ハルヒと親父 @ wiki内検索 / 「8月2日 パンツの日」で検索した結果

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  • 8月2日 パンツの日
    8月2日 パンツの日  奈良の下着メーカー磯貝布帛工業(イソカイ)が自社ブランド「シルビー802」の商品名にちなんで制定しました。  後に、大坂の下着メーカー、オグランも「パン(8)ツ(2)」の語呂合わせから、この日を記念日にしました。 オヤジ 今日はパンツの日だな。 キョン そうですか。知りませんでした。 オヤジ かといって、どうしようもないがな。 キョン そうですね。贈るとか飾るとか、なんかそういうのでもないと。 オヤジ キョン、お前はパンツを贈る癖とか飾る癖があるのか? キョン いや、ないです。 オヤジ なんだ、つまらん。行動を喚起しない記念日なんぞ、なんのネタにもなりゃしないな。 キョン ちなみに、「パンツを贈る癖」から、どういう展開があったんですか? オヤジ 知りたいか? キョン そう聞かれて、知りたかったことも、断れたことも、ない気がするんですが。 オヤジ そう...
  • SS(二次創作)「ハルヒと親父」シリーズの物置
    ...月1日記念日の応酬 8月2日 パンツの日 8月10日 健康ハートの日  8月18日 北海道清酒の日 9月23日 酒風呂の日 +司書魔女シリーズ 司書はなにゆえ魔女になる? 司書はある朝、魔女になる 司書は休日、魔女になる +その他のSS しんみり系 I wish you were here.(アナタガココニイテホシイ) みぞのの鏡 手錠 ハカセくんの初恋 彼と彼女と彼女のメール 電波の日 Nowhere ふたりがここにいる不思議 同窓会の日にて ヰタ・セクスアリス/雨宿り 夏氷(なつごおり)の日 ゲリラ雷雨 フェバリット・メモリー 虫愛づる姫君のためのパヴァーヌ 夏の自転車 ドラキョン:あるヴァンパイヤの憂鬱 終電車 ハルキョン童話:しかめっ面の女の子 彼を知る彼女達の対話 アーカイブ ふたりだけにひろがる空 白みかける空 年越し その次の日 あいつについて...
  • 7月20日 Tシャツの日
    ●7月20日 Tシャツの日  愛知県のファッションメーカー・ファッションミシマヤが、夏の定番ファッションであるTシャツをPRするために提唱。  「T」がアルファベットの20番目の文字にあたることや、この日が以前「海の日」であったことなどに、ちなんでいる。 記念日童話「まんぞくもののシャツ」  むかしむかし、ある王さまがいました。  その王さまは、ハルヒという一人娘の王女さまを、目にいれてもいたくないほどかわいがっていました。  でも王女さまの方は、いつもつまらなそうにしていて、一日じゅう、バルコニーに出ては、遠くのほうをボンヤリとながめているのでした。  ある日、王さまは王女さまにたずねました。 「おいおい。いい若いもんが毎日ぼけっとバルコニーで時間をつぶして、光合成でもやってんのか? なにか不満でもあるのか?」  少しガラの悪い王様ですね。 「うっさいわね。あた...
  • 8月18日 北海道清酒の日
    8月18日 北海道清酒の日  「いっ(1)ぱい(8)」(一杯)の語呂合わせから、毎月18日は北海道清酒の日です。  北海道清酒のシンボルとして「いっぺい君」という熊のキャラクターもあります。  また、日本全国の清酒の日は10月1日です。  たいへんお酒の好きな夫婦がおりました。  亭主も女房も、酒に酔わないという日はないほどでした。  二人の親たちも、また友人や近所の者も、見るに見かねて小言を並べ注意をするのですが、いっこうになおりません。  ある日のこと、亭主は外で酒をのみ、べろんべろんによっぱらって、家に帰ってきました。  女房は女房で、亭主のいない間にと、さかんに飲んでおりました。 「ハルヒ、帰ったぞ」  亭主は、ふらつく足をふんばって、玄関に立つと、女房は、酒瓶を持ったまま出てきて 「こんなに遅くまで、どこ言ってたのよ、バカキョン!」 と...
  • 9月23日 酒風呂の日
    ●9月23日 酒風呂の日 日本酒製造の責任者である杜氏と同じ読み方の冬至や、四季の節目である春分、夏至、秋分の日に「湯治」として酒風呂に入り、健康増進をはかろうと銘酒「松尾」の蔵元株式会社高橋助作酒造店勤務の高橋邦芳氏が制定。  「うるひゃい! あたしがなにしたっていうのよお!」  どうして、酒ぐせの悪い奴に限って、酒風呂になんて入ろうとするのだろうか。  それも、わざわざ一升瓶を持参して、人の家の風呂で酒風呂しようとするのか。だいたい、普通の家庭用風呂なら4合も入れれば十分だってのに。尺貫法になじみがないかもしれんが、一升ってのは10合ってことだぞ。 「ハルヒ、酒に弱いなら弱いで、最近は、お酒がだめな人用の入浴剤専用の日本酒も販売されてるんだ。わざわざ、そんな高い酒持って来なくてもな」 「入浴剤もどきの安い酒なんか飲んでも全然おいしくないわよお」 「おまえ、...
  • 7月27日 スイカの日
    ○7月27日 スイカの日  スイカの縦縞模様を綱にたとえ、27を「つ(2)な(7)」(綱)と読む語呂合わせから、記念日に定められました。 ハルヒ バイト?急な話ね。 キョン ああ、なんでも予定してた奴のうち一人が、急な腹痛でダウンしたとかで。この3日間の代打でいいそうだ。 ハルヒ で、なにやるの? キョン スイカ泥棒の番人だ。 ハルヒ はあ? キョン 夜中じゅうスイカ畑を見張って、昼間は眠る。3食昼寝付きで、スイカは食い放題だそうだ。 ハルヒ なによ、そのゆるみきった仕事内容は? キョン 自分で言うのもなんだが、おれにぴったりだろ? ハルヒ ぴったりすぎるわ。……これは、なんかの罠ね。 キョン なんの罠だ。……って、まさか、おまえ? ハルヒ 当然ついて行くわよ。 キョン 待て待て。どこの世界に、スイカ泥棒の番に彼女連れて行く奴がいる? ハルヒ 本当に凶悪なスイカ泥棒がいるなら、...
  • 7月28日 乱歩の日
    ○7月28日 乱歩の日  1965(昭和40)年のこの日、日本の推理小説の生みの親、江戸川乱歩が亡くなりました。  夏休みもSOS団は止まらない。  しかし、冷房設備もないこの部室棟に、わざわざ集合する意味があるのか、とおれは問いたいぞ。  といったようなことを考えながら、おれは習慣になったノックに返事がなかったので、そのまま部室のドアを開けた。  いつものSOS団室(文芸部部室)に中央に、かなりの違和感を感じさせながら、一人掛けにしてはバカでかい椅子はあった。一人掛けソファであるらしく、両側にアームレストがついている。なかなかの高級感、そしてボリューム。ここまで運んでくるだけでも大変だっただろう。運ぶのが俺でなかっただけでも、俺は今日の分の幸運を使い切っちまったような感じがした。もちろん、すぐに打ち消したが。  そして、部室にいるのは、俺一人だった。朝...
  • 8月10日 健康ハートの日
    ○8月10日 健康ハートの日  「ハー(8)ト(10)」の語呂合わせから日本心臓財団と厚生省(厚生労働省)が1985(昭和60)年のこの日に同財団の設立15周年を記念して制定しました。  夏の間に心と体をチェックして、心臓病の多発する冬に備える日とされており、健康チェックなどさまざまなイベントが行われます。 記念日童話 王子の心臓 むかしむかし、ある町に「しあわせものの王子」の像がありました。 ピカピカと、金色にかがやく体。 青いサファイアのひとみ。 腰の剣には、大きいルビー などで装飾されているので、人々はときどき「金ぴか王子の像」などと呼んでいました。  町の人たちは、この王子のように、うらやまれるようなバカップルに生まれ変わりたいなどと、途方もない野望を描いたりしていました。  冬が近づいてきた、ある寒いタ方のことです。  町にツバメが一羽飛んで...
  • 涼宮ハルヒの脱衣ー第1回お礼SS
    「い、言い出したのは、おまえだからな」 とおれ、何を言ってる? 「わ、わかったわよ。別に……どうってことないわ」  どうってこと、あるだろうが、その顔は? 「何よ?」  やめろ、考え直せ。 「な、なんでもない……」  そうじゃない! 何かあるだろ!?  なんでもいい。部屋が寒いとか、風邪気味だとか、じいさんの遺言だとか、 学校に来る途中黒い猫に前を横切られたとか、なんかそういう、 それこそどーでもいい、断る理由が、だ。 「お、おまえ、さ、寒くないのか?」 「さ、寒いわけないでしょ! それがこれから服を脱ぐ人間に対して言うセリフ!?」 いや、まったく、そのとおり。って、だから、それ、既定事項かよ! 「ハルヒ!」 「ちょっと離して! あんたに脱がされるくらいなら!」  おれはハルヒの腕を取り、引き寄せようとして失敗して、 それならと自分の方から近づいた。  ...
  • 二人は暮らし始めました 5日目
    「さあ、キョン! 今朝のメニューは、手羽先餃子に、焼き塩シャケ、蟹かまのマリネに、卵豆腐、さつま芋の味噌汁、納豆、豆乳、ブルーベリー、あと常備菜からは昆布の佃煮とじゃこの佃煮、漬物は3種類。あとご飯はもちろん食べ放題よ!」  ちょっと待て。いや、本当は待たなくていいし、うまそうなんですぐに食べたいんだが、待ってくれ。ハルヒ、朝からこんなに食うのか? 「引っ越ししたばかりで、昨日まではパンとか適当なもので済ませて来たけど、やっぱり日本人は朝食よ! 朝から食えるだけ食って、一日を戦い切る企業戦士よ!」  いや、俺たち、学生だしな。 「なによ、食べないの?」  くう。……食ってから考えるか。 「あー、おいしかった。キョンはどう?」 「ああ、めちゃくちゃうまかったぞ」 「そうね。食いつきが全然ちがってたわ」 「……すまん、ハルヒ。うまいものをたらふく食って幸せに浸っている...
  • そのとき親父-書きは何を思ったか(その24)?
     ひさびさに言い訳コーナーです。 終電車  ハルヒスレに、ハルキョンが生き別れて……という話を書いている人が居たので、書いてみました。  テイストとしては夏の自転車に似てます。  普段バカップルものとかバカ親父ものを書いてるんですが、それだけに、「こいつら、離れたらどうなってしまうんだろう?」という疑問は常に有ったりします。  「離れたら、どうなるか」については、「その後」を書いてみたことがあるのですが(『一人旅に必要な事』シリーズ)、今回は「その前」を書くことで、この疑問に自分なりに答えられないか、と思って書きました。  間接的には、こいつら、なんでこんなにバカップルなんだ?とか、こんなにバカップルで大丈夫か?といった疑念に答えるバックステージ(舞台裏)ものでもあり、  直接的には、実は日常の中に無数にあるバッドエンドへの分岐を、こいつらはどうや...
  • ラブレターズ
    恋文たちから (5月23日 ラブレターの日にて) ハルヒ ったく、信じられないわ。親父の奴、今でも母さんにラブレター書いてんのよ、それも激甘の奴。いい歳して、どんなバカップルよ! キョン ほう。 ハルヒ なによ、その体温の低い応答は。そういえば、あんたからラブレターをもらったこと、なかったわね。 キョン ラブレターっていうのは、好きな相手に面と向かって告白するかわりに出す手紙だろ? おまえ、告白は直接言え、って言ってなかったか? ハルヒ じゃあ、言いなさいよ。 キョン ……なにをだ? ハルヒ 言・い・な・さ・い。 キョン だから何を? ハルヒ ……(し、しぶといわね)。 キョン ……(ここで目をそらしたら、いっきに持って行かれる。耐えろ、耐えるんだ)。 ハルヒ ……わ、わかったわ。ここは団長のあたしが、大人の判断をして譲歩してあ...
  • 夢魔が降る夜
     明け方まで随分間がある時刻、自分の右手が、そこにいるはずも無い誰かを探しているのに気付いて、おれは目を覚ました。  熱は2日間続いて、ようやく下がり始めていた。朝になれば「今日」こそ学校に行けるだろう。いや、行かなくてはならない。  のどはまだ痛い。それを意識すると、のどの乾きに気付いた。何か飲もうと、ベッドからずるずると這い出し、部屋のドアへ向かう。  何かが、いや誰かがそこで立ちふさがっていた。  っていうか、服まくりあげて、なに放りだしてんだ、おまえは!? 「うっさい! 母乳にはね、免疫を高める成分が入ってんの! さっさと飲んで、とっとと風邪を治しなさい!」  ぼ、母乳! 子供もいないのに、そんなもの出る訳ないだろ! 「は、恥ずかしいんだから、早くしなさい!」 恥ずかしいなら、やめろ。考え直せ! 「ええい、問答無用よ!」 いつ、おまえが問答なんかしてくれた? 頭...
  • 夏の自転車
     地球の公転周期を、昔の人間はたまたま「1年」と定めたが、俺たちを乗せた惑星が、相当に長い距離を巡り、また元の位置あたりに戻ったとしても、結局のところ、かわりばえしないのが人間の習慣という奴だと、我が身と我が体験を通じて断言し、ついでに嘆息をもらさざるを得ない。  学年で言えば1個上にあがり、背負わされる課題の山はそれに応じて更なる高みに達したと聞くが、俺はと言えば、まだそいつを確かめる気になりさえしないのだ。  言い訳させてもらえば、人間の思考能力及び集中力、注意力はそれぞれ有限であり、より重要な懸案事項が、まさに今、眼前に存在しているのであれば、それに有限な思考能力その他諸々を注がずにはいられないのが、人間という生物なのであって、それを「悲しい」とか「進歩がない」とか、そういう情緒的な文言で片付けて欲しくないものだな。って、そう言ってるおまえはどうなんだ、ハルヒ?  「あたし? ...
  • スポンサーから一言 その1
    「ハルヒ」 「親父! なによ、いきなり来て。連絡くらい入れなさいよ!」 「借用書だ」 「はあ?あんたからモノ借りた覚えはないわよ」 「よく見ろ、これからおれがおまえから借りる、という内容になってる。さあキョンを出せ」 「あんたねえ、イヌかネコの子みたいに。だいたい彼氏ってのは親に貸すようなもんじゃないでしょ!」 「彼氏という自覚ができたか、それはめでたい。実を言えばお前の所有でもないから、借りるなんていわなくていいんだがな。で、キョンはどこだ?」 「いないわよ」 「いないのは見れば分かる」 「なんであんたに、あいつの行き先を言わなきゃいけないのよ?」 「そりゃもっともだ。邪魔したな」 「こら、借用書! こんなもの、置いて行くな!」 「……よう、キョンか? おれだ、親父だ。手借りたい。どこで会える? ああ、そこなら10分以内だ。今? ああ、おまえたちの部屋だ。汗水流し...
  • 二人は暮らし始めました 9日目
    「39.2度……。キョン、ごめん」 「熱は出た方がかえって気分はマシなんだ。中途半端なときがいちばんしんどい。だから気にするな」 「ごめん」 「あと人肌で暖めるのがいいのは、雪山で遭難したときだ。俺の方が熱が高いから温まらないし、お前にも風邪がうつるから、もうするな」 「うん、ごめん」 「ネットスーパーで、スポーツドリンクと桃缶とプリンとゼリーの栄養補助食と氷枕と遠赤外線を反射する保温シートを注文してあって午後には届くけど、他に欲しいものない? あと、いつでもおかゆは作る用意はしてあるわ」 「ああ、いまは食べ物は体が受けつけんと思う。ちょっと、眠るから」 「うん」 「熱があるから、何かうわごとを言うかもしれんが気にするな」 「うん。……タオルしぼる水とりかえてくる。ゆっくり寝てて」  二人が付き合い出してない頃、あたしが風邪を引いて、キョンがお見舞いにきて...
  • 二人は暮らし始めましたー場外ー親父が来る その1
     夕食後のコーヒーを楽しみながら、いつものように、どうでもいいことを話していると、ハルヒがふと、思い出した、といった顔をしてみせた。 「そういえば、こないだは花火見にでかけちゃて、あんたの怪談を聞かずじまいだったわね」 「別におれの方は、聞かせたくなるような怖い話はないぞ。だいたいおまえを怖がらすメリットがない」  むしろデメリットの方が激しくあるんじゃないだろうか。怖がっておれに抱きついてくるタイプじゃないし(ああ、そんなゆるいツンデレなら、世界は幾度も危機に陥ったりせん)、むしろパニックに陥って手当たり次第(おれを含めた)周囲のものに攻撃をし出すことの方を危惧するぞ。 「このあたしを震えあがらせるようなやつを希望するわ」 「だからおれの話を聞けって!」 「団長に二言なし!どっからでもかかってらっしゃい!」 「聞く耳なしだろ!……やれやれ。その言葉、後悔するなよ」 ...
  • 二人は暮らし始めましたー場外ー親父が来る その2
    親父が来る その1から  計画なき逃亡をぶち上げたハルヒに、おれは首を振った。  「ハルヒ、ダメだ。前にも言ったろ。恐怖と不安は逃げれば逃げるほど、大きく強くなるって」 「じゃあ、どうすんのよ」 「馴化だ、簡単に言えば、馴れるんだ。詳しいやり方は、今教えてやる。使えるものは3つあるんだが、まずは……ハルヒ、拳をつくってみろ」 「こ、こう」 「シャドウ(・ボクシング)まではいらん。今、鼻をかすめたぞ」 「ごめん」 「ぐっと握って、腕に、二の腕に、肩にありったけの力を入れてみろ。ぶるぶる震えるくらい。……そしたら、ぱっと一度に力を抜く」 「ふう」 「これを全部の手足、胴体でやる。筋弛緩法って奴だ。恐怖や不安と両立しない感情や生理状態があるって話も、前にしたな。怒りや食欲や性欲の満足もそうだが、リラックスってのも恐怖や不安と両立しない。怖がってるときは、体もこわばって...
  • 二人は暮らし始めました-外伝-二人はひきこもりました その3
    その2から  バカップル的ひきこもり生活も10日を越えると、さながらル・マン24時間耐久レース(あるいは1万円で1ヶ月生活)の様相を呈してきた。  本家のバイオスフィア実験−水も空気も出入りしない人工閉鎖系で、植物や家畜を持ちこみ、究極のショート・レンジリサイクルを行いつつ人がどこまで生きていけるかという過酷な実験も、予想外の、しかしシステム的な要因による慢性的な酸素不足、収穫不足、家畜の全滅に加えて、実験期間後半には、メンバー間のいさかいが耐えなかったという。  おれたち二人の間でも、いつものように、いさかいは耐えなかったが、これもおそらく谷口あたりに言わせれば、痴話ケンカの域にも達しない「いちゃつき」と判定されるレベルであり、ここに国木田、阪中を加えても、満場一致にして判定は覆らなかったであろう。  おっとハルヒが呼んでいる。後世に書き残し、何かの教訓にしてもらおうとい...
  • ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その2
    ハルヒと親父3−家族旅行プラス1 その2から  パスポートを受け取った日、ハルヒはいきなり俺からそれを横取りし、どこかの悪の党首へか、その写メを送っていた。 「親父の携帯へよ。旅行会社に教えとかないといけないんだって」  ハルヒは、俺にパスポートを返しながらそう言った。 「それにしても変な顔ね。もう少しマシなの、なかったの?」  返しながらも、ハルヒは妙に固まってるポスポート添付の俺の写真にケチをつける。 「いきなり連れてこられて、そこのコイン写真機で撮ったんだろ。マシとか、そういう問題か」  するとハルヒは「ちょっと待ってなさい」と言い捨て、そのコイン写真機の中へ飛び込むように消えて行った。  数分後、コイン写真機の横で、ハルヒと俺は写真が出てくるのを待っていた。 「ほら、どう?」  ハルヒが引っ掴み、俺の顔の前に突き出した写真には、100ワットの笑顔で笑う...
  • できちゃった その3
    できちゃった その2から  母子手帳がいつからもらえるか、ご存知だろうか。  正解は「妊娠がわかったら」すぐにでももらえる、である。 「そんなことも知らないで、父親になろうなんて、うかつすぎるわよ、バカキョン!」  うかつなことは認めるが、そういう「うっかり」ではないような気がするぞ、ハルヒ。 「どういうことよ?」  だいたい、母子手帳が妊娠がわかったらすぐにもらえる、なんてことを知ってる高校生なんていないと思うぞ。ハルヒ、お前は知ってたのか? 「あたりまえでしょ!」  うぐ。 「子供ができたらどうなるか、どんな準備をして何をしなきゃならないのか、知らないのはまだしも、知らないでも良いと思ってるのは許し難いわね。だったら、ちゃんと避妊しなさい!」  いや、それは、あれだろ、おまえが「生」の方が良いって言って……。 「あたしは知ってるからいいのよ」  ぐう。...
  • 掲示板/足跡帳
    お立ち寄りいただいた方々のための足跡帳 ([+]をクリックで展開、[-]をクリックで畳込み) -2009-05-16〜2009-06-07の分 2009-05-16〜2009-06-30の分(別ページ) -2009-07-01〜2009-07-31の分 2009-07-01〜2009-07-31の分(別ページ) -2009-08-01〜2009-08-31の分 2009-08-01〜2009-08-31の分(別ページ) -2009-09-01〜2009-09-30の分 2009-09-01〜2009-09-31の分(別ページ) -2009-10-01〜2009-10-31の分 2009-10-01〜2009-10-31の分(別ページ) -2009-11-01〜2009-11-30の分 2009-11...
  • 親父さんと谷口くん4
    親父さんと谷口くん3から 谷口 親父先生!谷口、一生のお願いがあって参りました。これが誓いの唐笠血判状です。 親父 いや、もともと一揆の首謀者が分からぬよう、どっちが上かわからんようになってるのが、唐笠血判状なんだが。谷口、谷口と、自分の名前で埋められてもなあ。まあいいや。おまえの本気を信じよう。言ってみろ。 谷口 結局、王道しかないと悟りました。俺にモテるための地味な努力を教えてください! 親父 分かってるのか?地味な努力は牛歩の歩みだ。たとえば、1ヶ月でHな女の子の住所氏名が集まる裏技と、地味な努力があったとする。おまえはどっちを選ぶんだ? 谷口 も、もちろん地味な努力であります!!  親父 なるほど。では、おまえの本気に応えるように、おれも本気でかかろう。しかし言うまでもないが、地味な努力はスモール・ステップだ。ひとつひとつの段階は実現可能なほどに小さいが、しかしそれ故にま...
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