560 名前:兄弟は逃亡中(1/12) :2011/01/21(金) 03:23:32 ID:???
投下!4話ずつ投下します

アムロ「ガンダム家恒例、第1回『兄弟は逃亡中』大会!」
シャア「矛盾してるぞ、アムロ……まあいい、ルールを説明する。
    会場は旧イタリア村っぽいテーマパーク。分からない人はググってくれ」
アムロ「制限時間は90分、鬼は10人。その間俺達兄弟が1人でも逃げ切れば勝ちだ」
シャア「捕獲の判定は背中のゼッケンで行う。あと鬼でGガン勢は同時に1人まで」
アムロ「鬼にもゼッケンがあり、もし取られたら10分間以上退場した後、交代」
シャア「そして兄弟を捕まえた鬼は、ノンインターバルで交代か10分間兄弟を捕まえる権利失効。
    このいずれかを選ばなくてはならない」
アムロ「ただし、残り15分を切った場合は鬼の入場は出来ない。更に、捕獲後の選択も免除される。
    つまり、残り15分未満で鬼を全滅させても俺達の勝ちになる」
シャア「ただ逃げるだけではなく、誰を攻撃し、誰に捕まえられるかも重要になる」
アムロ「ちなみに、鬼とは別に司令部も用意した。レポーターのナナイさん?」

ナナイ「こちら司令部です……ですが……」
スメラギ「いやあ、やっぱりお祭りなら飲まないとね」グビグビ
セルゲイ「寒いし体を温めねばな」グビグビ
カティ「貴様ら……まあ、私も人の事は言えないが」ゴクゴク
ナナイ「既に酒臭いです」

シャア「限りなく不安だな……ちなみにアムロは隠れに行った。私も現場で指揮を取る。
    ちなみに、兄弟には伝えていないが、我々は『我々の無線以外で兄弟を把握する事は出来ない』」

シャア「時間だ。では始めようか!」

561 名前:兄弟は逃亡中(2/12) :2011/01/21(金) 03:25:12 ID:???
アムロ「こちらの作戦としてはドモンを残す。
逃げ足に自身の無い奴はガンダムファイターが出たら捕まれ」
カティ「シュバルツにドモンを追跡させる。休む隙を与えるな」

キラ「防犯カメラハッキング完了……鬼の探知プログラムへのデータ送信設定……よし。これでバッチリ」
セルゲイ「『やはりハッキングを使う』か」
ナナイ「防犯カメラの電源を落としますか?」
スメラギ「無理だわ。恐らく、基礎システムを掌握されてるでしょうね。
     それより、『情報班に逆探知を開始させて』」
セルゲイ「……」
シャア「……セルゲイから暗号通信だと?」


刹那「相手は最高クラスの作戦指揮官……こちらの作戦がどう出るか」
シン「まあ、大丈夫だろ。それより、周りに注意しろよ」
刹那「ああ……あれは!?」
シン「鬼か!?」
刹那「じゅ……1/10ガンダム!」
シン「落ち着け刹那、明らかに罠だ!」
 ゴトッ
刹那「動いた!」
シン「逃げるぞ」
ガンダム?「セツナ、コッチヘオイデ」
刹那「ガ……ガンダァァァム!!」
シン「向かうな! もういい、見捨てる!」ダッ
刹那「それでも俺は、ガンダムを求める!」
ガンダム?「キャストオフ!」パリーン
ネーナ「せっちゃーん!!ようやくアタシを求めてくれるんだね!?」
刹那「くっ……やはり罠か!トランザムバーストで量子化、離脱する!」
ネーナ「見切った!」
刹那「馬鹿な!?俺はネーナの腕の中にワープしたのか!?」
 刹那アウトー!
ネーナ「ふふふ……残りの時間はアタシと愛の追いかけっこをしようね」
刹那「離せ!俺は……ガンッダァァム!!」

562 名前:兄弟は逃亡中(3/12) :2011/01/21(金) 03:27:19 ID:???
カミーユ「刹那……何やってんだよ!?」
ジェリド「おっと、見つけたぜ!」
カミーユ「しまった!?」
ジェリド「これで終わりd
ジュドー「甘いね」ビリッ
ジェリド「後ろに隠れてただと!?くそっ!」ジェリドアウトー!
カミーユ「これで1人目か」

ディアッカ「√『逆探知ではこのあたりにいる』んだな、了解!」
スメラギ「√ええ、『防犯カメラにもそう映って』いるわ」
イザーク「ん?あれは……」
ディアッカ「グゥレイト!ガロードだ!」
ガロード「やべっ!?」
イザーク「ディアッカ、大声を出すな!」
ディアッカ「ま、まあ仕方ないさ、追い詰めるぞ!」
ガロード「うわあああ!」
イ・デ「おりゃああああ!!」
 カチッ
イザーク「カチッ?」
 地面から縄が伸び、拘束される2人
ディアッカ「くっそ、なんてザマだ!」
ガロード「ふう、うまく踏んでくれて助かったよ」
イザーク「くっ……」
ガロード「おっと、通信はさせないぜ。じゃ、退場してもらおうか」
 ビリビリッ イザーク・ディアッカアウトー!

アムロ「これで刹那の捕獲含めて4人交代か……
本命がいないのが気になるが……キラ、残りは誰だかわかるか?」
キラ「シュバルツさんがドモン兄さんを追いかけてる。セレーネ姉さんがスルーされてるし、間違いない。
   あとは……グラハムさんとルナと、今コーラさんがウッソに倒された。
   でも2人全く姿が見えないな……」
アムロ「そうか、ありがとう……あと60分か」

563 名前:兄弟は逃亡中(4/12) :2011/01/21(金) 03:29:11 ID:???
コウ「うおおおおお!!」
ルナ「待ちなさあああい!!」
コウ「女の子に追いかけられるシチュエーションが羨ましいって思ったけど……」
ルナ「なんでこんな状況の追いかけっこなのよおお!?」
コウ「まだだ、まだ逃げられる!!」
??「果たしてどうかな?」
コウ「ガトー!?」
ガトー(補充)「ジオンの魂に誓っても貴様を倒す!」
コウ「くっ……2対1で……」
ガトー「隠れても無駄だ!『逆探知とカメラ』が貴様を見つける!!」
コウ「このままでは……やられる!コウ・ウラキ、突貫します!!」ダッ
ルナ「え!?私に向かってくる!?」
ガトー「すり抜ける気か!やらせん!!」ガシッ
コウ「うおおおお!!」ビリッ
ガトー「しまった!?」ガトーアウトー
コウ「やった……」
ガトー「今だルナマリア・ホーク!!」
ルナ「はい!」ビリッ
コウアウトー
ルナ「はあ……はあ……」
ガトー「よくやった、それでこそジオンの軍人だ」
ルナ「……はい……!(私ザフトだけど……)」

グラハム「名誉の戦死、見事だった」
ガトー「そちらの戦果は?」
グラハム「セレーネ嬢を捕まえたよ」セレーネアウトー
ガトー「そうか。では権利失効の間、休息も兼ねて、ルナマリアとあれを行ってもらいたい」
グラハム「ふっ、承知した……既に3人捕まえたとはいえ、今、先手はガンダム家にある。
     そろそろ、手を打たねばな」

??「あの、僕達は休んでいていいのでしょうか?(いつになったら出られるんだよ!?)」
??「私は任務を完遂したいのです」
カティ「まあ待っていろ。あと50分、出番は近いぞ……」


565 名前:兄弟は逃亡中(5/12) :2011/01/21(金) 03:46:51 ID:???
グラハム「ルナ、例の物は見つかったか?」
ルナ「いえ、まだです」
グラハム「……そうか。セルゲイ氏の予測が正しければ、このあたりにあれがあるのだがな」
ルナ「でも、本当にあるんでしょうか?もしかしたら……」
グラハム「私は好かんが、勝つためなら考えられる手だ……これは!?」
ルナ「あの……何も無い地面を見てどうかしたんですか?」
グラハム「土の色が違う。人為的に掘った痕跡だ。そして『逆探知の結果がここを指して』いる。つまり……」
ルナ「この下に探知機が!」
グラハム「そういう事だ!司令部、『兄弟を見失った!』」
セルゲイ「そうか……『反応がある、周囲を隈なく探せ』」

シロー「√しかし、キラもえげつないよな、まさか司令部の音声指令システムを盗聴するなんて」
キラ「√チート級戦術家に対抗するにはこれくらいしないと。その為に探知機も囮にしたんだし」
シロー「√とにかく、これで警視正とルナちゃんはしばらく釘付けだ」
キラ「√そうだね……って、うわ!」
シロー「√どうした!?」
キラ「√軽視正が追ってきた!連絡は無かったのに!?」
グラハム「君を倒せば、我々の『情報戦の優位』は揺るぎ無いものになる。大人しく捕まってもらうぞ!」
キラ(種割れ)「こんなところで、捕まるわけには行かない!」パリーン
グラハム「なんと……だが、トランザム!ぬおおおおお!!!」
キラ「速い!?だけど、ルートを指定できる分こっちのほうが有利……」

??「そんなわけ無いぜ!」
キラ「何っ!?」
デュオ「ここで張ってた甲斐があったぜ。確保!」ビリッ
キラ「しまった!」キラアウトー

アムロ「キラがやられた!?」
ウッソ「罠が読まれてますね……『キラのパソコンも押収されたし……』」
アムロ「分かった、『全員、もう罠は見破られた!考えずに逃げ続けろ!!』」

566 名前:兄弟は逃亡中(6/12) :2011/01/21(金) 05:04:21 ID:???
シーブック「このエリアに鬼は確認されて無い……か」
ロラン「そうみたいですね。しばらく、ここで隠れていましょう」
 ヒュン
シーブック「え?」
 ピチャ
ロラン「わっと、何ですか……これ?」
 ピチャ
シーブック「うわっ……ってロランその頭…… 隠れろ!」
 ヒュン
ロラン「これは……ピンクのペイント弾!?しかもこの甘い匂いは」
ニール「水溶性の特別弾だ……気にするなよ?こちらニール、No.7と8を狙撃した」
シーブック「2手に分かれろ!」
ロラン「はい!」

シーブック「はあ……はあ……まさかこんな方法を使ってくるなんて……」
デュオ「匂うぜ~、甘い匂いが立ち込めてるぜ!」
シーブック「しまっ……」
 ビリッ!

 デュオアウトー!
シーブック「……え?」
ヒイロ「シーブック兄さん、水だ」
シーブック「ヒイロ!」
ヒイロ「ロランにも渡してきた。早く洗い流せ」
シーブック「ああ、分かった」
ヒイロ「ニール・ディランディ……奴は危険だ。俺も狙撃された」
シーブック「そうか……ところで、他の鬼の動きは?」
ヒイロ「ああ、マスターデータでマイ兄さんがしっかりと掌握している」

マイ「こちらの嘘でいつまで騙せるか……アル、シュウト、『川は危険です』」
カティ「グラハム、そちらの様子は?何?撃破された!? ……もう1人、コマンダーがいる。
    ニール、川沿いに注意しろ。全員を撃つまで捕まるな!」
ニール「オーライ、さてと、あいつらのご登場までには終わらせないとな……」

567 名前:兄弟は逃亡中(7/12) :2011/01/21(金) 05:05:34 ID:???
カミーユ「ん、あれは、ロックオンさんか……」
ニール「~♪」玉を装填中
カミーユ「よし……この隙を狙って……であああ!」ビリッ
ニール「~♪」ニヤリ
 パーン!! ニールアウトー!
カミーユ「うわっ!?なんだこの音……音!?」
ニール「そうさ、もう俺の任務は終わったしな。あとは敵さんの位置を知らせてとっととおさらばだ」
シャギア「見つけたよ!」
カミーユ「しまった!?」
オルバ「不要な味方を捨てるのも戦術だよ!」
カミーユ「くっ……させるかよ!!」ビリビリッ
 シャギア・オルバアウトー!
シャギア「そして我々も駒という訳だ」
カミーユ「何だと!?」
スウェン「取った!」カミーユアウトー!
カミーユ「3人も使うなんて……」
シャギア「万全の状態で使いたい駒があるという訳さ」

ウッソ「これで5人目……」クロノクルアウトー
ヒイロ「残りは30分……」
マイ「√恐らく、残り15分で猛攻を掛けてきます。僕は間違いなく捕まりま……!?」
ヒイロ「√どうした!?」
マイ「√捕まりました……」マイアウトー

セルゲイ「見事だ、ルナマリア君」
カティ「奴らの戦術予報はこれで麻痺する」
スメラギ「トロワ、そっちの様子はどう?」
トロワ「ああ、ジュドーとガロードの罠は全て破壊した」
スメラギ「そう、これで力と力の勝負ってわけね……いえ、こちらが有利よ」

568 名前:兄弟は逃亡中(8/12) :2011/01/21(金) 05:07:12 ID:???
カティ「鬼の残存状況は?」
スメラギ「スウェン、五飛、トロワ、シュバルツ、ルナマリア、シャアの6人よ」
カティ「そうか、グラハムがやられたのが予定外だが、おおむね順調だ」
セルゲイ「彼らの様子はどうだ?」
スメラギ「ええ、準備運動も済んでバッチリよ」
カティ「やはり、刹那を真っ先に倒して正解だったな」
セルゲイ「ところでナナイ君、顔が赤いぞ?体調が悪いなら少し横になってはどうだ?」
ナナイ「いや……大丈夫です……(この部屋……大気がアルコールだわ!)」

アムロ「敵の動きが止んだ……いや、積極的に攻めてこなくなった」
ヒイロ「だが、休めない程度に追いかけてくる……」
ドモン「この状況を積極的じゃないというのかああ!!!」ドドドドド
シュバルツ「ふははははは、甘い、甘いぞドモン!私を倒してみせろ!!」ドドドドド
ドモン「そうしたら師匠が来るに決まってる!」
アムロ「しかし、ニールに狙撃されてからの、この違和感は何だ……まさか!?」

セルゲイ「カティ・マネキン。彼らの分析はどうだ?」
カティ「完璧だ。兄弟の動きは既に読めている」
スメラギ「ええ、彼らは『防犯カメラと盗聴で動きを読まれている』と思っている」
カティ「こちらは防犯カメラの位置しか知らないのだがな。ご覧の通り、防犯カメラの映像装置は無い」
スメラギ「司令室の音声システム盗聴に頼った悲劇ね……これほど相手にしやすい敵も無いわ」
ナナイ(へべれけ)「私の台詞も完璧でしたね!」
セルゲイ「始まって最初のやりとりも、戦術も、全て我々の読み通りと言う訳だ。
     残り15分……では、報いを受けてもらおう」

アスラン「勝ってみせる!」
デカルト「行きますよ、イノベイターの実力、知りたいんじゃないですか?」
ソーマ「超兵として、任務を完遂させる!」
アレルヤ(ハレルヤ)「(思考と反射の融合……)これが超兵の……僕達の力だ!」

スメラギ「ニールの弾丸にはGN粒子が付着している。脳量子派持ちは感知が可能だわ」
カティ「この一戦で奴らとの因縁を断ち切る。戦闘開始!!」

570 名前:兄弟は逃亡中(9/12) :2011/01/21(金) 06:14:24 ID:???
デカルト「こっちだ!」
シャア「ソーマ隊は右から、アレルヤ隊は左から回りこめ!」
アムロ「脳量子派持ち……やはり狙撃でGN粒子を付着させたな!
    皆、散開しろ!いくら場所が分かるといっても3人だ!」
ジュドー「それじゃ、この防犯カメラの死角を通って……」
スウェン「残念だったな」
ジュドー「何だって!?」ジュドーアウトー
ウッソ「ふう、はしごも落としたし、建物の上まで上がれば……ってええ!?」
ハレルヤ「行くぜええええ!!」ダダダダ
ウッソ「なんで走って登れるんですか!おかしいですよ!?」ウッソアウトー
ハレルヤ「とうっ!」アイキャンフラーイ
ウッソ「しかも飛び降りないで下さいよ!」

シーブック「ここならカメラからは動きが読めないし、絶対に大丈夫……」
 ビリッ
シーブック「!?」シーブックアウトー
ルナマリア「やったわ!」

トロワ「ゼッケンを渡してもらう」
アル「ちゃんと隠れたのに……えい!悪あがきだ!」ビリッ トロワアウトー
五飛「トロワ、貴様の正義、見届けたぞ!」ビリッ
アル「しまった!?」アルアウトー

ドモン「ここまで来たら、うおおおおおお!!!!」
シュバルツ「はあああああ!!!」
ドモン「く……隙が無い……!!」
シュバルツ「今だ、行け、アスラン!」
ドモン「何!?」
シュバルツ「掛かったな!とぉう!!」
ドモン「罠か!?だが負けん、爆熱、ゴッド、フィンガーーー!!」ビリッ
シュバルツアウトー!
ドモン「これで……」
シュバルツ「甘いぞドモン!」ビリッ
ドモン「何!?」ドモンアウトー
アスラン「一歩遅れて突撃、でしたね!感謝します!!」
ドモン「くそおおおおおおお!?」

571 名前:兄弟は逃亡中(10/12) :2011/01/21(金) 06:15:59 ID:???
アムロ「10分で一気に5人も……ちいっ」ビリッ
五飛「くそっ!?」五飛アウトー
アムロ「何故ここまで読まれてるんだ……まさか!?」ダッ
ガロード「アムロ兄、そっちは防犯カメラの方だぞ!?」
アムロ「……やっぱり俺を無視した動きだ!みんな、防犯カメラとGN粒子は囮だ!無視しろ!」
ガロード「なんだって、それじゃあ騙されてたのか!うわっと!?」
デカルト「逃がしませんよ!」
シロー「最初から戦術予報だけで行動を読まれてたのか!?」
カティ「気付かれたか。プランC-3に移行!」
アレルヤ「了解!ロランを追う!」
ロラン「アレルヤさん!? なら、こっちに……」
 ビリッ
ロラン「え?」ロランアウトー
スウェン「予測済みだ!」
ヒイロ「ロラン兄さん!?くっ……!」
 ビリッ スウェンアウトー
スメラギ「人は新しく広いスペースに逃げたがる。そこを予測すれば!」
カティ「ことごとく先手を打つ!」
シュウト「うわあっ!?」
ソーマ「避けられた!?」
アスラン「俺がいる!」ビリッ
シュウトアウトー
シロー「俺もいる!」ビリッ
 アスランアウトー

ヒイロ「助けに行きたいが……」
アレルヤ「行かせない!」
ヒイロ「ゼロ!奴の反応速度を超えろ!!」
ハレルヤ「避けてるばっかで……俺達に勝てるわきゃねーだろ!!」
ヒイロ「うおおお!!」
アレルヤ「特攻!?迎撃行動に入る!」
 ビリッ

573 名前:兄弟は逃亡中(11/12) :2011/01/21(金) 07:22:30 ID:???
 アレルヤアウトー
ハレルヤ「ウソだろ……俺達が……」


     なーんてなあ!?」
アレルヤ「今だマリー!!」
ソーマ「私は、ソーマ・ピーリスだああ!!」ビリッ
 ヒイロアウトー
ヒイロ「任務……完了……」

シロー「くそっ、少しの隙でソーマに援護に行かれた!?」
ソーマ「あと3人……任務を完遂させる!」
シロー「うわっ!? 身体能力は完全に向こうの方が上……どうする……!?」
ソーマ「はあああ!」
シロー「一か八かだ! ガロード、今だ!」
ソーマ「私は騙されない!」
ガロード「じゃあ、貰っちまうぜ!」
ソーマ「何!?」
 ビリッ ソーマアウトー!
ソーマ「貴様、デカルトと!?」
デカルト「くそっ……相手が入れ替わった!?」
シロー「これが俺達の!」
ガロード「一か八かだ!」
デカルト「だが……嘗めるなあああ!」ビリッビリッ
 シローガロードアウトー
シロー「何だって!?」
ガロード「2枚一気に!?」
デカルト「2対1の位置取り、その隙、利用させてもらった!」
シャア「よくやった!」
デカルト「デカルト・シャーマン、援護をする!」
アムロ「ちいっ!? だが、そうやすやすとやらせるものか!」ビリッ
 デカルトアウトー
デカルト「なっ……一瞬!?」
シャア「ええい、貴様は化け物か!?」
アムロ「これで逃げ切れば俺の勝ちだ!」
シャア「なんと情けないのだ!」
アムロ「俺は迷いを捨てたんだよ、シャア!」
残り10秒!
シャア「このまま……逃がすか!」

574 名前:兄弟は逃亡中(12/12) :2011/01/21(金) 07:24:20 ID:???
 ビリッ


 アムロアウトー
シャア「何!?」
アムロ「え?」

ルナ「え?あれ?シャアさんの援護に来たんだけど……私でいいんだよね?」
シャア「な……なんだと!? いや、君はジオン十字勲章ものだ!」
ルナ「ありがとうございます!(やっぱりジオン……)」
アムロ「……というか、シンは……?」
シン「普通にアウトです。ちょうど、11話の題字のあたりで……」
アムロ「だから聞こえなかったのか……」



スメラギ「えー、というわけで、今回の勝者は鬼側!」
カティ「敢闘賞は撃墜王のウッソ・エヴィン」
ウッソ「次は勝って、MVPをもらいますよ」
セルゲイ「MVPは鬼側トップの4人撃破、ルナマリア・ホークだ」
ルナ「いいのかなあ……って酒臭いです……」
シャア「いや、アムロも倒し、戦果を上げた。君にこそ、その称号は相応しい」
アムロ「ははは、やっぱり、逃げていては勝てないって事か。次はもっと攻めないとな」

ナナイ「ではこれで、第1回『兄弟は逃亡中』大会は終了ですね。またお会いしましょう!」



ナナイ「……ちょっと花を摘みに……うえ……」

おわり

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2014年12月31日 23:42