ジンクス

ジンクス
GN-X
登場作品 機動戦士ガンダム00
型式番号 GNX-603T
全高 19.0m
重量 70.4t
所属 国連軍
武装 GNバルカン
GNクロー
GNビームライフル
GNビームサーベル
GNシールド
搭乗者 パトリック・コーラサワー
セルゲイ・スミルノフ
ソーマ・ピーリス
ダリル・ダッジ
ヘンリー


【設定】

国連軍の擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。
ソレスタルビーイングの監視者であるユニオンの国連大使アレハンドロ・コーナーとAEUのリニアトレイン事業の総裁ラグナ・ハーヴェイが極秘裏に開発し、AEU、人類革新連盟、ユニオンの3大国家群へ提供した。
「GN-X」で"ジンクス"と読み、後継機の開発後はジンクスIと呼称される様になった。

アレハンドロを輩出したコーナー家はソレスタルビーイングが武力介入を行う80年前からイオリア計画を掌握する野望を持っており、木星圏に調査団を派遣して破壊された木星探査船よりHARO及び太陽炉開発に関するデータを回収。
このデータを基に擬似太陽炉とそれを搭載するMSの開発が開始され、アレハンドロの代になって野望達成の機会を得た上に、ヴェーダへの高位アクセス権を持つリボンズ・アルマークと出会った事で、ソレスタルビーイングの監視者でありながら組織の殲滅と世界の掌握を目論む様になり、ラグナと手を組んでイオリア計画への本格的な介入を開始する。
そのための駒であるチームトリニティ用のガンダムスローネのアインツヴァイドライの3機の開発と実戦投入、更に量産化のための試作機スローネヴァヌラスの開発とテストを経て、殲滅用の主戦力となる本機の開発に結実する。
更にアレハンドロはソレスタルビーイング殲滅のために己の専用機も用意している。

各部品は世界中の民間工場に発注して新型ワークローダーの部品と称して生産され、軌道エレベーター内の秘密工場でMSへの組立が実施された。
その後南極の秘密地下施設に保存されていた物を、3大国家群に予備パーツと共に各10機ずつ譲渡される。
機体番号はパトリック・コーラサワーに01番、セルゲイ・スミルノフに11番、ソーマ・ピーリスに20番、グラハム・エーカーに21番、ダリル・ダッジに22番、ヘンリーに25番が割り当てられている。

基本性能はプトレマイオスチームやチームトリニティのガンダムとほぼ同等なものの、量産性と汎用性を重視する量産機の宿命か、各ガンダムが得意とする戦術相手では不利とされる。
両肩と両腰のX字のユニットはGN粒子発生器兼ガンダムのクラビカルアンテナに相当するものであり、粒子制御に慣れていないパイロットで空中でも高い安定性を保ちながら立てる様になっている。
更に三大国家群の各パイロットが慣れ親しんだ操縦系に近い感覚で操作する事が可能となっている。

純正の太陽炉を積む想定だった名残としてスローネとは異なり擬似太陽炉の始動には母艦や基地等に専用の設備が必要となっており、長期単独行動が出来ない制限があるが、これは元々稼働時間に制限があるためあまり問題にならない上に奪取時の対策にもなっている。

本機は地球連邦軍初の擬似太陽炉搭載型MSとしても採用され、その後開発されるジンクスII、ジンクスIIIアヘッド、ジンクスIVなどの基礎となった。
迅速な輸送、組立、調整のためか各部のパーツ一つ一つが全てユニット化されており、部品交換による修理も容易にしている他、大幅に性能向上したとされるジンクスIVでもユニット化による機体構成はIと変わらず、なんと部品交換でIからIVへの換装も可能となっている。
地球連邦平和維持軍発足後はジンクスIIIが主流となったが、少数ながら本機も運用されており、カラーリングは正規軍仕様のIIIと同じものに変更されている。


【武装】

GNバルカン

連写式の小型ビーム砲。
頭部に2門が内蔵されている。
主に咄嗟の迎撃やGNファングの迎撃に使用された。

GNクロー

鋭い指先を用いて貫手の要領で敵機を貫く。
GNフィールドで覆って威力の向上も可能。
あくまで他の武装を全て失った時やGN粒子が枯渇した時の緊急武装であり、積極的に使われる事はまず無い。

GNビームライフル

本機の主武装となるビーム兵器。
稼動時間に制限のある擬似太陽炉の消費を軽減するべく、GNコンデンサーを搭載している。

GNロングバレルビームライフル

GNビームライフルにパーツを追加した状態。
連射性が落ちる代わりに射程に優れる。
人革連によるチームトリニティへの初回襲撃時のみ使用された。

GNビームサーベル

左右大腿部の装甲に1本ずつ内蔵している。
突きによる攻撃でガンダムデュナメスのGNシールドを容易く破っている。

GNシールド

表面に小型のGNフィールドを発生させる小型シールド。
AEUおよびユニオンのパイロットに考慮してディフェンスロッドが搭載されているが、ディフェンスロッドを回さずともフィールドの発生は可能。


【原作の活躍】

AEU、人類革新連盟、ユニオンの三国に引き渡され、国連軍結成及びフォーリンエンジェルス作戦発令のきっかけとなり、各国から10名ずつ30名のエースがパイロットとして選抜された。
この内ユニオンのグラハム・エーカーに割り当てられた1機がユニオンフラッグの改造のために擬似太陽炉を抜き取られた。

人革連の10機による3度のチームトリニティとの戦闘では、2戦目にGNハイメガランチャーによる不意打ちで1機を失うも、機体性能差の克服・パイロットの実力差・数の差から圧倒し、毎回撤退に追い込んだ。
ユニオンとAEUが共同した19機によるプトレマイオスチームとの戦闘では、ヴェーダのシステムダウンとガンダムヴァーチェの起動エラーもあってデュナメスを行動不能に追い込んだが、ガンダムエクシアの奮戦で1機が、ラッセ・アイオンの強襲用コンテナの砲撃で1機が大破し、撤退した。

その後、人革連の9機が合流し、チームトリニティ救援のためエクシアが不在のプトレマイオスチームを26機とスローネツヴァイで再度襲撃。
結果的にデュナメスを大破、ヴァーチェの装甲を大破させたが、ガンダムキュリオスのテールブースター、ヴァーチェのGNバズーカ2丁持ち、デュナメスのGNアームズ等の強化パーツやトランザムシステム、更にマイスターの成長と抵抗もあり、キュリオスに2機、デュナメスに7機、ヴァーチェに5機を大破させられ、多くの機体とパイロットが失われた。

最終決戦ではキュリオスに3機、ナドレに6機、強襲用コンテナに1機、アルヴァトーレの砲撃によって1機が大破し、中破したピーリス機以外は全機大破となった。
しかし最終的にナドレを大破させ、キュリオスを鹵獲、エクシアはGNフラッグと相討ちとなり、母艦プトレマイオスの艦橋を破壊して航行不能とし、結果的にソレスタルビーイングを一時壊滅させる戦果を挙げた。
決戦後も少数が地球連邦軍機として水色に塗られた機体が再生産され、様々なバリエーションや後継機の開発に繋がった。


【搭乗者】

パトリック・コーラサワー

CV:浜田 賢二

AEUに所属するモビルスーツパイロット。
2000回のスクランブルをこなし、模擬戦は負けなし、最新鋭機のAEUイナクトのテストパイロットを任せられる程のエースパイロット。
指揮官としても三国合同軍事演習で適性を見せた他、指揮官機に相当する番号のジンクスを与えられている。
しかし実力に比例するかの様に自己顕示欲が強く自信過剰で喧嘩っ早く遅刻も気にしないお調子者の面があり、性格に問題があると評されている。
上官となったカティ・マネキンに一目惚れして以来、彼女を慕い付き従う様になる。

アクロバット飛行やディフェンスロッドによる防御をなんなくこなしたり、ヴァーチェの砲撃で他機が蒸発する中で墜落したとはいえギリギリで回避してかすり傷で済んだり、超長距離からスローネアインの狙撃を受けても直撃した下半身を瞬時に分離する等、咄嗟の判断能力や操縦技術は確かな物を持っている。

最終決戦ではナドレと相討ちになり機体の上半身を吹き飛ばされ、外宇宙(木星方向)へ流されていた所を太陽炉の回収に来たフォン・スパーク*1が邪魔という体で蹴り飛ばした事で地球軌道へ帰還、4年後の地球連邦軍結成式典に参加していた。

【原作名台詞】

  • 「貴様、俺が誰だかわかってんのか?AEUのパトリック・コーラサワーだ!模擬戦でも負け知らずの、スペシャル様なんだよぉ!知らねぇとは言わせねえぞ!」
    • 初対面のエクシアに放ったセリフ、どう考えてもかませフラグである。
      余談だが、この瞬間が刹那、あるいはコーラサワーを殺す唯一のチャンスだったらしい。

  • 「てめぇっ!わかってねぇだろぉぉ!
    俺は!スペシャルで!2000回で!!模擬戦なんだよぉぉぉぉぉぉ!!!」
    • エクシアに乗機のAEUイナクトを切り刻まれながら叫ぶ。
    • コーラサワーの代表的な台詞で各種ゲームにおいて必ずと言っていい程しゃべる。
      ジェリドやクロトの最期と異なり、何が言いたいのか分かるようで分からない感に溢れる、彼を象徴する迷台詞。

  • 「悪いがそろそろ時間だ、この埋め合わせは今度な!」
    • 金髪美女とキスを交わした後に召集に向かう際に。
      しかし、直後にコーラサワーにとって運命の出会いが待っていた…

  • コーラサワー「AEUのエース、パトリック・コーラサワー只今…ぐぉっ!」
    カティ「遅刻だぞ、少尉。」
    コーラサワー「なんだ女、よくも男の顔をっ…!に、二度もぶった…」
    カティ「カティ・マネキン大佐、モビルスーツ隊の作戦指揮官だ。」
    • 記念すべき(?)カティ・マネキンとのファーストコンタクトで、この時点では反抗的だったが…
      なお、遅刻の上でこの態度だったため周囲の兵士にはジト目で見られていた。

  • 「(いい女じゃないか…)
    遅刻して申し訳ありません、大佐殿!
    (惚れたぜ…)」
    • 自身を修正したカティに一目惚れ、ここから彼は犬の様に付き従う事になる。

  • カティ「少尉、今世界は大きな変革期を迎えようとしている、そのことについて考えるようなことはないのか?」
    コーラサワー「はい、ないです!」
    • ソレスタルビーイング打倒の為に国連軍が結成され、ジンクスのパイロット選出を考えているところにデートに誘おうとしたコーラサワーに呆れたカティは世界情勢について質問をするが、コーラサワーは即答
      これは「はい」とカティの質問をしっかりと聞いた上で「政局を見極めるのはカティのような学のある人に任せて、一兵卒にすぎない自分はそれに従うのが軍人としての役目である」という彼なりのポリシーに従った結果である。何にせよ何も考えていないことに変わりはないが。
    • コーラサワーの行動はジンクスのパイロットに選ばれる為に上司に媚びを売りに来たと思われてもおかしくない上に「実力だけなら国連軍に編成しない理由はないのだが、バカだから変な思想に感化されてソレスタルビーイングにジンクスを持ち逃げされやしないか」と考えたカティは意図を問いただす目的でこの質問をしたのだが、コーラサワーの答えを聞いて彼の本意を見抜き、ジンクスパイロット候補への推薦を迷っていた彼女の決断を後押ししたと思われる。

  • 「大佐のキッスはいただきだぁ!」
    • ジンクスでの初戦闘時の台詞。

  • 「積年の恨みぃ! うらぁぁぁぁ!!」
    • 行動しないガンダムヴァーチェにビームサーベルを突き立てようとするが、ガンダムデュナメスが庇ってロックオンは重傷を負う。
      コーラサワーもまた、図らずもロックオン戦死の遠因となった。


セルゲイ・スミルノフ

CV:石塚 運昇

人類革新連盟に所属するMS部隊の指揮官であり、『ロシアの荒熊』の異名を持つエースパイロット。
自分で見たものしか信用しない性分であり、単身でエクシアに戦いを挑んだこともある。
対ガンダム特殊部隊「頂武」の隊長として、幾度と無くソレスタルビーイングと交戦した。

【原作名台詞】

  • 「何という性能だ…やはりこの機体、凄い!
    最早ガンダムなど、恐るるに足らず!!」
    • 第20話から、ジンクスの性能を体験して。
      知的なセルゲイらしからぬ感想だが、凄いとしか言えない程ガンダムもといGNドライヴ搭載機の性能がティエレン等とは比べ物にならないという事だろう。

  • 「少尉は初めて味わうんだったな。これが勝利の美酒というものだ。」
    • 第20話から。
      ガンダムスローネ撃退後、歓喜に沸く人革連兵達を見て「あれだけの被害を受けたのに…」と戸惑うピーリスに対して。
      確かに基地が受けた被害は大きかったが、ガンダムの撃退に成功したのはこれまでガンダムに苦しめられてきた人革連にとって勝利そのものだった。

  • 「密集隊形!」
    • 第22話から。
      対GNファング用の戦術…それは、円形のフォーメーションを組み、陣形を崩す事無く回転しながらビームライフルを乱射するというアクロバット飛行隊もビックリの凄まじい連携で、視聴者の度肝を抜いた。
      絵面的には無茶苦茶だが効果はあった様で、この戦闘でスローネツヴァイはGNファングを全て失ってしまう。


ソーマ・ピーリス

CV:小笠原 亜里沙

人類革新連盟所属の超人機関技術研究所で育成された超兵。
セルゲイの部下、そして頂武の一員としてティエレンタオツーに搭乗していたが、ジンクスのパイロットに選ばれたため乗り換える事に。
最初は堅物そのものだったが、セルゲイ達との交流や数々の実戦を経て徐々に人間らしく成長し、任務よりもセルゲイの救出を選ぶ様にまでなった。

ガンダムスローネ相手には機体性能差が埋まった事で圧倒する。
宇宙に上がった後も主にキュリオスを相手に互角に立ち回るが、トランザムには反応し切れず腕部を破壊され撤退。
最終決戦ではアルヴァトーレの砲撃で中破したキュリオスをセルゲイと襲撃。アレルヤとハレルヤの協力とトランザムにより圧倒されるも、セルゲイの身を挺した援護によってキュリオスを大破させる。
ピーリスの顔を見たアレルヤは彼女を「マリー」と呼んでいたが…

【原作名台詞】

  • 「機体が私の反応速度に付いてくる…。これが、ガンダムの力!」
    • ジンクスを使用して初めてスローネ3機と戦った際に、互角以上に戦いながら。
      これまでは反応できるのに機体性能が足りずに後れを取っていたため、いつもよりも少女の様だった。

  • 「これが…勝利の美酒…」
    • 上記の戦闘後、少なくない被害を受けながらも初めてスローネを撃退できた事に沸き立つ兵士を見て、「大きい被害を受けたのにどうして喜ぶのか」と戸惑っていた際にセルゲイから言われて。これが彼女の初めての勝利であった。

  • 「できません!中佐がいなくなったら、私は一人になってしまう…」
    • 自分の機体を大破されながらもキュリオスを追い詰め、止めを刺すようにセルゲイに言われた際に初めて命令に背いて。彼女が兵器から人間になった瞬間であった。


ダリル・ダッジ

CV:西 凜太朗

オーバーフラッグスの一員だったユニオンのパイロット。
フラッグファイターとしての誇りと葛藤しながらもガンダム打倒のためオーバーフラッグからジンクスに乗り換えた。
初回の出撃ではエクシアと互角に渡り合ったが、同僚のヘンリーを撃墜される。
2回目の出撃でGNアーマーType-Dに圧倒された後、素手でデュナメスに特攻を敢行して戦死。
相討ちとはいかなかったが、負傷した片目側の死角であったためにデュナメス撃墜の大きな隙を作る事となる。

【原作名台詞】

  • 「コーラサワー?…ああ、一番最初にガンダムに介入され、ボコボコにされた…」
    • 共に作戦に参加することになって絡んで来たパトリック・コーラサワーに対して。間違っていないがストレートすぎる…。

  • 「戦果は挙げるさ…そうでなくてはフラッグを降りた意味も、隊長に合わせる顔も無くなる。」
    • 国連軍での戦闘前の待機中に通りすがったカティ・マネキンに戦果を期待すると言われて去った後に。
      フラッグファイターとしてのプライドとガンダム打倒で強く葛藤した事が見える。

  • 「俺はユニオンの…フラッグファイターだぁぁぁ!!」
    • デュナメスに特攻する際の最期の台詞。フラッグファイターとしての誇りをズタズタにされたダリルはフラッグではない機体とともに散っていった。
      しかし、この特攻でサーシェスはロックオンが右目が見えていないことを察し、ロックオン戦死の一因となる。
      ある意味では彼もガンダムに一矢報いることができたのかもしれない。
    • なお、この時にロックオンは「邪魔すんじゃねぇ!」と叫んでいたが、ロックオンの声優も役とシンクロして同じように思っていたという逸話がある。


ヘンリー

CV:松尾 大亮

オーバーフラッグスの一員だったと思われるユニオンのパイロット。
ダリルとの連携でエクシアのGNブレイドを弾き飛ばす、GNビームダガーの投擲をいなす等渡り合ったが、ダリル機と鍔迫り合いをするエクシアの背後を取った瞬間に、振り向き様に投擲されたGNビームサーベルに反応できずに腹部を貫かれて撃墜された。


【VS.シリーズの活躍】

EXVS.シリーズ

コスト500のCPU機として登場。
GNビームライフル、GNビームサーベルが武器。他にもバレルロールをしながら前方へ移動する特殊移動を持つ。
パイロットはセルゲイ、ピーリス、コーラサワー、ダリル。ダリル以外はボイス有り。

GUNDAM VERSUS

CPU機からプレイアブル機に昇格。
パイロットはセルゲイだが、条件を満たせばピーリスやコーラサワーも選択できるようになる。
設定に反してコストは どころかフラッグより低く、ティエレンタオツーと同じ200となっている(EXVS.における1000~1500コスト相応)。
26機がかりでガンダムを1機も撃破できなかったからなのだろうか…。ピーリスの喜びは一体…。

なお、本機を運用している組織は「国連軍」のはずなのだが公式サイトにおける本機の紹介ページでは所属が何故か「地球連邦平和維持軍」となっている*2


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常時:ロングライフルを両手で構える
格闘時:左手に持ったビームサーベルを振り払う。

敗北ポーズ

上半身がなくなった状態で煙を噴きながら漂う。第24話でナドレと相打ちになったコーラサワー機の再現。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ

第6話の商店街でのフリーバトルにて登場。アッシマーとバトルしたが敗北。なお、使用者はコーラサワー似の青年。

第11話の第7回ガンプラバトル選手権世界大会予選第1ピリオドで量産型ガンダムF91陸戦型ガンダム(ジム頭)と共に地球連邦軍仕様機が登場。
それら2機の撃墜後にロングバレルをパージしてGNビームライフルを連射したが、メイジン・カワグチのケンプファーアメイジングのアメイジングライフルであっさり撃墜されてしまった。

ガンダムビルドファイターズA

サツキ・トオルユウキ・タツヤをガンプラバトルに誘った際、そのシミュレーションバトルの相手として登場。

ガンダムビルドファイターズトライ

第5話の全日本ガンプラバトル選手権西東京予選の1回戦第3試合にて、宮園高校のチーム「ガイアドラゴン」が使用するカスタム機として赤と白に塗装されてGNビームライフルとGNバスターソードを持ったジンクスLD、明るい青緑と白に塗装されてライジングガンダムのビームボウを持ったシュトルムジンクス、青と白に塗装されてGNビームライフルと両剣のビームサーベルを持ったジンクスウェーブが登場。
ジンクスウェーブはライトニングガンダムのミサイルを処理しきれずに撃墜され、シュトルムジンクスはウイニングガンダムのビームマシンガンを浴びて撃墜され、ジンクスLDは宇宙フィールドに慣れていないビルドバーニングガンダムに善戦したが流星螺旋拳を受けて撃墜された。

スーパーロボット大戦

『第2次Z破界篇』で初登場、トーラスと共に現れる。
登場が終盤、かつ原作でソレスタルビーイングを壊滅まで追い込んだだけあって量産MSとしては高性能。
長射程のロングバレルビームライフルと移動後も使えるビームライフル、ネームドは3万、一般機すらワンパン困難な1万超えのHPで自軍部隊を苦しめる強敵。
一部ステージではセルゲイとピーリスが本機でスポット参戦する他、展開次第では原作では軍事演習回で戦死したジョシュア・エドワーズも本機に乗ってくる。

『第2次Z再世篇』ではテロリスト機に成り下がった機体が登場するが、油断禁物なのは相変わらず。


【余談】

宇宙世紀以外の非ガンダムタイプでMG(マスターグレード)化されたのはこの機体が初めてである。
MGの取説によると最終決戦では破損した機体を複数組み合わせた番号無しの機体に補充パイロットが乗り込み、機体数より多くのパイロットがガンダム戦を経験する事となったらしいが、描写上では補充無しとした方が数が合っている事になってしまう。
画面外で行動不能となったが生還したパイロットがいたという事だろう。


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最終更新:2023年12月03日 16:56
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ヘルプ / FAQ もご覧ください。

*1 『機動戦士ガンダム00』の外伝作品にあたる『機動戦士ガンダム00F』の主人公であるガンダムマイスター。

*2 地球連邦政府の発足に伴い「国連軍」が発展的解散となり、西暦2312年に「地球連邦平和維持軍」として新たに結成されている。