2月11-12日


(4月15日 捜索本部にて管理人撮影 (20120416))
(記録用としてしばらく残しておきます。20120430 管理人)

2/13捜索時の足跡(下記参照)

#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。


捜索隊員のK氏

2月12日(日)に 山口の木和田尾を 31歳の若者と二人で登った者です。
その時の 行動をお書きします。

2月12日(日) ふもとで風速8mのど。 カッパを着ようかどうしようか悩むほどの みぞれ が降っていました。

8時30分 山口の貯水場を出発。
9時頃   二人連れのパーティー(K氏の知り合い)を挨拶をして追い越す。
       白瀬峠への分岐から白瀬峠へ向かうべくトラバースルートに入る。
       トラバース中 水場がある谷へ向かわず トレースの通り小尾根に取り付く。
       この時 水場がある谷へは トレースはなかった。
       頭陀ヶ平らのから三重県側に一段降りたところにある鉄塔で 男女二人のパーティーに合う。
       その人たちより先に 頭陀ヶ平らの鉄塔にトレースがない斜面を登る。
11時過ぎ 頭陀ヶ平らの鉄塔に到着。風速10~12メートル 視界100~150メートルだったが2度ほど対岸の御池岳が見えた。
       頭陀の鉄塔から その西2~300mの鉄塔に向かう。 この間 踏みあとなし。
       西の鉄塔から 三重県側の一段下の先ほど通った 鉄塔にツボ足で降りる。
       鉄塔の西80mほどの所で イグルーを作り その中で昼食を摂る。
       下山時 坂本谷分岐下200メトルノ平たくなった所で 登山口に居た6~7人の老人のパーティーがここで引  
       き帰したであろう 跡があった。
(捜索隊員のK様 情報ありがとうございました。20120416 管理人)

小屋番様のブログに書き込みをされた林様(11日に真の谷にテント泊し、翌日御池岳に登られた。)


_ 林 幸一 ― 2012年02月18日 07時23分02秒
11日に白瀬峠を越えて真の谷でテント泊して12日御池大地まで登りましたが、ガスで視界がないのでそのまま下山しました。白瀬峠を11時すぎに通過し下山しましたが当日のトレースはなかったように思います。

やぶこぎネットの山日和様(12日に丸尾から御池を目指し、寒山で撤退された。)


私は遭難者が最後に家族に連絡を取った日、丸尾から御池を目指しながらモチ低下で寒山でやめてしまいました。見上げる御池方面は真っ白。雪が舞い、
風も吹いていましたが、頑張って上がっていれば何か消息をつかめるものがあったかもしれません。

hakusui様

65 名前 : hakusui : 2012/03/28(水) 23:39:46 ID:d7ce89e08
はじめまして。11日に天狗岩でNさんと思われる方と話をした者です。
遅くなりましたが、私の12日のコースを連絡いたします。

12日は、国道306号をゲートから犬返し橋を過ぎた所まで歩き、
犬返し谷左岸尾根を登りました。
P801手前のコグルミ谷右岸尾根との合流点を過ぎたところまで行きましたが、
吹雪いており、天候の回復見込みが無いと判断し、そこで引き返しました。
ちなみに、そこまでの尾根筋に足跡は全くありませんでした。
(hakusui様 連絡ありがとうございました。)








02/11



14:50頃 御池岳丸山山頂下: (りゅう太様)


14:50頃 御池岳丸山山頂下(真の谷付近):(多治見労山:2/11:御池岳登山者様)


『多治見労山:2/11:御池岳登山者からの情報』をいただきましたので、転載いたします。

(1) 2/11日の記録を残そうとしております。

このページにありますように、
http://flowerniwa.mond.jp/2012-f/2gatu/oike/oik.htm
2/11は、計5名(男性2名、女性3名)で登りました。

行動は
山口登山口(P)に7:40着~8:00発
すでに数台駐車してあり、用意しているうちもう1台車が来て、単独行の男性が先に出発していきました。
坂本谷分岐に10:35着。ここからは、踏み跡がなければ尾根へ登ることも考えていましたが、先行者の跡があったの>で、いつものトラバースを通りました。
白瀬峠手前のトラバース地点の急斜面は、リーダーがロープを出して手がかりを作ってくれる程でした。
そこを登りきり、踏み跡が尾根へと続いていたのでその跡を辿ろうとして登っている時、ちょうど上から単独の男性が降りてきました。
そして、「登山道はこちらです。藤原岳から御池岳へ縦走してきました。踏み跡はなかったです」と言われました。
踏み跡の無い藤原岳~御池岳~白瀬峠を単独で歩くなんてすごい人だなあという印象を受けました。
そこで、尾根へ登りかけていたのを止めて、彼が降りてきたトラバース道をありがたく使わせてもらいました。
白瀬峠に11:40着~12:00発 軽い昼食をとりました。
コグルミ谷分岐(カタクリ峠)に12:50着
後ろの4人とはかなり離れて先を歩いていたリーダーは、このあたりで単独の男性と出会ったそうです。
7合目で後ろの4人は、先を行くリーダーに「ここで休憩するから~」と声をかけ5分ほど休憩しました。
8合目(真の谷に下りたところ)に13:25着
谷は雪が深いので避けようとしましたが、足が潜るようなことはなく歩けました。
御池岳(丸山)への踏み跡は、いつもの谷に沿う登山道ではなく、ずいぶんと左に振っているなあ・・・と思いながら歩いていました。といって、新しくトレースを付けるのは時間も労力もかかるので、ありがたく使わせてもらいました。
トップのリーダーと後ろの4名の間の距離がかなり離れていたので心配になったのか、中腹あたりで、リーダーは様子を見に下りてきてくれました。
山頂手前で、先程の単独行の男性が下山してくるのに出会いました。
「山頂はこちらですか?」と尋ねると、「もうちょっと先です」という返事が返ってきました。
山頂に14:15着、かなり予定をオーバーしているので写真を撮り行動食を食べるくらいですぐ出発しました。先に到着していたリーダーは、スコップで穴を掘りベンチを作っていました。
そして、14:30下山開始。同じルートで下りました。

14:50、もうすぐ真の谷に着く・・・という地点で単独行の男性に出会いました。
3人の女性は、えっ、今から?と思って「今から登るんですか?」「テントですか?」と声をかけたところ、「上に泊まります」の返事が返ってきました。そこで、「頂上に、穴を掘って休んできたのでそこで泊まるといいですよ」と返しました。
「風はありましたか?」の問いには「いいえ、ありませんでした」と答えました。
「今日はいいお天気だから、樹氷がよく見えますよ。素敵な夜空が見えますね」などと、声をかけてすれ違いました。

そのとき、銀色のマットがザックの左側に付いていたのを記憶している人もいました。

出会った時の印象については、
  • 身長が高かった。(全員同じ)
  • 30歳~40歳台(全員同じ)
  • ワカンをはいていた(全員同じ)
  • 服装は黒っぽい地味色(全員同じ)

その他、個人的な意見として
  • 長髪・パーマっぽい髪型
  • ブルーの上着・ズボンは灰色
  • 彫りの深い顔で顔は浅黒い
  • 疲れてはてているなあ・・・と感じた
  • ヒゲがあった
  • がっしりしていた
  • メガネをかけていた。瞳が見えたので黒いサングラスでは無い
  • テント泊にしてはコンパクトに収納している
  • 大きなザックだった
など、いろいろ出ました。が、「そうかなあ?」「そうだった?」と意見が一致しない印象もありました。

(2) 御池岳からの下山途中 別パーティーに会わなかったでしょうか?
山口の登山口まで誰とも会いませんでした。
ただ、白瀬峠下の私たちが難渋した辺りの急斜面には、ピッケルの跡がたくさん残り、かなりの人数がここを通ったことが分かりました。踏み跡がしっかりした階段になっていたので、登りの時よりは楽に降りることができました。
(情報ありがとうございました。20120411 管理人)



11日 11:10頃 天狗岩:(hakusui様)

hakusuiです。
11日に天狗岩でNさんらしき人に会った時の状況を連絡します。

私は、天狗岩に11:00に到着しました。彼は、11:10頃到着しました。挨拶した後、彼が写真を撮り終わった頃を見計>らって、私から「シャッター押しましょうか?」と申し出ました。彼は、申し訳なさそうにして、それを辞退しまし>た。その後、その場で少し話をしました。
<話した内容>
  • 御池まで縦走するとのこと。
  • テント泊をするとのこと。
  • 幕営地は、行ってみて判断するとのこと。(雪の上だからどこでも張れるねと同意)
  • 下山は、鈴北から鞍掛かコグルミあたり?(今思うと私から誘導したような気もする)
  • 車は、大貝戸に駐車しているとのこと。
  • 車までは国道を歩いて戻る?(私の思い込みのような気もするが、ピストンするという話はなかった)
  • 帰宅したら、ヤマレコにレポをアップするとのこと。(ヤマレコにというのは私から訊いた)
  • トレースがあったからここに来れたとのお礼。(彼から自発的に出た言葉)
  • 木和田尾コースについての話はなかった。
<彼の印象>
  • 精悍な感じで、30代くらいに見えた。
  • ザックは、テント泊にしてはコンパクトにまとめられていた。
  • ワカンは履いていた気がするが、記憶は曖昧。
  • ウェアの色は、全体的に黄緑色と黒色のイメージはあるが、記憶は曖昧。
  • ザックの色は覚えていない。
<周囲の状況>
  • 雪面は、堅雪に新雪が10cmくらい積もった状態で、比較的歩きやすかった。
  • 展望丘は見えていたが、竜ヶ岳、御池岳は中腹までで、山頂付近は雲に隠れて見えなかった。
  • 天気は悪くなく、時折日が差し、青空ものぞき、風もあまり無かった。
  • 白瀬峠方面への縦走路には先行者数人のトレースがあった。
  • 縦走路の近くで昼食休憩をしている間、縦走路では単独行者やパーティが行き来していた。

できるだけ事実のみを客観的にと心掛けたつもりですが、記憶が曖昧な部分や思い込みがあるかと思います。
その点をご理解の上参考にしていただければと思います。
(hakusui様 連絡ありがとうございました。)


11日 9時55分藤原岳展望丘と10時30分ごろ藤原山荘と天狗岩の中間地点:(日本300名山と鈴鹿の山の管理人様)

この日、山中で出会った人が行方不明ということでその時の状況をメモしておく。
  • 9時55分藤原岳展望丘
 9時55分少し前に十数人の団体が山頂から下山して来る。その少し後に私が山頂に到着。山頂には彼(行方不明者)が1人休憩をしていた。私が山頂写真を撮ろうとしていたら彼から写真を撮りましょうか。と声をかけられた。私は自身の写真はほとんど撮っていないので「いいですよ」と返答した。樹氷を入れて山頂写真を撮ったが右隅に彼が入っていた。顔が写っていないし、小さいこともあって第三者には彼とはわからないと思う。 私はすぐに下山し始め山頂を振り返ると彼も下山し始めた。その彼に藤原山荘と天狗岩のほぼ中間地点で再び彼と出会った。
  • 10時30分ごろ藤原山荘と天狗岩の中間地点
 私は藤原山荘で休憩後天狗岩に向かった。彼は荷物が大きいためかユックリ歩いていたようで藤原山荘と天狗岩のほぼ中間地点で彼に追いついた。そこはちょうど樹氷が綺麗だっため写真を撮ろうと立ち止まったところ。ここで彼から木和田尾根の状況と、ここを下山すれば国道にでられますか。と聞かれた。木和田尾根は歩く人もおりシッカリしています。そして、ここの登山口から国道は近いですよ。と答えた。また彼から少し前に国道306号のゲートから鞍掛峠まで約7km歩き鈴北岳に登り、山頂手前でテント泊。との話を聞かされた。この彼の山行は「ヤマレコ」で読んでいたのでこの人がそうかと思った。後日、この人が行方不明になったと知った。ここから天狗岳方面には自分が先行してこの後、彼には会わなかった。彼は天狗岩には立ち寄らず頭陀ヶ平方面に向かったと思われる 頭陀ヶ平へはこの人が先に通過していると思う。私が頭陀ヶ平に向かった時、白瀬峠分岐からは3人のトレースがあった。その内の一つが彼のものだと思っている。あとの二つは木和田尾根の下山途中で追い越した人だと思う。

木和田尾 根の下山途中でテント装備のおじさん、おばさん達の5人組と10人くらいのパーティ2組 に出会った。御池岳でテント泊とのことだが、それにしても元気な人達だ。
    5人組と出会った場所は木和田尾根R201鉄塔付近、
    10人くらいはさらに10分くらい下ったところで12;00~12:30くらいの間です。
   時刻が遅く御池岳までは行けないのでテントは何処で張るのか不明とのこと。
   二組とも真の谷から御池岳に直登するとのことだったので真の谷に降りてテント泊だったかも。
   この人達とはすれ違いながらの会話だったため多くの話はしませんでした。
日本300名山と鈴鹿の山の管理人様より



遭難者についての情報 (アサケアルパインクラブ )

2/11 大貝戸登山口に登山届け
    (内容)藤原岳←→御池岳もしくは鈴北岳
    駐車場所:大貝戸登山センター駐車場
2/11 06:30頃 家族に藤原岳に入山の連絡
2/11 09:30頃 藤原岳展望台で目撃情報
2/11 11:00頃 藤原岳天狗岩で目撃情報
2/11 14:50頃 御池岳丸山山頂下で目撃情報
2/12 06:33 家族へ「これより下山する」とのメール発信
2/12 11:30頃 藤原岳7合~8合目間で目撃情報(但しヤッケの色が相違)
2/12 17:30 電話連絡ができなかった、以後不通

  緑地に肩と袖が黒のヤッケ、灰色と緑の大型ザック(50~60㍑)
  GPSロガー、GPS携帯、ビーコン、プローブ、シュラフザック他の宿泊用具炊事用具

(遭難者の想定ルート)
2/11 大貝戸道~藤原岳~県境稜線~御池岳(テント泊)
2/12 御池岳~県境稜線~藤原岳~登山口
  or 御池岳~鈴北岳~鞍掛峠~R306経由山口

遭難者自身が書いたこの山域での記録 (ヤマレコ)




コピペ

はじめまして。岐阜市のJUNといいます。
2/19日山スキーにより、滋賀県側御池谷登山口から真北に伸びる尾根に乗り鈴ヶ岳まで行きました。僕の通ったルートはつぼ足トレース皆無でした。同日に数パーティー御池谷本流からや、北西への支尾根から入った方がいるようでした。何かあれば情報が入るでしょうから、恐らくこの方面ではないのでしょうね。
2012/2/28(火) 午後 1:18 [ ju*1***1 ]




  • 2月11日
藤原岳展望丘:写真撮影を依頼された方がいます。
天狗岩付近:声を交わされた方「御池まで縦走予定、帰りは鞍掛峠にするかも」
丸山直下:良く似た風貌の人とすれちがう(本人の確証なし)
  • 2月12日
6:30頃、家族に「今から下山するとメール」 ※上記ニュースでは電話となっていますが、メール
大貝戸8合目から下付近で良く似た風貌の人を目撃(本人の確証なし)






小休止した後、下山することに決定。今来た道を下る勇気は無いので、尾根を冷川谷ノ頭の方に登り、L201鉄塔から下るルートを戻ることにした。下山ルートは赤ペンキが随所にあってルートは明確。真の谷でテン泊するパーティー2組と単独の登山者2名とすれ違った。12:15無事藤原簡易パーキングに帰着した。
    2組のパーティーと、ルートの状況等の言葉はかわしたが、どのグループなのかはわからない。
(電話にて情報提供していただきました。ありがとうございました。20120413 管理人)





岡崎山岳会

(岡崎山岳会様 ありがとうございました。20120424 管理人)














Last Update: 2012-05-18 10:35:02 (Fri): hnagashi
Last Modified: 0000-00-00 00:00:00
最終更新:2012年05月18日 10:35
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