネーターがしゃしゃり出るまでもなくその目的は「復讐」に染め上げられており、「コナン」・「金田一」の競演に相応しい犯人といえるだろう。 -声優は起用されていないのでキャラクターの音声は一切存在しない。BGMも、アニメの曲は使用せず全部オリジナル。 --但し、OPのみアニメ『名探偵コナン』のメインテーマをかなりアレンジしたモノが使われている。 **問題点 -前述の通り年少者向けの難易度なので、推理パートが簡単すぎると感じてしまうプレイヤーもいる。 --このため、原作ならすぐ気付くようなトリックに気付かないコナンや金田一に違和感を抱くことも。 -爆弾解体ゲームがクリア出来ないと先に進めないので、タッチペン操作が苦手なプレイヤーが詰んでしまう可能性がある。((パッケージにはアクション操作が要求されるミニゲームが存在する事が描かれていない為、アクション要素の存在を知らずに購入してしまうユーザーが存在する事が想定される)) -バックログ機能やメッセージスピードの調整といった現在のADVなら搭載して当然の機能を未搭載。 --他にも「?」コマンドが変化した時やフローチャートを解く際など毎回同じ説明が入るため鬱陶しく感じる。 --バックログは本作のシステムを流用した『名探偵コナン 蒼き宝石の輪舞曲』以降のタイトルでは搭載されている。 **総評 -キャラクターゲームとしては、非常に素晴らしい出来。作り手にコナンと金田一への原作愛があるのが感じられる。 -シナリオも、「25年前の惨劇の謎」を軸に据えることで最後までプレイヤーを飽きさせない。難易度が低いので、コミックを見ている感覚でさくさくと進行できる。 **TVCM &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=58xc-RruGeQ){425,350}
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