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 今回掲げていたのは、「新しい傾向の実験」と「参加者に楽しんでいただく」という二点。  この目的は達成できたのか? *<1.新しい傾向の「実験」として>  新しい傾向の「実験」については成功。 **(1) 具現化  「早立ち」という、「主催者の頭の中にしかなかったもの」を具現化することができた。 **(2) 反応、振り返り  それに対し、アンケートや飲み会などでさまざまな反応を頂くことができた。動画アップ、レビューなど「振り返り」についても早期に着手できた。 **(3) 早立ちの可能性  準備過程および当日の反応から、早立ちの可能性、早立ちが活用できる局面が(主催者の中でも)広がっていったのが非常に大きい。 ***・当初案=「短文基本問題以外を楽しむための、早押しボードを改良した企画」  「通常の早ボは12人くらいしか楽しめない」 →「交代でステージ上で12人が押して、それ以外は観客席でボード解答」(花男杯でやったように) →「100人早押し機を開発した新規イベント」 →「早立ちだったら、100人早押し機を使わずとも、全員で幅広い知識とスピードを競える」  という流れ。  対象としては、実力者層中心に、短文基本問題以外に興味を持った中堅層をイメージしていた。 ***・大会前=「イベントでの全員参加ラウンド・敗者復活での活用」「バラエティ問題での活用」  「多人数が同時にクイズできる」というメリットに基づいたもの。「イベントに参加した!」という参加意識の向上という点で大きなプラスになり得る。特に通常のイベントで参加意識を感じにくい(出てはみたけど何もできずにあっさり負けてしまう)中堅層以下にとって。  背景になっているのは、中堅層以下にとって、  「何年やっても上位層に追いつけない」 →「勝ち進められないから、イベントに行ってもちょっとしかクイズができない」 →「面白くない」 →「イベントから足が遠のく」 →「初級者~中堅層(クイズ歴3-7年目くらい)がなかなか定着しない、特にイベントに来ない」  ……のではないかという問題意識(あくまで仮説ですが)。  また、バラエティ問題(今回Extraでやったもの)についても早立ちが使えるのでは、と思ったのもこの頃。 ***・大会後1=「さまざまな実力層の人が、それぞれの実力に応じて同時に楽しめる」  この点については自分の想像以上のメリットだった。  「複数人が回答できる」という早立ちの特徴をプラスと捉えた方が、特に中堅層以下からのアンケートで多かった。これは自分自身予想以上の成果(とともに、「100人早押し」は結局少数人しか回答できず、この点で限界があることもわかった)。 ***・大会後2=「イベント開催の省力化」  事前、「時間のわりに出せる問題数が少ない」ことはデメリットとしてかなり悲観的に捉えていた。しかし、逆に考えると「少ない問題数=労力でイベントが準備でき、かつ競技性も保てる」ことは大きなメリット、ということも事後にわかった。 ☆この事後のメリット2つについては、特に地方について非常に効果が大きい。  地方はプレーヤー間の実力格差が激しい。全国レベルのプレーヤーから、クイズを初めて間もない人までが同一サークルにいる、ということが有り得る(関東・関西であればサークルや年代によってある程度は分化可能)。また、一方でクイズイベントはほとんどない。やろうとしても担い手の量・質ともに不足し、労力を集めるのが困難。  そういった地方にとって、この「早立ち」を導入するメリットは大きい。 *<2. 参加者に楽しんでいただく「イベント」として>  雰囲気・アンケートから伺うと、おおむね「楽しんでいただいた」と思われるが、課題も多く残した。  特に、準備が不十分であったこと、構成やルール設定に詰めの甘さが見られたことに対し不満の声も挙がった。それを予期した人が参加を控えた可能性も高い。  また、比較的好意的な評価を頂いた方についても、「リハ的要素が強かった」「オープン大会としては厳しいが、オープン例会ならばちょうどいい湯加減だった」という、いわば「条件付きの」評価も多かった。  今後「早立ち」普及のためには、より精度を高めることが必要。 [[トップページへ戻る>http://www48.atwiki.jp/hayatachi/]] ----
*Ⅰ.総論  今回掲げていたのは、「新しい傾向の実験」と「参加者に楽しんでいただく」という二点。  この目的は達成できたのか? *<1.新しい傾向の「実験」として>  新しい傾向の「実験」については成功。 **(1) 具現化  「早立ち」という、「主催者の頭の中にしかなかったもの」を具現化することができた。 **(2) 反応、振り返り  それに対し、アンケートや飲み会などでさまざまな反応を頂くことができた。動画アップ、レビューなど「振り返り」についても早期に着手できた。 **(3) 早立ちの可能性  準備過程および当日の反応から、早立ちの可能性、早立ちが活用できる局面が(主催者の中でも)広がっていったのが非常に大きい。 ***・当初案=「短文基本問題以外を楽しむための、早押しボードを改良した企画」  「通常の早ボは12人くらいしか楽しめない」 →「交代でステージ上で12人が押して、それ以外は観客席でボード解答」(花男杯でやったように) →「100人早押し機を開発した新規イベント」 →「早立ちだったら、100人早押し機を使わずとも、全員で幅広い知識とスピードを競える」  という流れ。  対象としては、実力者層中心に、短文基本問題以外に興味を持った中堅層をイメージしていた。 ***・大会前=「イベントでの全員参加ラウンド・敗者復活での活用」「バラエティ問題での活用」  「多人数が同時にクイズできる」というメリットに基づいたもの。「イベントに参加した!」という参加意識の向上という点で大きなプラスになり得る。特に通常のイベントで参加意識を感じにくい(出てはみたけど何もできずにあっさり負けてしまう)中堅層以下にとって。  背景になっているのは、中堅層以下にとって、  「何年やっても上位層に追いつけない」 →「勝ち進められないから、イベントに行ってもちょっとしかクイズができない」 →「面白くない」 →「イベントから足が遠のく」 →「初級者~中堅層(クイズ歴3-7年目くらい)がなかなか定着しない、特にイベントに来ない」  ……のではないかという問題意識(あくまで仮説ですが)。  また、バラエティ問題(今回Extraでやったもの)についても早立ちが使えるのでは、と思ったのもこの頃。 ***・大会後1=「さまざまな実力層の人が、それぞれの実力に応じて同時に楽しめる」  この点については自分の想像以上のメリットだった。  「複数人が回答できる」という早立ちの特徴をプラスと捉えた方が、特に中堅層以下からのアンケートで多かった。これは自分自身予想以上の成果(とともに、「100人早押し」は結局少数人しか回答できず、この点で限界があることもわかった)。 ***・大会後2=「イベント開催の省力化」  事前、「時間のわりに出せる問題数が少ない」ことはデメリットとしてかなり悲観的に捉えていた。しかし、逆に考えると「少ない問題数=労力でイベントが準備でき、かつ競技性も保てる」ことは大きなメリット、ということも事後にわかった。 ☆この事後のメリット2つについては、特に地方について非常に効果が大きい。  地方はプレーヤー間の実力格差が激しい。全国レベルのプレーヤーから、クイズを初めて間もない人までが同一サークルにいる、ということが有り得る(関東・関西であればサークルや年代によってある程度は分化可能)。また、一方でクイズイベントはほとんどない。やろうとしても担い手の量・質ともに不足し、労力を集めるのが困難。  そういった地方にとって、この「早立ち」を導入するメリットは大きい。 *<2. 参加者に楽しんでいただく「イベント」として>  雰囲気・アンケートから伺うと、おおむね「楽しんでいただいた」と思われるが、課題も多く残した。  特に、準備が不十分であったこと、構成やルール設定に詰めの甘さが見られたことに対し不満の声も挙がった。それを予期した人が参加を控えた可能性も高い。  また、比較的好意的な評価を頂いた方についても、「リハ的要素が強かった」「オープン大会としては厳しいが、オープン例会ならばちょうどいい湯加減だった」という、いわば「条件付きの」評価も多かった。  今後「早立ち」普及のためには、より精度を高めることが必要。 [[トップページへ戻る>http://www48.atwiki.jp/hayatachi/]] ----

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