ジェナーテラ > 荒野(ジェナーテラ) > プラックス

ゆりかご河を挟んで大荒野地方の南西。大荒野地方とみなされることもあるが、文化的、気候的にも大荒野地方とは一線を画す。

1. 【なりたち】

曙の時代、プラックスには数多くの遊牧民が暮らしていたが、第二期にパヴィスがプラックスに侵入する。巨人と半神ワッハはパヴィスに敗れ、多くの遊牧民が大荒野へと向かった。
第三期において、プラックスはルナーからの侵略を受けている。

2. 【民族・宗教】

遊牧民の中で有力な部族が５つあり、セーブル、ハイ・ラーマ、インパラ、バイソンそして非人間種族のモロカンスである。他にもライノ、ボロ・リザード、オストリッチといった少数部族が存在している。人口密集地はパヴィスで、ここはドラゴン・パスから移住した人間が住んでいる。非人間種族としてはほかにジャイアント・バブーン、河川のニュートリングが主である。トロウル、エルフ、ドワーフはほとんど存在しない。
男性は半神ワッハやストーム・ブルを信仰している。女性は家畜の女神アイリーサを信仰する。他にも地域の小さな精霊カルトが見られる。

3. 【農業・食文化】

ペントと同じく遊牧文化であるが、自分たちの育てている家畜ではなく敵から奪った獣の肉を食べるところに特色がある。ワッハに食することを認められた植物があり、女性たちが採取している。

4. 【鉱業・工業】

プラックスにおいて唯一交易に資するものは名高い「真の石」のみである。金属が取れないため、あらゆる種類の金属が求められている。