ドレッドノートイータ

ドレッドノートイータ
DREADNOUGHT H
登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
型式番号 YMF-X000A/H
全高 UNKNOWN
重量
所属 傭兵部隊X
搭乗者 カナード・パルス
武装 MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲
MA-M22Y ビームライフル
RFH-99ビームマシンガン ザスタバ・スティグマト
ビームナイフ ロムテクニカRBWタイプ7001
モノフェーズ光波防御シールド アルミューレ・リュミエール・ハンディ
イータユニット
特殊装備 フェイズシフト装甲
ニュートロンジャマーキャンセラー
核エンジン


【設定】

傭兵部隊Xの試作型モビルスーツ。
プレア・レヴェリーから受け継いだドレッドノートガンダム(Xアストレイ)をカナード・パルス専用に改修した機体。
カナードがドラグーン・システムを使用不可だったため、ロウ・ギュールに依頼して作ってもらった武装モジュール「イータユニット」を代わりに搭載し、カナードが以前に搭乗していたハイペリオンガンダムの武装の一部を改造して装備している。
これによりドラグーン・システムによるオールレンジ攻撃こそ失われたが、核エンジン及びNJCによる無制限の動力とPS装甲は健在で、核エンジンの恩恵を受けたイータユニットとハイペリオンの武装によって火力を向上させている。

イータユニットは砲撃戦形態のバスターモードと格闘戦形態のソードモードを取れる複合武装であり、バスターモードでは2門の高出力ビーム砲を核エンジンにより無制限に発射でき、ソードモードはビーム砲の砲身からのビームソードによる格闘戦はもちろんの事バルカン砲とグレネードによる中距離戦にも対応可能としている。

イータの名は新たに背中に背負ったユニットがギリシャ文字のH(イータ)に見えることから付けられているが、Xアストレイとは異なり戦闘のために使用されることから、「(兵器としての)王道を外れたもの」を意味する『アストレイ』の名は持たない。


【武装】

MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲

改修前から変わらず頭部に4門が装備されている。

MA-M22Y ビームライフル

改修前から変わらずの携行式ビーム兵器。
カナードは大抵ザスタバ・スティグマトかこちらのどちらかを装備して出撃している。

RFH-99ビームマシンガン ザスタバ・スティグマト

中距離から近距離用に小型ビーム弾を高速連射可能な携行式ビーム兵器。
ハイペリオンから流用しているが、弾倉部はスーパーハイペリオンと同様にケーブルで機体と接続する事で弾数無限としている。

ビームナイフ ロムテクニカRBWタイプ7001

ザスタバ・スティグマトにマウントされた接近戦用の小型ビームサーベル。
銃剣として使用できる他、射出も可能。

モノフェーズ光波防御シールド アルミューレ・リュミエール・ハンディ

両腰部に1基ずつ、計2基備える光学式防御兵装。
ドレッドノートのXM1 プリスティス ビームリーマーにハイペリオンのアルミューレ・リュミエールの発生器を組み込んで改造したものと思われる。
前腕部に装着してから発生器を展開してシールドとして使用する他、グリップを手で持つ事も可能で発生器を変形させてサーベル状に収束させて攻撃したり、ビームランスとしても使用可能。
これも機体からケーブルで接続されており、無制限の使用を可能にしている。

イータユニット

背部のスラスターに装着される武装ユニット。
基部を中心に180度回転させる事で、遠距離用のバスターモードと接近戦用のソードモードの2形態を使い分ける。

40mm対空機関砲 イーゲルシュテルンII

ビーム砲の後部に1門ずつ内蔵されている機関砲。
ソードモードで肩上に展開して使用する。

グレネードランチャー

イーゲルシュテルンIIの砲身下部に片側2発、左右で計4発装備される実弾兵器。
ソードモードで肩上に展開して使用する。

長距離ビーム砲

イータユニットに装備される2門の大型ビーム砲。
砲口を上部に回転させて肩上から前方に展開したバスターモードで使用する。
漫画での描写を見る限りではソードモードでも使用可能な模様。

ビームソード

ビーム砲を肘下から前方に展開したソードモードで巨大なビーム刃を形成して使用する。


【原作における活躍】

DESTINY ASTRAY

ジェネシスαを襲撃してきたザフト軍部隊と交戦し、リ・ホームの火星出立を援護した。

リ・ホームが火星へ向かった後は、自身をしつこく取材しようとするジェス・リブルに攻撃し、直後に現れたカイト・マディガンと交戦するが、叢雲劾が仲裁に入ったことで戦闘は中断される。
その後はマティアスに雇われてジェスの護衛を務めるが、極秘取材先のゲルズゲーの陽電子リフレクターの実験を見て、「あんな醜い機体に光波シールドを搭載するなど我慢ならない」と激高してしまい、ゲルズゲーを破壊してしまった。

後にジェネシスα防衛やマティスのいる地球連合軍諜報部基地の攻撃にも参加している。

VS ASTRAY

プレア・レヴェリーの居場所を求めロンド・ギナ・サハクとND-HEの戦いに割って入る。劾も現れた後はHEと交戦したが、そのHEが劾の戦い方を見て戦意を喪失してしまった事で決着はつかなかった。
その後、ライブラリアンの基地近くの宙域で劾やロウと共にプレアと戦い、これに勝利する。トドメを刺そうとしたところでロウに止められた。



【搭乗者】

カナード・パルス

CV:保志 総一朗

傭兵部隊Xのパイロット。
プレア・レヴェリーとの戦いの後、オルテュギアのメンバーと共に「傭兵部隊X」を結成して活動を開始、プレアの機体であったXアストレイを改修してドレッドノートイータとして受け継いだ。
また、かつては敵同士だったロウ・ギュールや叢雲劾と協力するなどの変化も見られた。
傭兵となった後もしばしば暴走することがあったようでジェス・リブルの取材を護衛した際にはゲルズゲーと交戦して徹底的に破壊している。
これはカナードがかつての愛機であるハイペリオンガンダムに愛着があり、ハイペリオンと同様のバリア機能がゲルズゲーに装備されていたのが気に食わなかった為である。

後に、ライブラリアンの最高司令として活動するプレアの噂を聞き独自に行動を開始。
ライブラリアンのカーボンヒューマン*1であるND-HEと戦闘しこれを撃破、プレア*2とも交戦したが決着はつかなかった。
なお、カナードはこのプレアを偽物としている。


【VS.シリーズにおける活躍】

EXVS.2OB

2023年8月に第1弾新規プレイアブル機体として参戦。コストは2500。
クロブ時代より囁かれていた「ハイペリオンのコストダウンはドレッドノートイータの参戦フラグなのでは?」という噂が、1作越しではあるが現実のものとなった。

新機体毎度恒例のYouTubeでの公開予告がされたが、その前に発売されたガンダムエースで参戦が明らかになってしまった。
稼働一機目はマックナイフを除いてやらかした機体だらけだったり、前身のドレッドノートもかつて強力な性能で全国大会優勝を飾った機体なのでどうなるか注目が集まった。

概観としては、手動リロードのビームマシンガンを持つ格闘寄り万能機を地で行く機体。
イータユニットを用いる特殊射撃はレバー入れ込みで3種類あり、そこからの派生格闘もさらに3種類あるため、中~近距離での押し付けに優れる。
特格はハイペ同様に前面バリアからのランサー派生で、総合的に追い回しながら格闘を狙うことに長けた機体。

一方で降りテクなし、メイン連動バリアなし、誘導弾や後退ムーブに乏しいため手堅い立ち回りをすることは難しく、
当てやすい格闘は火力が出ないし与ダメを稼ぐにはビダ止まりする派生しかない…
と、バリア格闘押し付けや鈍足杭打ちで対面を問答無用に破壊したりピョン格連打からSEED逃げorブメブメアメキャンorリフターメインで負け筋を潰しまくったりするようなことは出来ず、
第1弾追加参戦機体としては、MBON以来の『普通の』機体として認識されている。

……その代わりに本機を出した月には機体調整は行わなかったため稼働2ヶ月で調整されたのはキマリスだけ、次の参戦機体これまでなら緊急下方レベルで盛大にやらかしたり、稼働4ヶ月余りで一度しか機体調整(キマリスの緊急下方を含めても2回、例の追加機体はなし)をしていないため、ユーザーからはいつも以上に運営側の方針が疑問視されてしまっている。改善に期待したいところだが…?


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

どちらも覚醒時にはマシンガンにケーブルが接続されている。
通常時:イータユニットからビームを発射しシールドを構える。
格闘時:イータユニットからソードを展開し構える。


敗北ポーズ

イータユニットを地面に突き刺して上を見る


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最終更新:2023年11月05日 15:28
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*1 クローン人間のような感じだが本人の知識や経験、技術までも引き継いでいる存在。老人であった蘊・奥を若い姿で復活させられるなど掘り下げると本編を破壊しかねない設定である

*2 カーボンヒューマンだが、オリジナルと違い青年の姿になっている