214 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/04/05(火) 01:12:25.34 ID:???
アムロ「不味いな」
シュウト「どうしたのアムロ兄ちゃん」
アムロ「いや、ちょっとスケジュールが重なっちゃってね」
シュウト「もしかして、僕たちと一緒にMS博物館に行く日?」
アムロ「大丈夫さ。シュウト達と合流する前に、仕事を終わらせればいいんだからね」
シュウト「でもこのスケジュール表だと、仕事の次はベルトーチカのお姉ちゃんとデートって……」
アムロ「人の手帳を勝手に見るのは良くないな。
     ベルトーチカと合う場所を変えて、仕事場の近くにすればいい。そうすれば移動時間分短縮できる。
     キャプテンのメンテナンスと営業を別々にしないで、モビルシチズンの仕組みを実際に見て貰うという
     形式でコンペを行えば、仕事の時間も短縮できる筈だ。それから……」
シュウト「すごいや、あっという間に時間ができたね」
アムロ「時間はつくるものだからね」

 ↓
 <後日>
 ↓

アヤカ「お兄ちゃん、私のロボットが壊れちゃったの」
シュウト「大丈夫、これぐらいならすぐ直せるよ!」
キャプテン「シュウト、けい子先生からナナちゃんのお守りをお願いされていなかったか?」
シュウト「あー、そうだった!」
キャプテン「その後はリリ姫と遊ぶ約束があった筈だ」
シュウト「うーん……アヤカちゃん、時間は大丈夫?」
アヤカ「うん」
シュウト「じゃあ、ナナちゃんのお守りをしながら修理をしよう」


ガチャガチャ
ナナ「だぁ…だぁ……」
シュウト「ほーら、ナナちゃん」

ロボット < ウイーン ウイーン

ナナ「きゃっ!きゃ!」
アヤカ「動いた!」
シュウト「まだ手動だけど、もうすぐAIと接続するからね」


リリ姫「もうシュウト、遅いですわ!」
シュウト「ごめんね、リリ姫。ハイ、これ」
リリ姫「これは……まあ、綺麗」
シュウト「ロボットを修理して、余ったグラスファイバーで花を作ったんだ。リリ姫の為に」
リリ姫「私のため……そ、そんなことしたって、遅れたことは許しませんよ!
     ですが、花をくれたことは嬉しく思います。さ、行きましょうシュウト♪」




チボデー「若いのにやるねえ、あのボーイ。一体どこで覚えたんだ?」
キャプテン「シュウトは特別な事など何もしてない。ただ普通に日々を過ごしていただけだ」

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最終更新:2015年01月31日 18:05