「佐々木、セックスしよう」

「佐々木、セックスしよう」 by:ゾロリズミカル
 夕闇が迫る街の片隅。冷気を帯びた風が木の葉を巻き上げながら、私と彼の間を吹き抜けていく。

「えっ……」

 彼は言った。セックスを――男女の交わりをしよう、と。私の脳みそは瞬時に冷却されて、そして心は直ぐさま熱を持った。手足は寒いのに顔は熱い。

「佐々木。俺は、お前のことが好きだ。愛してる。世界で一番、だれよりも愛してる。お前と繋がりたい。お前と一つになりたいんだ」

 いつもの彼らしくない、生々しい性のにおいをまとった言葉が、私の耳を犯す。

「あう……」

 口から漏れるのは不安定な溜め息だけだ。にっこり微笑んで、愛を囁きながら受容するなんてことは私には到底できなくて、その代わりに、小さく小さく頷いた。

―――――

「わ、私……初めてだから……」

 家族は彼を置いて旅行に出かけたという。家に着いて部屋に入るなり、彼は、興奮を隠さずに私を押し倒した。
 発情期の獣みたいに鼻息を荒くして私の衣服を剥ぎ取る彼は、充分に男の顔をしていた。
 首筋を這う舌の感触に、意図せず身体が震える。やはり、私も女だった。

「佐々木……愛してる……」

 単純で、ゆえにストレートに伝わる呪文が、身を内から溶かして、蒸発させる。指が、唇が、言葉が、私を彼の色に染め上げていく。
 やがて準備が整ったその部分に、彼のそれが押し当てられる。不安と期待。熱に浮かされたちっぽけな自分が空中をさ迷う。

「……入れるぞ」





(・⊇・)続きはWebで
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01/20 09:04 W52SH(e)

[1]フーケー
人々はこれを巌流島の戦いと呼んだ
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01/20 10:11 SH02C(i)

[2]わっふる
ふむ巌流島でやるのか?
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01/20 14:48 W62P(e)

[3]mono
両方とも長い竿持ってたな
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01/20 16:15 N08A3(i)

[4]いけめん
ああ、男同士か。
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01/20 17:22 W52CA(e)

[5]
"私も女だった"

なんだ、オカマか
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01/20 19:20 F03B(i)

[6]ゾロリヤカー
佐々木蔵之介です
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01/21 00:33 W52SH(e)

[8]ノノノノ
節子…ここwe
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01/21 06:47 SH004(e)

[9]クズダフ
誰かまとめの編集を


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01/21 18:14 S001(e)

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最終更新:2011年01月25日 14:51
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