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不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」(2014/02/18 (火) 08:35:22) の最新版変更点

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*不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! 【ふしぎのだんじょん ふうらいのしれんがいでん おんなけんしあすかけんざん】 |ジャンル|ローグライクゲーム|&amazon(B00005UP5W)|&amazon(B00007G29E)| |対応機種|ドリームキャスト&br()Windows 98/2000/Me/XP|~|~| |発売元|【DC】セガ&br()【Win】チュンソフト|~|~| |開発元|ネバーランドカンパニー|~|~| |発売日|【DC】2002年2月7日&br()【Win】2002年12月20日|~|~| |定価|【DC】7,140円&br()【Win】オープン価格|~|~| |廉価版|【Win】2004年2月28日/オープン価格|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[風来のシレンシリーズ関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/826.html#id_1f3b456f]]''| **概要 -『[[シレン2>不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!]]』の旅仲間・アスカが主人公を務める外伝。ちなみに、お馴染みのシレンは一切登場しない。アスカや相棒のコッパから名前が出る程度。 **ストーリー -風来人のしての実力や見聞を深める為、旅を続けている主人公アスカ。たまたま滞在していた天輪国のひとつ「十六夜の村」では半月前から奇妙な事件が相次いでいたという。村の上流から毒が流れてきた事。地域でモンスター退治を生業としていた「鋼賀忍者」が村人を襲い、物資を強奪していた事。そして村の上流には鋼賀忍者の集落があるという。これは偶然とは思えない。一食一宿の恩に報いる為、シレンと別行動をしていたコッパと共にアスカは騒動の解決の為に立ち上がるのであった。 --コッパとシレンはお互いの修業の為に別行動をとっている。そして、たまたま十六夜の村にアスカ同様滞在していたのであった。 -やがては、十六夜の村だけでは及ばない天輪国大陸全土に及ぶ大事件に巻き込まれる事に…。果たしてアスカとコッパは見事解決できるのであろうか? **特徴:初心者から熟練者まで全プレイヤーに配慮したシステム -外伝にもかかわらずシリーズ最高傑作と言われる事がある。 --ただし、『[[シレン1>不思議のダンジョン2 風来のシレン]]』『2』『[[4>不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ]]』の方が上という人々も少なからず存在し、特にDC版『アスカ』はこれらに見劣りするという意見がそれなりにある(パッチが追加できてゲームを拡張・調整できるWin版はある意味シリーズ他作品と比べて掟破りであり、比べるのがそもそも間違っている、それだったら例えばエンジンが同じ『シレン2』をアイテム・ダンジョン追加させたverのほうが面白そう、Win版『アスカ』を最高傑作とするのはある意味不公平、等といった意見も多い)。 -多彩でボリュームあるダンジョンは独特なシステムのものも多く、1年くらいで遊び倒す事は出来ない。 --例えば、「奥義」と呼ばれる多彩な技を駆使して進むダンジョンや(なお、極めた奥義はその後その秘技ダンジョン内及び特定の装備品があればずっと覚え続ける)尚これはシレン4と5で復活した。「エレキ箱」と呼ばれるモンスターの能力を持ったアイテムを駆使して進むダンジョン、HP30固定でレベルが上がらないダンジョン等。 -「モンスターの壷」を更に発展させた「エレキ箱」 --モンスターを模った自動人形。経験値を貯めてレベルアップや印のような回路を装着するほか、最高レベルまで上げると改造でランクアップも出来る(あなぐらマムル→洞窟マムルのように)。壷と同様に押して戦わせたり、アスカ自身が装着して能力や技をそのまま使うことが出来る。''そして登録さえすれば、紛失してもやられても何回でも弱体化なしで復活する頼もしい相棒。''ただし装着してHP0になったらアスカはそのままやられるし、装着時は満腹度の減りが異常に速い(通常の5倍の速度で腹が減る)。エレキ箱自身のHPが0になると故障してしまい、修復しない限り使えなくなる…と過信はできない、それが『風来のシレン』らしい見事なバランス取りである。 -''全滅したり燃やされて紛失しても、倒れたところや特定の場所で弱化する事なく復活するつがいの装備品がある。'' --本編クリア後の話だが、セーブデータが一つしかない為に鍛えに鍛えた装備品が無くなる事を恐れたプレイヤーへの配慮とも言える。その性能そのものも最強ではないが、第二位の性能と高い為ありがたい。とは言ってもも、回収する際にまたやられては元も子もないので、エレキ箱を持ち込んだほうが無難。 -レア度・実用性ともに高い「風魔石」がコレクター魂に火をつける。これ自身は投げて1000ダメージ以外の効果はないが、特定のアイテムとペリカン異種合成をすると非常に高い効果が発揮される。 --武器・防具:シレン2同様、印数が増える(最大16)。上記の復活する装備につけるのが無難か。 --腕輪:☆マークが付き絶対に壊れなくなる。ただし、燃やされるとどうしようもないが。 --某エレキ箱LV99:最強クラスのエレキ箱が完成する。 -入手法はDC版ではイベント以外に「白蛇島クリア」しかなかった為、これを集めた数が一種のステータスになっていた。Win版は「銀猫魔天の挑戦」で買いまくれるので、それもWin版のメリットになっている。 -おなじみ「もっと不思議のダンジョン」でさえも、それに相当する「白蛇島」だけでなく、Win版では更にバランスを調整した''「裏白蛇」''を追加。 --言うまでもないが、難易度は相当なもの。''おそらくシリーズでもトップクラスの難易度の「もっと不思議のダンジョン」であろう''(とはいえ、白蛇島も歴代作と比較して難易度は高い方である。まずはこれのクリア安定を目指そう)。 --強力なアイテムの削除。具体的に言うと「根性の竹刀・衰弱の枝・グランドカウンター・透視の腕輪・識別の腕輪・ハラヘラズの腕輪・白紙の巻物・ねだやしの巻物」である。さらに「保存の壷」の出現率も激減。少ないアイテムでの苦戦を強いられる。 --他の敵を倍速+特技使用優先+攻撃力UPさせるデビルカンガルーの出現範囲と出現率が上昇。メガタウロス・アークドラゴン・ハイパーゲイズなどとセットになると、それだけで詰むことも。 --受けるダメージは1のみなのにHP10という強敵の「しろがねマムル」も登場。それに加え、状態異常無効+倍速+高火力という鬼性能の「おうごんマムル」も登場。''(DC版ではこの2体は普段戦わなくていい、という隠しキャラ的存在であった)''たかがマムルと思うと地獄を見る。甘く見なくても対策が無いと地獄を見る。 -風来救助隊も健在で、救助に成功すればご褒美がもらえる。 -敵味方問わず個性的なキャラが豊富。アニメーションも要所で発生する。アニメーションはシリーズ初の試み。 --見習いくの一ミナモや司祭のコヨリといった味方はもちろん、敵役のティナやネムリーまで女性キャラが多く印象深い。主人公のアスカといい、女性が中心となって展開する風来のシレンである。差別的な言い回しだが、男性キャラも個性がキチンと立っている。ただ今までのシレンは「ヒロイン=助けるべき存在」が多い為、そういう印象が強いのかも。 **問題点 -ゲーム本編の難易度が若干高く、初心者には厳しい(クリア後も高いが、それはいつもの事なのであまり問題にならない)。 --最初から20F+ボス、その次には27F+2連続ボス(おまけに未識別登場)といったダンジョンに挑む為、シリーズ初体験やそれ程やり込んでない人には結構厳しいバランス。どうしてもきつい人は旅仲間を連れて行ったり、「根性の竹刀」など手段を惜しまないようにしたい。 --ちなみに、Win版では「鍛錬の押入れ」という練習ダンジョンはある。鉄甲の盾や鉄扇を回収しよう。クリアさえすれば、上記の復活する装備品で精神的に楽になる。 -旅仲間の能力変化がその冒険中ずっと継続される。従来のシリーズは階層を変えると元に戻るのだが。 --旅仲間には水棲系生物もいるが、彼らに水がめなどで水分を与えると攻撃力が飛躍的に上がり、文字通り「水を得た魚」状態になる。バランス崩壊に繋がるのでご利用は計画的に。 --一方、ミドロ系やしおいやん系などの能力低下技を食らうと、なんとずっと弱体化したまま。つまりそいつらの能力を一回でも食らうと非常にまずい展開になる。 --今作では仲間を頼らざるを得ない、更には仲間が倒れると強制終了するダンジョンも存在する為、孤立しないよう注意しないといけない。なお、仲間そのものは全てレベルを上げれば順当に活躍するので個性を見極めれば足手まといには決してならない。 -フリーズするバグが割と多い。 --再現性は高くないが、数が多く知らないとひっかかる事もある。何より「フリーズすると即敗走=アイテムが消える」という本作の仕様上記憶の片隅に置いておきたい。 --長時間プレイすると、強制終了する現象も見受けられている。ミスの出ない冷静なプレイを心がける為にも、こまめな休憩を勧めたい。 -Win版限定ではあるが、「冥炎魔天の挑戦」の仕様が色々と酷い。 --最高階層''9999F''最大HP250までという無茶な設定。ちなみに、9999Fまで行くには最低''100時間程度''かかると言う。 --乱数設定のせいか、同じアイテム・マップ・モンスター初期位置を持つフロアが、暫く続く事態が起きてしまう。ローグライクRPGの「ランダムに変化する」という定義を湾曲した内容。 -しかし、最大の問題点は以下のような販売状況かもしれない。具体的には・・・。 **その後の展開:販売時期や状況に恵まれなかったゆえに -後にWinに移植され、そちらは更に多彩なダンジョンが追加配信(一時期は有料会員限定のアプリ。現在はチュンソフト公式HP内の本作紹介場所から無料でパッチとして配布されている)され、一生レベルで遊べるゲームにパワーアップした。 -しかし、ゲームとしての出来とは裏腹に、商業的には売れ行きが芳しくなかった不遇のゲームという評価も受けている。そのせいか現在は販売終了している。 --もともとDC版発売時期の段階で、プラットホームのDCは既に発売されているPS2に押され、生産終了のアナウンスをしているという状態であった。そしておよそ十ヵ月後にWin版を販売するもの、ゲーム機ではなくWin用という特殊な販売状況から売れ行きはDC版程ではなく、オンラインサービスが終了した直後では700円程度という投げ売りになっていた(ただし、後述のように中古市場などでは後にとんでもない市場価値が付いてしまうことになるのだが)。 --それ以外にも、出来はいいが難易度はシリーズを通じても高い作品である為「マニア向け」とも言われ(発売当時は)敬遠されていたという側面もある。 --当時、チュンソフトはセガとドワンゴの子会社であった為DCに販売していたが、肝心のセガはDC以後ハード生産を打ち切りにしていた。「多少前後すればまた今の立場が大きく変動していた」と言われた程、出荷時期のタイミングが非常に悪かった。 //--上のパッチ配布についてだが、実際には本作の公式サイトが既に閉鎖され、簡潔なソフト紹介があるのみである。←この文だと「今はパッチが配布されていない」という誤解を招きそう。今だにWin版のサイトは健在だしパッチも配布されている。→http://www.chunsoft.co.jp/games/asukapc/dl.html -結果、需要と供給のバランスに大きなズレが生じてしまった。 --「ハード末期+名作」の宿命ゆえか、販売がされてない現在において''ネットオークションではWin版が1本20,000~50,000円という超高額取引になっている。'' 参考リンク:[[風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! 攻略Wiki(主にWin版用)>http://asuka.lsx3.net/?FrontPage]]
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/4738.html]]に移転しました。''

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