207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/06/22(水) 09:45:42.56 ID:Y9JFCRJMP [4/6]
203
152 >>159 の補足
野尻氏の専門である加速器実験というのは、いろんな意味で原子力工学や
放射線医学と親和性が高いような気がします。お金をじゃぶじゃぶ使う
巨大プロジェクトであるとか、原子や素粒子レベルの技術であるとか
放射線のリスクが存在するところとか、その他もろもろ。
前にも議論があったようですが、エア御用と御用のはざまにいる人なんじゃ
ないかなぁ。
234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(中部地方)[sage] 投稿日:2011/06/22(水) 12:01:27.75 ID:FbgJbc9T0 [3/3]
207
というか、本家のアメリカじゃ、ロスアラモスやローレンスリバモア研究所は素粒子物理の一大拠点だし
フェルミの名前がついてる大型加速器もあるしさあ
マンハッタン計画初期では加速器を改造してウラン濃縮に使われてる
283 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/22(水) 18:22:23.96 ID:CdSHVtQS0 [2/2]
234
ちょいとググったらこんなスライドが。素粒子物理と原子力(核)がいかに親和性が高いかよくわかる
http://www.kagakucafe.org/inoue100213b.pdf
原子力研究の黎明期は素粒子物理学者が担った上に、研究に使用する装置に共通する
部分も多いのだから近いのは当然だが、そのことと原子力発電という方式への賛否とは
また別の話だろう。
そのスライドpdfの作者である井上信氏は元京大原子炉実験所長で原子力研究者だが、
188にある物理学会シンポジウムでの永宮正治会長のあいさつ
こういった影響もあり、戦後の学生や若者は、物理学と
原子力は別物であり、お互いに感知しないものであると
いう意識が強かった。
私の大学院生の時代 (1970年代)でも、私は原子核物理
学を専攻していたが、原子力とは関係のないものである
という意識が根強くあった。今でも残っている。
最終更新:2012年12月11日 15:57