サイコジム

サイコジム
PSYCHO GM
登場作品 ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲
型式番号 MRXGM-009
全高 40.0m
重量 388.0t
所属 ガンプラマフィア
操縦者 マシタ・ミキオ
武装 小型メガ・ビーム砲
ビーム砲
拡散メガ粒子砲
リフレクター・ビット
特殊装備 Iフィールド
脳波伝達フィールド
サイコミュ・システム
(※)ビルダーの独自設定によるもの。


【設定】

サイコガンダムをベースにした改造ガンプラで、ガンプラマフィアの技術を集めて制作され、ジムにサイコガンダムのパワーを付加する目的で開発された。
巨大な機体の為、ガンプラバトルでの分類はMA。

機体形状はサイコガンダムとほぼ変わらないが、ジムの名の通り頭部がジムを思わせるゴーグルタイプのカメラに変更されており、機体色も赤色に変更されている。
サイコガンダムの武装は一通り使用可能で、新たにサイコガンダムMk-IIのリフレクター・ビットが頭部に搭載されている。変形機構もそのまま引き継いでおり、MA形態では拡散メガ粒子砲が使用可能となり、さらに脳波伝達フィールドを形成しサイコミュシステムの機能を大幅に向上させる。

量産機をイメージされる機体ではあるのだが、MSVの量産型サイコガンダムではなく、あくまでも「サイコガンダムの能力を持つヘビー級のジム」である。
ヘビー級のジムというと富野監督の「イデオン」*1をイメージしてしまうが意識したのだろうか…


【武装】

小型メガ・ビーム砲

頭部額部に2門を内蔵しているビーム砲。
本機の武装の中では威力は低いが、エネルギー消費が少なく使いやすい。

ビーム砲

両腕部の指先に計10門を内蔵したビーム砲。

拡散メガ粒子砲

胸部に3門を内蔵したビーム砲。

リフレクター・ビット

頭部に収納されている無線誘導端末。
本来の物とは異なり、ビット自体からビームを発射する。


【原作での活躍】

終盤に最後の敵として現れ、イオリ・セイのスターバーニングガンダムをその性能で圧倒し、撃破寸前まで追い詰めるもメイジンのアメイジングズゴックとヤサカ・マオのガンダムX十魔王に妨害される。
しかし、周囲のプラフスキー粒子を操作することで行動不能にし、さらに駆けつけた他の機体も圧倒した。
そのままスターバーニングにトドメを刺そうとするも、アリスタを所持したレイジが現れたことでスターバーニングガンダムが再起し、RGシステムを発動したハイパースターバーニングナックルで撃破された。


【操縦者(ファイター)】

マシタ・ミキオ

CV. 坂口 哲夫

ヤジマ商事が建設したヤジマスタジアムの竣工式前日にスタジアムを乗っ取り、イオリ・セイ達にガンプラバトルを挑んで来たガンプラマフィア一味のボス。
その正体はPPSE社のCEOだったマシタ会長の双子の弟で、顔や声は兄そっくりだが、兄と異なり金髪。
兄と同じくアリスタを埋め込んだ懐中時計を持ち歩いており、マフィアらしく全身黒づくめの衣装に身を包んでいる。

兄同様にガンダムやガンプラに愛着や関心を持たず、こちらの世界での金儲けと豊かな生活を重視する利益主義者。
PPSE社のCEOである兄が表、ガンプラマフィアのボスである自分が裏を牛耳ることで自分達兄弟がガンプラバトルビジネスを支配し、巨万の富を得るという遠大な野望を抱いていたが、第7回世界大会で兄がアリアンへと強制送還されたことで叶わぬ夢となってしまったため、自分達の野望を打ち砕いてくれたセイ達への復讐を果たすべく行動を起こす。
マフィアらしく目的の為なら卑劣な行為も平然と行い、仲間や部下も平気で見捨てる自己中心的な人物だが、兄同様に抜けている所が多い。

スタジアムの警備システムを乗っ取ったり、バトルシステムのプラフスキー粒子をコントロールしたりとハッキングやクラッキングに長けていることが窺える。

ヤジマスタジアムの竣工式前日、スタジアムに行く途中のセイからビルドストライクコスモスを掠め取った後、部下を率いてスタジアムを占拠すると、その場にいた三代目メイジン・カワグチニルスマオフェリーニ、そしてセイにバトルを挑み、世界中のガンプラファンに向けて自分達ガンプラマフィアの表舞台への進出と、ガンプラバトル選手権の再開阻止を宣言する。

セイから盗んだビルドストライクコスモスを使っての不意打ちや、禁じ手も甚だしいプラフスキー粒子の操作で相手のガンプラを一方的に行動不能にする等の卑怯な手段を行い、セイと対峙した際には自動操縦に設定したビルドストライクコスモスを利用して彼を精神的に攻め立て、コスモスを放棄した後は真の愛機であるサイコジムを投入して追い詰める。
メイジンやマオ達がセイに合流したことで一時は不利な状況に陥ったものの、またしても粒子を操ることでセイ達のガンプラを行動不能にし、とどめを刺そうとしたが、レイジがセイ達に加勢したことで形勢を逆転されて敗北する。
敗北と同時に部下を見捨てて自分だけ逃走し、今回のバトル映像の放映権料を元手にして再起を企むが、スタジアムを出たところで待ち構えていたイオリ・タケシ達に出くわし、部下共々逮捕された。

【原作名台詞】

  • 「見てますか?全世界のガンプラファンのみなさん!ガンプラマフィアの実力を!」
    • ヤジマスタジアムでガンプラマフィアと戦うセイ達の映像を全世界に流し、ガンプラマフィアの実力を知らしめようとしたミキオ。


【ゲーム内での活躍】

EXVS.2 XB

稼働時に新規機体…ではなくトライアドバトルのボス機体として、サイコジムの登場が公式サイトで発表された。
ビルドシリーズのボス機体が参戦するのはこれが初となる。
歴代シリーズのサイコガンダムのモデルを流用している。敵味方のインフレが激しい昨今において比較的分かりやすいモーションから、難易度(Bルート13で比較的ルーチン強め)の割りにはクリアだけなら楽な方。
派手な見た目だが盾が安定する大火力ゲロビは処理しやすいものの、オールレンジは相応に追いかけてくるし覚醒するとサバーニャよろしく2連射することもあるのが厄介。
地味な格闘は巨体故に判定が大きく発生も不意討ちには十分早く、バウンドダウンでタイムを削られるので注意。
射撃武装は全てビーム系であるため、アカツキで挑めばヤタノカガミで反射しまくっていれば勝手に勝てるという何とも言い難い勝ち方が可能。対人戦では役立たずな武装なので愛のある人は使ってあげよう。格闘には注意。

出現場所はシーンBルート13-2で、サイコジムに加えて大量のジムが敵として登場する、まさに「ジムの逆襲」に相応しい構成となっている。


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最終更新:2023年03月14日 10:59
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*1 『伝説巨神イデオン』の主役ロボ。外見がジムに似ていることから、ファンの間では「ジム神様」と呼ばれている