Different World's Inhabitants YUKI~スイヨウビ(その三)~
どこだ、ここは・・・・・・
『放課後よ早く来い』オーラを全身から発していたおかげか、一日の授業もあっという間に終わったような気がします。さあ、部室に行きましょう!
SOS団に入ったばかりのころは、正直言ってあまり部室は行きたい場所ではありませんでした。無理やりメイドさんとか、バニーさんにされたりしましたしね。
でも、今は違いますよ?今は部室に行くのが大好きです。部室に行かないと1日が終わったような気がしません。いろんな服を着るのにも慣れましたし。これはこれで楽しいですもんね。今度はチャイナドレスを着たいな・・・・・・涼宮さんに借りてみよっと。
俺は今日の授業中、ずっと電車の中での夢の事を考えていた。まあ大体、夢というものは自分の記憶の中にある情報がランダムに表れるそうだから、そのほとんどがよく意味の分からないものだ。今回のも、ずっと異世界のことばかりを考えていた俺の思考の一部が映像化されただけなのかもしれない。そう考えればすぐに済む話だった。
俺達はいつもの食堂の屋外テーブルへと向かった。
~Different World's Inhabitants YUKI~スイヨウビ(その四)~へ続く~
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