曲紹介
- tamachang氏のボーカロイド楽曲7作目。
- 鴨長明による随筆「方丈記」の一部を歌詞として拝借し、作・編曲している。尚、方丈記の詳細は下記のリンクを参照の事。
- 悠久の時の流れを想起させる、合唱曲の趣き。きれいなtamachang。
歌詞
ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず
淀みに浮ぶうたかたは かつ消えかつ結びて
久しくとどまりたる例(ためし)なし 世の中にある人と栖(すみか)とまたかくのごとし
朝(あした)に死に夕(ゆうべ)に生るるならひ ただ水の泡にぞ似たりける
知らず生れ死ぬる人 何方(いづかた)より来たりて、何方へか去る
また知らず仮の宿り、誰が為にに心を悩まし
何によりてか目を喜ばしむる その主と栖と無常を争ふさま
いはばあさがほの露に異ならず
或は露落ちて花残れり 残るといへども朝日に枯れぬ
或は花はしぼみて露なほ消えず 消えずといへども夕を待つ事なし
夕を待つ事なし
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最終更新:2023年12月11日 23:28