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*スーパーボンバーマン3
【すーぱーぼんばーまんすりー】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000068I1X)|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売・開発元|ハドソン|~|
|発売日|1995年4月28日|~|
|価格|8,900円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[ボンバーマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/927.html]]''|
*概要
『[[スーパーボンバーマン]]』シリーズの三作目。~
PCエンジン版のボンバーマンシリーズから輸入された要素が多く、SFCの間口の広さも相まって、ボンバーマンのプレイヤー拡大に大きな役割を果たした。~
PCE版との共通点として、グラフィックが『1』『2』の3Dモデルをドット化したようなものからPCE版基準のポップなグラフィックになった。~
相棒「ルーイ」も登場。全5種類で、1度だけ身代わりになって爆風を防いでくれるとともに、それぞれ異なる特殊能力を持つ。
*評価点
-対戦モードの完成度が高い。現在でも十分通用できるほど。
--5人対戦が可能になった。これもPCE版からの引継ぎ。
--敗北したプレイヤーもゲームに参加できる「みそボン」の導入や、タッグ対戦のメンバー振り分け自由化なども特長。
--「特定のパスワードを入力することで、対戦ステージの構成を変えることができる」という裏技も本作から登場。飽きにくさが格段に向上した。
--コンピュータもキャラによって個性的な動き方をする。%%メキシカン動け%%
-ノーマルモードでは、一回クリアしたステージがやり直しできるようになった。
--リモコンなどの有用アイテムやルーイ、残機も簡単に稼げお手軽性が上がった。
--ノーマルモードでは赤と黄に交互に光る配置物「コアメカ」を全部壊してゴールに入るとクリア。「コアメカ」を載せて動いてる敵「コアメカウォーカー」は倒さないといけないが、その他の敵は倒さなくてもクリア可能。厄介な敵を回避できるのはシリーズ中でも本作だけ((次回作の4でもボーナスステージに行くという手があるが、2人プレイ専用であり、かつ特定のアイテムが必要。))。『[[サターンボンバーマン]]』に引き継がれている。
-敵やトラップのバリエーションも進化が続いており、色々な特殊攻撃でこちらを惑わす。
--特にボスモンスターの攻撃は火を降らせて攻撃や誘爆に使ったり、爆弾をアイテムに変えてしまったり、爆弾を水で流して移動させたりと非常に多彩になった。
*難点
-対戦の仕様上、唯一初期位置が中央に配置されている5P(緑)プレイヤーがやや有利なところ。
--ブロックなしの配置が広いせいか、横取りから奇襲までやりやすい。更にステージによっては圧倒的に有利なことも。
-ノーマルモードSTAGE6(ラスト)の難易度が高い。
--連続で7ステージ進むため、一回でもやられると建て直しが難しい。リモコンやルーイも出る場所が少なく、ミスは許されない。
--敵に強いものが多い。体力2な上に弾を撃ってブロックを破壊したり頻繁に空を飛ぶ敵やプレイヤーを見つけると突進する敵などが初めから出る。
--加えて、全ステージの共通項としてマップが狭い。遠距離攻撃の奇襲を食らいやすく、注意が求められる。
--おまけに他のステージに行けなくなってしまうので、初期装備で行くとアイテム稼ぎに苦労することになる。
-対戦モードに隠しステージがあるが、これを使用するにはタイトル画面でXボタンを連射することが必要で、スーパージョイカードがないと厳しい。
--『2』からの難点であるが、本作ではある程度自信のある人なら手動の連射でどうにかなるレベル。
*総評
-5人対戦、ルーイ導入、ノーマルモードの手軽性···と初心者から上級者まで幅広く遊べる。
--もともとボンバーマンは「社会人が合間を縫った気晴らし用」として開発されたため、その路線として本作の完成度は良く纏まっている。
*余談
-スーパーボンバーマンシリーズのなかで唯一、公式オリジナルサウンドトラックが発売された。正統派なアレンジが加えられており評判は高い。
-NHKのドキュメンタリー番組「新・電子立国 第4回 ビデオゲーム~巨富の攻防~」ではハドソンのエピソードに加え本作の開発の場面が流れており、ドット絵の概要ではルーイを用いて説明されていた。
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