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著者プロフィール


鈴木 政春(すずき・まさはる)     _


1965 年東京都生まれ。

東京都品川区にて『ボディワイズ』を、10年にわたり主催。
施術により身体調整をおこない、そして独自の体の使い方を伝えるボディワーカー。
腰痛に関係するお客様も多数にわたり施術をしてきました。
「原因を遠ざけなければ終わりが来ない」という考えで、
徹底的に試行錯誤を繰り返し今日にいたります。

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私の個人的な施術との出会いと付き合い


私ごとで申し訳ないですが、お時間がございましたお聞きください。


もともと私は子供のころより情けないほど体力がない人です。
身長はあったもののあんまり強そうじゃない。
体は痩せていて、ちょっと動けばゼーゼー苦しい。
運動神経もからっきしでした。

普通に生きていても短命で終わると信じてました。
微妙に将来の漠然とした不安がいつもありました。

体力がないことに比例して心も弱かったのですね。^-^;

そのような私でしたが、
あるとき椎間板ヘルニアが災いして亡くなった父を考えたとき、
「もし父に来世があるならば、
来世ではつらい椎間板ヘルニアにならず健康に生きてほしいな」と思い浮かびました。
ちょっと涙がこみ上げていたことを覚えています。


そうするには多くの方々が腰痛が起きるのはどういった仕組みで、
それを起こさないように予防し工夫をするのが常識にせねがならない。
そうせねばその願いはかなうことはないでしょう。

途方もないことのように思えましたが。。。


いろいろと考え悩みに悩んだ結果、
当時勤めていた会社を辞めました。

そしてすぐに整体の専門学校に通う手続きをしていました。
ただ飛び込んだ整体専門学校が、
私の調査不足でひどいところでして。
民間医療の暗部を見せられました。
(もしあなたが整体等を生業にするため学校や師を選ぶときは、慎重に!)

そこから自分ひとりでどこまでできるかわかりませんが、
牛歩のようなあゆみで施術の研究を続けるしかないと考えました。


まずは私は体力がない体を、
どうにかしたかったのです。

どうするかの対処法は、
最小限の力で最大限の仕事をするよう、
体を動かす工夫をしようと考えました。

大病をしたことはないのですが体が本当に弱かったんで、
下手に筋トレをがんばりすぎると体を壊すのがオチでしたから。

「体の使い方の改善」のみでどうにか状況打開をと目論見ました。
真剣にそれに取り組まなければ明日がないという気持ちでの取り組みでした。
そちらの面は細々ですがマイペースでいろいろと日頃から思案を重ねています。

動き方のヒントは施術の本に多くの示唆が含まれていますので、
施術の学習や研究をしながら動きのなんたるかを見つめるのは
理解と発想の相乗効果をえられるものです。

そこが私の大きな特徴でありウリでもあると思います。

そして今に至るのです。



余談ですが、
私は施術をすることはあっても
施術を受けるのは苦手なもので
受けたことは本当に数えるくらいです。

それでも以前と比較すればずっと体調は改善されています。
体の合理的な使い方を脳に教え込んでいく作業をするだけで
かなり体の深層の筋膜の癒着部が緩み正常化してくれました。

だからよほど大変な状態の体調を改善させたり体力を養成したりする作業は、
本来は施術を受けなくとも、
真剣に(命がけで)体の使い方を改善させる作業に取り組めば、
どなたも快方へ前進できると身をもって述べることができます。

ただ独学で一から十まで知識を噛み砕き創造していくには、
あまりに長い時間がかかるものということも痛感しました。

だから施術を受けたり、先生から習うエクササイズ法とは、
独学で体の使い方を改善させていくノウハウを得るのにかかる
時間と労力を短縮するツールだというように私は考えています。

それが私のなかの施術の位置づけです。



そして最近は、
長時間の施術をする体力が身についてきたのはありがたいことです。
同時に最近は趣味と申しますか神社仏閣めぐりをしています。
それも徒歩で秋葉原から品川の自宅まで歩いてしまうことも。

体力がない、ないといいつつも、
省エネの動き方を駆使すれば
持久力が必要なことにも耐えることができます。

私が施術に関心を持たねば、
これはありえないことでしょう。
ありがたいことと感謝しております。

私の体力は加齢により低下しつづけていくでしょう。
しかしそれを体の使い方の技術力をあげることで、
それに対抗していくこともできると考えられます。
アンチ・エイジングってやつでしょう。^-^;


ただ半日施術をするほうが山手線二周するよりも、
肉体的に疲れるですよね。そう体感しています。

それほどの熱量を筋膜のリリースにかけるので、
しこりが解けるのは当然なのですし。

ただあまり施術家が自らの体を削りすぎると、
後々に自らの体を壊して施術の技術はあるが
施術をすることができなくなってしまいます。

だからここまで身を削るのはタブーですが、
無理をしたら無理をしたぶんだけ
得られるものも多くあるので。

そこのバランス感覚が難しいですよね。


_私の皆様への願い_
body
body多くの方々が腰痛が起きるメカニズムに興味をもち、
body腰痛を手放す方法を吟味して生活に取り入れてほしい。

bodyそのお手伝いを私がさせていただくならば、
bodyこれほど光栄なことはありません!

body



















最終更新:2010年10月30日 22:35