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ゴスロリアニメ」(2012/04/18 (水) 12:39:55) の最新版変更点

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2001年頃から増え始めた、特定の登場人物の衣装が現実のゴシックロリータに 「似ている」点が話題となったアニメ、ゴスロリをテーマにしたアニメ 世界観等にゴシックやゴスロリを取り入れているアニメを指す。 監督や製作者側は現実のゴシックロリータとは無関係な人物・集団が多く、 取材をしておらず想像で描かれていたりイメージによって定義づけられていたり、 情報収集等はしたらしいが実際の作品自体はどうもおかしいという作品も多い。 OP・EDテーマ曲にALI PROJECTの楽曲が使われる事が多い。 以前から『カードキャプターさくら』のようなフリフリひらひらの服を着た小学生 くらいのキャラクターをゴスロリ(実際はどうかはともかく)と呼ぶ人もいた。 内容的にはゴシック系あるいは単なるハーレムアニメ(主人公以外の登場人物が ほとんど女性で色んなタイプのキャラが揃っている。尚且つ、全員が主人公に 惚れていることがほとんどである男女比率が極端な配置のアニメ。) またはロリコンアニメ。着ているキャラクターは幼児や少女(とてもその年齢で ゴスロリを着ているとは思えないような年齢)であり、普段はおとなしいが、時に病的な愛情表現をする「ヤンデレタイプ」、ハイクラスで大金持ちのツンデレ「お嬢様タイプ」、現実にはとても存在しなさそうな可愛い 言動の「ぶりっこタイプ」、極端に世間知らずな「純真無垢」タイプなど定番化されている。いわゆる凡庸の萌え属性(オタク用語。 分類化された萌えのポイント)であり、キャラクターが服装と都合が合うように当てはめられている。「ツインテールといえばゴスロリ」「ゴスロリの隣にはメイドさん」といったように衣装へのフェティッシュな感情がキャラクターの人格や立ち位置までをも決定付けている。「動物化するポストモダン」によれば、これはオタク文化特有の現象らしい。どれもこうあったらいいなという理想であり、オタク文化では物語よりもキャラクターから、人間関係やストーリーを形成していくようだ。 ゴスロリアニメとゴシックロリータファッションは別物であり、 両者の支持層も大いに異なる。 有名な作品がローゼンメイデンであるが、作者はテーマはゴスロリではないと 言っており、ゴスロリと言えそうなものは(「辛うじて」とも付け加えた) 水銀燈(キャラクター名)だけであるともいい、キャラクターや作風がゴスロリと 言われることについては否定している。 実際に他の登場人物の衣装は愛好者から見ればゴスロリであるとは言い難く、服装から実物とは若干異なるものの、甘ロリやカントリー系と判別できるキャラクターもいる。 またしゅごキャラの歩夢は「ロリータパンク」なので作者の二人(PEACH-PIT)はゴスロリやゴシックパンクに造詣があると考えられる。 美少女・ロリコン要素が強い物についてはアイドル系の声優 (顔出しの仕事をしたり、曲を出したりする)が主題歌を歌っていたり、 歌手がコスプレをしていたりすることも多い。 それ以外はゴスロリアニメ以外のアニソンでも頻繁に起用される事が多い、 前述のALI PROJECTが起用される事が多く世界観とマッチしているとして定評がある。 世間一般的でゴスロリアニメとして扱われている作品やゴスロリ系と銘打っている作品も 実際のゴシックやゴスロリとは全く関係の無い雰囲気が漂っている物が多く、 「怪物王女」など作品的にはゴスロリとはほとんど関係ないホラー風アニメも ゴスロリアニメと似た傾向があるというだけでゴスロリと例えられたりする。 これらのアニメは深夜放送枠が多かったり、放送地域が限られている、 アニメに興味が無いといった理由でゴシックやロリータの愛好家には (ゴスロリ専門ファッション雑誌などの紹介で名前は知られていても) 内容があまり知られていない事が多い。 中にはもし愛好家に広く知られていたら激怒されそうな程の「改変」を 多く含むものも少なくないため、ゴスロリに対して全く予備知識が 無い者にしばしば誤解を招いている。
2001年頃から増え始めた、ゴシックロリータファッションと何らかの関係性がある アニメを差す用語。主にアニメ愛好家の間の会話で使われることが多いが ゴシックロリータ愛好家がこれらのアニメに言及する際にも使用される。 ゴスロリアニメと呼ばれるものはには大きく分けて a.ゴスロリ(的な世界観やファッション)をテーマ(主題)にしたアニメ b.世界観等にゴシックやゴスロリを一部取り入れている c.アニメから、アニメ愛好家の間で特定の登場人物の衣装が現実の ゴシックロリータに「似ている」点が話題となったアニメ ものに分類できる。a,bに関しては配給会社が「ゴシックロリータアニメ」などと 銘打って「これはゴスロリをテーマにしているものですよ」と主張する場合も多い。 しかしアニメ監督や制作会社など「アニメ業界」に洋裁やゴシックロリータに 精通している者は殆ど居らず、そもそも服飾とあまり関わりがある業界ではない。 (アニメで登場したジュニア向け衣装が実際に買えるアニメやブランドとアニメの コラボレーションも近年では流行り始めているがそれは2010年以降の話である。) 正確な描写をするための情報収集もインターネットで軽く調べた程度であったり そもそも取材をしておらず想像で描かれていたり、製作者側の偏ったイメージに よって定義づけられていたり、アニメ作品そのものの質や面白さとは別であるが ロリィタ愛好家、時にはファッションに興味を持つアニメ愛好家側からも 「これをゴシックロリータと言うにはどうもおかしい」と言われる作品が 多く存在しているのが現状である。 c.については以前から『カードキャプターさくら』のようなフリフリひらひらの服を着た 小学生くらいのキャラクターをゴスロリ(実際はどうかはともかく)と呼ぶ人もいた。 愛好家の意見というよりもアニメ愛好家の感覚によって決められる事が多く、 どこまでがゴスロリアニメかの範囲も人によって異なる。 OP・EDテーマ曲にはALI PROJECTの楽曲が使われる事が多い。 これがきっかけでALI PROJECTのファン層にアニメ愛好家が増えたといわれている。 ゴスロリアニメにはある程度の共通点が挙げられる。 ストーリー全体としては 1.ゴシック的な雰囲気を強調したミステリーやアクション は勿論のこと、 2.ハーレムアニメ(男性主人公でヒロインを多数配置するラブコメの総称) 3.ロリコンアニメ(萌えアニメの一つでロリコンの男性をターゲットにしたもの) に分類されるものも非常に多い。全体の割合として1.は少ない傾向にある。 着ているキャラクターにも特徴がある。 年齢は幼児~少女であり、 正確は普段はおとなしいが、時に病的な愛情表現をする「ヤンデレタイプ」、 ハイクラスで大金持ちのツンデレ「お嬢様タイプ」、 現実にはとても存在しなさそうな可愛い言動の「ぶりっこタイプ」、 極端に世間知らずな「純真無垢」タイプなど定番化されている。 定番の萌え属性(萌えの対象となる特徴)の中から服装のイメージと 合うものが当てはめられている。 それ以外にも「ツインテールといえばゴスロリ」「ゴスロリの隣にはメイドさん」と いったように衣装へのフェティッシュな感情がキャラクターの人格や立ち位置まで をも決定付けている。『動物化するポストモダン』(東 浩紀著・講談社現代新書)に よるとこれらはオタク文化特有の現象であり、こうあったらいいなという理想である。 オタク文化では物語よりもキャラクターから、人間関係やストーリーを形成していくようだ。 上記のような現象もそれの典型であると言える。 ゴスロリアニメの中で最も有名な作品はローゼンメイデンであるが、 作者はテーマやキャラクターの衣装について「ゴスロリではない」と主張しており、(つまりこの作品は定義c.に分類出来る)「(辛うじて)ゴスロリと言えそうなものは 水銀燈(キャラクター名)だけである」と言っている。 実際に他の登場人物の衣装は愛好者目線から見ればゴスロリであるとは言い難い。 それに対して同作者の「しゅごキャラ」に登場するの歩夢は公式設定で 「ロリータパンク」とされている(こちらにたいする愛好家からの反論は少ない) 事から作者の「PEACH-PIT」はゴスロリやゴシックパンクに造詣があると考えられる。 美少女・ロリコン要素が強い物についてはアイドル系の声優 (顔出しの仕事をしたり、曲を出したりする)が主題歌を歌っていたり、 歌手がコスプレをしていたりすることも多い。 それ以外はゴスロリアニメ以外のアニソンでも頻繁に起用される事が多い、 前述のALI PROJECTが起用される事が多く世界観とマッチしているとして定評がある。 世間一般的でゴスロリアニメとして扱われている作品やゴスロリ系と銘打たれている作品も 実際のゴシックやゴスロリとは全く関係の無い雰囲気が漂っている物が多く、 「怪物王女」など作品的にはゴスロリとはほとんど関係ないホラー風アニメも 「他のゴスロリアニメと似た傾向がある」というだけでゴスロリと例えられたりする。 これらのアニメは深夜放送枠が多く、また放送地域が限られている、 アニメに興味が無いといった理由でアニメ愛好家且つ、ゴシックロリータの 愛好家であるという者以外には、ほとんどのゴシックロリータ愛好家には (ゴスロリ専門ファッション雑誌などの紹介で名前は知られていても) 存在や内容が知られていない事が多い。 中にはもし愛好家に広く知られていたら激怒されそうな程の「改変」を 多く含むものも少なくないため、ゴスロリに対して全く予備知識が 無い者にしばしば誤解を招いている。

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