事の顛末 - 【TOV】樋口騒動まとめ【正義】

事の顛末

このページでは、本スレにて頻繁に挙げられる案件の一つ「ユーザーに対してのだんまり」、
すなわち樋口氏が「ユーザーからメールを募るまでの顛末」をまとめています。
このページに掲載するための、ソース付きの情報を随時募集しております。

2008年2月、XBOX360版発売決定

TGS2007で初報が出て以来、対応ハードが未定だった「TOV」。
それが海外のインタビューにおいてXBOX360での発売であると公式発表。
翌月には日本でもXBOX360対応ソフトである発表された。
この時点で、PS3版についての発表はなし。

当時、日本国内での本体販売台数が60万台程度であった箱○は、
主戦場が国外であるうえ、ヒットソフトのジャンルもFPSやRTSなど、
和製RPGファンの多くに親しみの浅いものであったため、
このハード選択は「テイルズオブ」のファンの間でも物議を醸した。

2008年5月、BNGI業績説明会資料

バンダイナムコゲームス業績説明会において、「TOV」の機種の欄に「PS3,XBOX360」との記述。
少しして「XBOX360」のみに修正された。

2008年6月、RPGプレミア2008

マイクロソフト主催の、日本向けイベント「Xbox360 RPG Premiere 2008」開催。
初っぱなからTOVが同梱版とともに発表。
他の出典タイトルは「Fable II」、「Mass Effect」、
「ラストレムナント」、「スターオーシャン4」、「インフィニットアンディスカバリー」。

2008年6月、ジャム爺ブログにて特集決定。

上記のRPGプレミア2008のレポート内で、ジャム爺ブログでTOVの公式特集連載決定。
ジャム爺ブログでの「エースコンバット4」特集の担当者でもあった、
バンダイナムコゲームス広報ファイン清野が担当者として参加。
ちなみによく言われる「勝手な宣伝」というのは誤解で、
ジャム爺からの「提案」、それを受けてバンナム側からの「正式な依頼」があってこその公式特集。
同年同月より、マーケットプレイスで配信された箱○版体験版レポートを特集第一弾として連載がスタート。
その後も、発売前情報をどこよりも早く、バンナムの協力の下に特集していくこととなる。

2008年8月7日、箱○版TOV発売。

ヨドバシカメラ・マルチメディアアキバにて発売記念イベント開催。
発売日に更新されたジャム爺ブログの特集では、

「ＴＯＶを通じて、皆さんなりの「正義」を見つけて下さい。
　今日のイベントで郷田が言った言葉の力を借ります。

『「？？」を貫き通すんだ』と、心に響くものをＴＯＶから得て、
（この「？？」は皆さんなりの言葉で書き換えて下さい。）

　そして、これからの道を歩まれて行く指針の手助けに
　このＴＯＶが役立っているのだとしたら・・・
　僕らＴＯＶチームにとってサイコーの出来事です」

連日のPR活動での疲労を推して、ジャム爺ブログ記事に樋口氏がコメント、上記のように締めた。

この箱○版TOVは、箱○用ソフトとしては
（当時の日本における）初週販売本数第一位、及び初の本数十万本突破を記録し、
本体も、発売週は日本で歴代一位の販売台数を記録した。
この翌々日、イベントレポートを特集したブログ記事を最後に、
ジャム爺ブログにて「TOV特集・第1幕終了」がアナウンスされた。
後、8月19日から「発売後特集」として、TOV特集・第2幕が開始される。

2008年12月23日、ジャム爺ブログTOV特集更新一時停止

発売後も、スタッフがキャラクターの裏設定などを暴露したりなど、
幾分かコンスタントに更新していたジャム爺ブログのTOV特集カテゴリが、
2008年12月23日、連載36回目を境に、約3ヶ月の間沈黙する。

2009年2月下旬

映画雑誌である「キネマ旬報」2月下旬決算特別号において、
映画「テイルズオブヴェスペリア」の名前が確認された。
（後に、4月6日の発表会で映画化が正式発表される）

2009年3月末、ジャム爺ブログ更新再開

2009年3月24日、突如としてジャム爺ブログでの特集が再開された。
3月27日にも更新があったが、いずれもゲーム内容や設定とは関係のない、
制作スタジオ訪問などの内容が綴られている。

2009年3月30日、TOV特集第2幕終了宣言

特集39回目、ジャム爺が特集・第2幕の幕を下ろすことを宣言。
2008年6月より足かけ9ヶ月続いた連載がここに終了することとなった。
それにあたって、樋口氏が下記のようなコメントを寄せている。

「「ヴェスペリア」はまだまだ
　振り返る気分になれないのです。
　何でしょうね、この感覚は？　
　てか、イレ込み過ぎという説もあります（笑）」

2009年4月1日、ジャンプフラゲ

週刊少年ジャンプ2009年16号（本来は4月6日発売）のフライングゲット日。
誌上のゲーム宣伝コーナーである「チームG59上」にて、
新パーティキャラクター「パティ・フルール」を追加した、PS3版TOVの発売が発表された。
加えて、劇場版「The First Strike」も同記事内にて告知されていた。

2009年4月6日、「テイルズオブ」シリーズ発表会

品川研究所ファンシアターにおいて、

PS3　「テイルズオブヴェスペリア」
Wii　「テイルズオブグレイセス」
PSP　「テイルズオブバーサス」

の三本が発表された。

また、劇場公開アニメーション「テイルズオブヴェスペリア ～The First Strike～」も正式発表。

同日、ジャム爺ブログにて

「ジャム爺が逃げんな！ふざけんな。」
「おまえ、戦犯だよ！絶対に許さない」
「TOVを使った売名行為だな、最低だオマエ」

4月1日のジャンプフラゲ日より、公式特集ブログであるジャム爺ブログにも、
上記のようにユーザーの怒りの声が届いていたらしい。
それを受けてジャム爺から、樋口氏へとひとつの質問が投げられた。

Q.どう思ってんの、どうするの？ねぇ、樋口さん。

ジャム爺ブログの4月6日のエントリーよりそのまま抜粋。
（改行、重要な情報の太字化の改訂はありますが、テキスト内容はいじっておりません）

※抜粋ここから※

＠発表会会場裏、喫煙室。
※脚色してません、実際の会話、事実のみ書き記します。

J爺
『発表会お疲れ様でした、早速どう思ってるのか聴かせて下さい。』

樋口
「お疲れでした・・・。
もちろん、ヴェスペリアを盛り上げて下さってるユーザーの事は、
決して忘れてなんかいないです。
そんな状況のなか、今の僕らには何が出来るのかを
考え始めているところです。」

J爺
『じゃあ何を、考えるだけなら誰でも出来るじゃないですか。
何を考えて、どう行動していきましょう。』

樋口
「そうですね…何となく絵はもう見えているんだけど…。
ただ何色を使うのか、一緒に考えたいなぁって。
僕らだけでは、やっぱり限界があるんですよ。」

J爺
『何色、うーん、誰と考えますか。』

樋口
「そりゃもちろんみんなとですよ。
ヴェスペリアを盛り上げて下さっているみんなと。」

J爺
『なるほど、方法はどうしよう。』

樋口
「まずは、サイコーッ！ブログ宛の質問要望メールで
みんなの思っている正直な想いを集めて貰えませんか。」

J爺
『はい、もちろん引き受けますよ。
でもそれだけじゃあ”相談”じゃないですよね。
まだ一方通行な感じがするんです。』

樋口
「そうですよね、だから”まずは”って言ったんですよ。
まずみんなから意見を頂く、
そしてその次に”場所”を考えましょうよ。」

J爺
『・・・分かりました。どういう結果になるか
分からないけれど、僕はこのままでは終われないですよ。』

今回の雑記、全体的に何か言い訳がましいけれど
今、僕が言える正直な気持ちを書きました。
長文、駄文、お読み下さりありがとうございました。
1人でも多くの方に、ガキのような僕の気持ちが伝わればと思います。
皆さんからの率直な声、お待ちしております。

※抜粋ここまで※

以上のエントリーの後、ジャム爺ブログ上でユーザーからの意見をメールで募った。
その後のエントリーで、記事の内容についての謝罪および、
850通以上のメール、SNSや360でのメッセージなどを合わせれば900通以上の意見が、
「バンダイナムコゲームスの然るべきところにお渡しします」と予告された。

→その後の展開