ウィルゲム

ウィルゲム
WILLGHEM
登場作品 ∀ガンダム
所属 イングレッサ・ミリシャ
搭乗員 グエン・サード・ラインフォード
リリ・ボルジャーノ
キエル・ハイム
ミリシャ兵
艦載機 ∀ガンダム
カプル
ボルジャーノン
武装 メガ粒子砲
対空機銃


【設定】

キングスレーの谷で発掘された戦艦。
ウィル・ゲイムの先祖が発見して少しずつ発掘しており、名前もウィルの名を元にグエンが命名している。
最終的にはミリシャが発掘して改修している。
単独での地球権、大気圏航行、再突入、月への航行も可能で大気圏ブースターを装着すれば単独での軌道圏進出も可能である。

ナノスキンが被われる状態で発見されておりいつの時代の船かは不明である。
∀全般に言えるがあの船に似ていると考察して楽しむのも面白いかもしれない。


【原作での活躍】

発掘後はミリシャの戦艦として使用されており、月へ交渉に行く際に使われている。そのためマニューピチまで行き、マスドライバーとザックトレーガー(月へ宇宙船を打ち出す設備)を使用して月に向かっている。
月についた後はグエンの裏切りによりギンガナム隊と共に地球に帰還、まさかの敵側の戦艦としてロランディアナと戦う事となる。最終的には戦闘を傍観してた事でギンガナムの怒りを買い、ターンXに撃沈されてしまう。

戦後はミリシャの元に戻り改修されディアナ・ソレル(キエル・ハイム)やレット隊が月に戻るための帰還船として使用されている。その際は名前が「ローラ・ローラ号」に改名されており、マスドライバーを使用しないでも月に行けるようになっている。


【搭乗員】

グエン・サード・ラインフォード

CV:青羽 剛 / 平川 大輔(代役)

イングレッサを治めるラインフォード家の御曹司。産業革命を夢見る野心家でもある。
ムーンレィスとの開戦後はミリシャ側として月側と交渉を進めるが、野心家な部分があり、黒歴史の映像を目の当たりにした事でその野心に火が付き、ギム・ギンガナムと手を組む。
実は男色家の側面があり、ロラン・セアックをローラ・ローラとして女装させるなど、彼には並々ならぬ執着を見せた。

最終決戦後は、メリーベル・ガジェットと共に異国の地へ旅立った。

小説版ではブラックドールという機体に搭乗しており、それに合わせて一部ゲーム作品ではその機体に乗るこもある。

オリジナルキャストの青羽剛氏は現在は副業禁止の劇団四季に所属しているため、平川大輔氏がハリソン役と共に代役を担当している。

【原作名台詞】

  • 「そうだね…彼はローラの方が似合うだろう?」
    • ロランの女装を気にいっていた様子を見せるが実は…

  • 「目には目、歯には歯、銃には銃で応えたい!」
    • グエンの象徴的な名台詞。元ネタはハンムラビ法典だが、近代兵器の銃を付け加える事でグエンの先進技術に積極的な姿勢を表現した。

  • 「戦争というのは武力の問題だけではない。産業や教育、思想まで侵略させるかもしれないという性格を持っている。そんな事態にならないようにする為には、事前に敵と接触しておく必要があった」
    • ロランやジョセフ・ヨットから何故ギム・ギンガナムと手を組んだのかと問い詰められて。もっとも、グエンも後にギンガナムが自身の手に負えない危険な存在である事を思い知らされる。

  • 「ローラは何で私の傍にいようとしないのだ?私は…私は…ローラ…」
    • 自身の野心が理由でロランと袂を分つ事になった際、彼への執着を顕にした際の台詞。

  • 「今の私にできるのは、愛するローラの勝利を願うことだけです」
    • ギンガナムとの決戦に挑むロランにエールを送る…が、とうとう隠す気もなく「」とまで言ってしまった。

  • 「スカートを穿いて産業革命を起こせるような世の中になるにはまだ時間が…」
    • 全てに決着が着いた後、リリ・ボルジャーノから「ローラをそんなにも愛しているなら、ご自分がスカートをお穿きになれば?」と言われた際に。何故かスカートは否定しないうえ、まだ革命は諦めていない様子。


リリ・ボルジャーノ

CV:小林 愛

ルジャーナ領主ボルジャーノ公の末娘。実質的なルジャーナ・ミリシャのトップの女性である。
グエンとは古くからの幼馴染で彼に対して好意を抱いていた。そのためグエンに意見するキエル(中身はディアナ)に対して嫌味を言ったりしていた。極めつけは野戦病院をキエルに扮装したディアナに紹介したシーンだろう。一歩間違えば外交問題になるところだったが結果としてディアナにとって良い経験なったようだ。

ウィルゲムで月に交渉に行く際に一緒に搭乗している、月ではアグリッパ・メンテナーとの接見を取り付けたりと彼女の社交性が活躍しており、グエンが裏切った後は流石に愛想は尽かしたようだが落ち込む事なくディアナ・カウンターとミリシャの同盟に一役買ったり、前線にでて指揮までとっている。最終回ではローラ・ローラ号になった本機を見送っており、アメリアの政治家として活動しているようだ。

当初は世界名作劇場の「意地悪なお嬢様」の様なポジションだったが作品を通して成長したキャラクターであり、物語序盤と終了後でここまで視聴者の印象の変わるキャラクターもなかなかいないだろう。

余談だが声優の小林氏はこのリリ・ボルジャーノの演技が良い意味で声優らしくないと評価されて2年連続で「劇場版クレヨンしんちゃん」のゲストヒロインの声優に抜擢されている(ファンの間でも評価の高い「オトナ帝国」と「アッパレ戦国」の2作である)。

【原作名台詞】

  • 「アメリアはワタクシがスカートのまま治めますわ」
    • グエンの「スカートを穿いて産業革命を(中略)」の返しのセリフ。彼女の強さと魅力を象徴するセリフである。


キエル・ハイム

CV:高橋 理恵子

ビシニティで鉱山を経営するハイム家の長女(ソシエの姉である)。時代背景を考慮するならブルジョアの娘とも言える存在だが上昇志向が高く自立した生活を望み都会のノックスでの生活を選んでいる。

グエンの補佐として瓜二つのディアナと出会い、その時にディアナの悪戯心により入れ替わっている。本編では肌の色や瞳で区別がつくようになっているがこれはあくまで視聴者のためにしていることで本来は外見上の違いはない。

入れ替わり後はディアナが目を見張るほど女王の役割を全うしており、またその中で最初に自分の正体に気が付いたハリーに恋心を抱くようになっていた。

最終的にはディアナとして生きることを決意してローラ・ローラ号でハリーと共に月へ旅立っている。


【ゲーム内での活躍】

EXVS

  • マニューピチステージで背景として登場。本編のようにマスドライバーにセットされている。


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最終更新:2023年02月10日 02:11
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