学習環境デザインgroup21

「ネカフェ難民」と呼ばれる人達

最終更新:

group21

- view
だれでも歓迎! 編集
「負け組」ではなく「被害者」という考え方




「ネカフェ難民」とは何か?

これまで過ごしていた自宅(実家やアパート)や寮を諸般の事情(家賃の滞納や家庭の事情など)で退去して、24時間営業のインターネットカフェや漫画喫茶で夜を明かし、日雇い派遣労働などで生活を維持している人たちの事。

ネットカフェ難民になる経緯

お金が無くなる→家が無い=住所がない(その人を信用するものがない)のでやとってもらえない→日雇い派遣で働く→家賃など数万円のまとまったお金が作りにくい→ネットカフェ暮らしという悪循環で、一度ハマったら抜け出せない様子・・・

ネットカフェ側の対応

ネカフェ難民が急増していることもあり、ネカフェ側は利用料金を下げたりしている。夜22時から朝8時までは一律1000円で利用できるサービスを提供している業者もあるくらいです。シャワーや毛布なども無料で利用できたりと至れり尽くせりである。このような環境がネットカフェ難民を増やしている一因であるという声もあるくらいだ。

ネットカフェ難民ならぬマック難民!?

ハンバーガーショップ「マクドナルド」の24時間営業店舗に「寝泊り」する人々のこと。アパートが借りられずネットカフェに寝泊りしていた人達が、安いマックへ移ったという背景もあるらしい。払うお金はなんとコーヒー(お代わり自由)1杯100円だけ。マクドナルド側も対応に困っているらしい・・・

【最近の経済情勢と「派遣切り」に関連して】
リーマンショックから端を発する100年に一度、といわれる金融危機や、それに関連した企業の大規模な非正規労働者・いわゆる派遣社員の削減。
これらの要因が加わり、ネットカフェ難民はこの半年で爆発的に増加したと言えるだろう。年越し派遣村等のボランティアも利用できない地域で、住居が定まらないままの彼らを助けるべく、ネットカフェも対応をしている。
例として1ヶ月分の料金を先払いし、擬似的に個室ブースの部屋化のサービスを開始し、また就職活動で履歴書を書く際、住所不定の状態を避けるために住民票を発行したり等が挙げられる。
ネットカフェ難民を「難民」としてただ切り捨てるのではなく、雇用形態の弊害・被害者として扱う、ネットカフェ側のこうした対応によりより利用者は増えていると言えるだろう。



一方的に首を切る、という企業側としての雇用システムの見直しは急務である。





タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

添付ファイル
目安箱バナー