曲紹介
曲名:『ソング オブ サードピリオド』
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あらすじ |
エヴィリオス歴1000年、魂たちは何かに目覚めるかのように、人類滅亡後のサードピリオドで各々の歌声を一斉に奏でる。アンゴルモアの地にまで響く彼らの唄もまた、 「時を示す12の唄」の一つに過ぎない筈だった。
最愛の妻との再会を果たしてもなお、アンゴルモアに籠る不死身の オルゴール職人がそれに耳を傾けるや否や、薄汚れた 「黒箱」の 「歯車」から突如として 「異変」が起こる。 何と未完成の12番目のオルゴールが音もなく勝手に動き、辿り着かないはずの大歯車「NO UTOPIA」を反時計回りに回し始めたのだ。
職人は脱力しながら椅子にもたれ掛かる。そして、 兄妹揃って「時の漂流者」と化した立場を利用してアンゴルモアに移り、尚且つ悠久の時を費やしてまで続けた「贖罪」代わりのオルゴール作りが、呆気ない結末に終わったことを静かに悟った。
束の間の休憩を取った 職人は再び腰を上げ、 歌いし者たち『VOCALOID』として自立する魂たちの援助を目的に、作る必要のないオルゴールで伴奏を担当した。
たとえ理想郷が存在しなくとも、『卒業』という人生の門出を祝う歌謡曲の可能性を信じて・・・
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オルゴールの伴奏と魂たちの鼓動は「破滅」か「救済」のうち、どちらに繋がるのか・・・
- 「ぜんまい仕掛けの子守唄 」シリーズの12作目にして、悪ノシリーズ随一の卒業ソング。
- エヴィリオス千年紀との別れを意識した歌詞は、何処を取っても非常に奥深い。
- アルバム『ぜんまい仕掛けの子守唄』への書き下ろし楽曲。
歌詞
流れる
時はいつも
僕らに
旅立ち急かすけど
それはいつか
君を強く変える
るりらるりら るりらるりら
この
唄声が
るりらるりら るりらるりら
響く限り
眠りは覚め 夢はきっと現実になる
開く明日への扉
桜舞う中
大地踏みしめ
みんなで歌いましょう
るりら るりら
空に届くように
胸の奥 宿るぜんまい
これからは自分で回すんだ
るりらるりら るりらるりら
この唄声が
るりらるりら るりらるりら
響く限り
扉の先 何が待ち受けているのかも
わからないまま進む
立ちふさがり続ける現実が
時に僕らを傷つけるだろう
それでも だからこそ
人は懸命に生きる
世界は
理想郷じゃなくてもいい
胸の中 高鳴る鼓動
僕らのぜんまいは止まらない
るりらるりら るりらるりら
この唄声が
るりらるりら るりらるりら
響く限り
眠りは覚め 夢はきっと現実になる
開く明日への扉
るりら るりらるりら るりらるりら
コメント
- 卒業式みたいで大好き -- 悪ノファン (2024-01-19 16:10:36)
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最終更新:2024年03月26日 18:37