放射線リスクの真実
座談会
松永和紀:科学ライター(司会)
甲斐倫明:大分県立看護科学大学教授
中谷内一也:同志社大学心理学部教授
畝山智香子:国立医薬品食品衛生研究所
松永・甲斐の両氏は既に御用リスト入りしてますな。
座談会の内容は、まあ、よくある御用側のリスク議論なんですが、
ちょっと興味深かったのは「ジャンクサイエンス」という用語。
この方々によれば、
ECRR = プロパガンダ = ジャンクサイエンス(ニセ科学)
なので、まともな学会がもっとニセ科学を批判すべき、だそうです。
「ジャンクサイエンス」というのは初耳だったけど、主にアメリカで使われ始めた言葉なのかな?
つまり御用学者が自分たちの研究を「健全な科学(sound science)」と自称し、
企業や政府に批判的な研究を「ジャンクサイエンス(junk science)」と批判する、
という構図らしい。
「日経サイエンス」の解説は、「健全な科学vsジャンクサイエンス」という主張を
する御用学者に対して、どうみても批判的。
これを執筆してるのはデイヴィッド・マイケルズという疫学者。
現在はオバマ政権のアメリカ労働安全衛生庁の労働次官補になってるみたい。
最終更新:2014年03月11日 17:20