やよい「おもちゃのロボット」
執筆開始日時
2013/07/18
概要
- 高槻家SSだと思います。
- 書き溜めしてあるのですぐ終わります。
- 地の文あり。
ではよろしくお願いします。
……ここはどこ? 寒い、暗い、冷たい、狭い、動けない。
遊んでくれたあの女の子はどこ? なんで僕はこんな所に……。
「……あ、懐かしい! まだあったんだぁ~」
――うわ、眩しい。 ……あれ? 僕は今、持ち上げられて……。
―事務所―
場面は変わり、事務所内に風景は映る。
入ってすぐにある、一つに四人ほどが座れる大きさのソファの上に、
仕事が終わり、事務所に帰ってきた春香、千早、やよいの姿がそこにあった。
やよい「おもちゃのロボット、ですかぁ?」
春香「うんっ!」
やよい「へぇー……」
春香「この前、押入れの中を整理してたら見つかってね~」
千早「しかし、春香がロボットなんて、ちょっと想像付かないわ」
春香「うん、自分でも欲しがった理由は覚えてないんだけど、これで良く遊んだのは覚えてるなぁ~」
春香「ほら、ここに電池入れてスイッチ入れたら動くんだよ~」
そう言いながらロボットの背中側についたトグル型のスイッチを[ON]側に倒す。
ガシャンガシャンと手足が交互に、人間の歩行と全く一緒のモーションを取る。
昔のロボットと言っていた割には、かなり精巧な作りに見える。
しかし、一つだけ気になる点が持ち主の春香にはあるようだ。
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最終更新:2013年07月30日 12:41