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【種別】 存在概念 【初出】 一巻 【解説】 『魔界の神』という意味ではなく、 『[[魔術>魔術(まじゅつ)]]を極めすぎて、神様の領域にまで足を突っ込んでしまった』人間のことを指す。 『人の身で在りながらその存在を、魔術の修得と儀式でもって神格へと昇華させた者』とも、 『魔術で世界の全てを操る者』とも表現される。 「オーディン」として恐れられたオティヌスのように、その行いが「神」として神話に伝えられた者もいる。 とあるシリーズのパワーバランスの最上位に位置する存在であり、僅か十名程ながら、力の総量は魔術サイド全体の99.9%以上を占めている。 詳細は不明だが、少なくとも魔神を名乗る存在は、 数多くの[[魔道書>魔道書(まどうしょ)]]の原典を閲覧・読破し、内容を理解した上で、特殊な方式の力を振るうようだ。 その条件からか、インデックス([[禁書目録>禁書目録(インデックス)]])を手に入れ最大限に力を引き出す事で 『魔神』に至ることができるとも語られている。 その性質を端的に言い表すと「&bold(){無限}」。 全次元、全元素、全[[位相]]を完全に掌握し、世界を自由自在に歪め、破壊し、創造する事が出来る。 魔神の力は世界に留まる存在に理解できるようなものではなく、同格の魔神で無ければ説明することはできないものとされている。 完全な魔神は世界の許容量を軽く超越しており、 &bold(){存在するだけで世界が砕け散ってしまう}ため、 力を世界の許容量ギリギリまで分割しなければ現世に顕現することすらできない。 その為完全な魔神、真の『グレムリン』の面々は[[隠世>隠世(かくりよ)]]という特殊な位相に身を移していた。 前に進もうが後ろに下がろうが…どころではなく、その場に留まるという選択肢でさえ世界に影響を与えてしまう。 『魔神』にとってこれは一種の悩みであり、「誰にも迷惑をかけずにのびのびと生きていたい」 「どれだけ暴れても大丈夫な孤独の世界へ飛ばされたかった」と願っていた者が少なからず存在した。 まさしくそれは「願望の重複」であり、『[[理想送り>理想送り(ワールドリジェクター)]]』によって大多数が 「[[新たな天地]]」へ追放されてしまった。 (そもそも「理想送り」自体が魔神の自殺願望を具現化した力であるため、原理的に魔神は「理想送り」に抗うことができない) もっとも娘々含む一部の魔神にとっては悪い選択肢では無かったらしく、「人の献上した神域」と満足げであった。 劇中では、到達の直前で失敗した者である[[オッレルス]]と、特殊な方式の力である[[北欧王座>北欧王座(フリズスキャルヴ)]]、 実際に到達した者として[[オティヌス]]と、彼女と比べより完全且つ高次な『真の[[グレムリン]]』に属する魔神たちが登場している。 また、最高最強の魔術師と謳われた[[アレイスター=クロウリー]]は真のグレムリン曰く、「魔神になることを自ら拒んだ」らしい。 なお、[[シルビア]]によると、 「ごく普通の魔力だけで魔神の力を行使するものがいたら、そいつは正真正銘の怪物」 とのことである。 [[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]は、到達できる可能性が低すぎるという点では[[絶対能力者(レベル6)]]と同様ではないかという感想を抱いている。 また、[[神の右席>神の右席(かみのうせき)]]や[[聖人>聖人(せいじん)]]等にも臆せず立ち向かう上条が恐怖する、稀有な存在でもある。 これは新約9巻におけるオティヌスによる世界の改変が上条の心に深く傷を残したためで、今ではトラウマ気味になっている。 実際に『魔神』の名を騙って上条に揺さぶりをかけた例として、[[サンジェルマン]]が存在する。 現状作中で登場・言及されている魔神は以下。 ・[[オティヌス]] ・[[僧正]] ・[[ネフテュス]] ・[[娘々>娘々(ニャンニャン)]] ・[[ゾンビ]] ・[[キメラ]] ・[[ヌアダ]] ・[[テスカトリポカ]] ・[[プロセルピナ]] ・[[忘れられた神]] ネフテュスの発言からするとこの他にもいたようである。 ゾンビと僧正は[[木原脳幹>木原脳幹(きはらのうかん)]]によって撃破され、ネフテュス以外の真のグレムリンの面々は [[上里翔流>上里翔流(かみさとかける)]]によって全滅。 上里と遭遇するも逃げ延びたネフテュスも、[[パトリシア>パトリシア=バードウェイ]]を救うため、自らを犠牲にして消えていった。 (新天地に追放された「残りのネフテュス」は健在) 現時点で、現実世界で生き残っている(=新たな天地へ追放されていない)のは魔神としての力を失ったオティヌス、そして新たな天地から帰還した(残りの)ネフテュス、娘々のみ。 【共通点?】 作中に登場した魔神の身体的特徴として、全員が碧眼(緑眼)である事が挙げられる。 この特徴は魔神に届くとされているインデックスやアレイスター、魔神候補であったオッレルスにも当てはまる。 なお、ネフテュスは新約12巻の口絵では水色とオレンジのオッドアイで描かれているが、 担当絵師であるはいむら氏は自らのサイトで公開されている設定画において、 本当の色は碧眼であると示唆している(イラストでは目下に緑色の模様がある)。 また、登場している魔神はオティヌスの「首吊り」や僧正の「即身仏」など、 何らかの「死」に関連する記号を有しているが、これが全ての魔神に共通するものなのかは不明。 【神格級?】 鎌池和馬の小説『未踏召喚://ブラッドサイン』では「規定級」「神格級」「未踏級」の3つの等級が存在し、 神に分類される高次存在はその名の通り「神格級」に含まれる。 セルフコラボ小説『[[合コンやってみました。ただしオールスターで世界の危機ではあるけども。>https://dengekibunko.jp/author/kamachikazuma/trial/gokon/]]』にてオティヌスが登場し、 彼女が「神格級」に含まれる事が明言されている。 他の魔神も神である以上は「神格級」相当だと思われるが、登場したオティヌス以外には言及されていない。 また、ブラッドサイン作中には魔神と同じように人から「神格級」に到達した者もいる(サウザンドイーター、世界の果て(ワールドコンプリート))。 ----
【種別】 存在概念 【初出】 一巻 【解説】 『魔界の神』という意味ではなく、 『[[魔術>魔術(まじゅつ)]]を極めすぎて、神様の領域にまで足を突っ込んでしまった』人間のことを指す。 『人の身で在りながらその存在を、魔術の修得と儀式でもって神格へと昇華させた者』とも、 『魔術で世界の全てを操る者』とも表現される。 「オーディン」として恐れられたオティヌスのように、その行いが「神」として神話に伝えられた者もいる。 とあるシリーズのパワーバランスの最上位に位置する存在であり、僅か十名程ながら、力の総量は魔術サイド全体の99.9%以上を占めている。 詳細は不明だが、少なくとも魔神を名乗る存在は、 数多くの[[魔道書>魔道書(まどうしょ)]]の原典を閲覧・読破し、内容を理解した上で、特殊な方式の力を振るうようだ。 その条件からか、インデックス([[禁書目録>禁書目録(インデックス)]])を手に入れ最大限に力を引き出す事で 『魔神』に至ることができるとも語られている。 その性質を端的に言い表すと「&bold(){無限}」。 全次元、全元素、全[[位相]]を完全に掌握し、世界を自由自在に歪め、破壊し、創造する事が出来る。 魔神の力は世界に留まる存在に理解できるようなものではなく、同格の魔神で無ければ説明することはできないものとされている。 完全な魔神は世界の許容量を軽く超越しており、 &bold(){存在するだけで世界が砕け散ってしまう}ため、 力を世界の許容量ギリギリまで分割しなければ現世に顕現することすらできない。 その為完全な魔神、真の『グレムリン』の面々は[[隠世>隠世(かくりよ)]]という特殊な位相に身を移していた。 前に進もうが後ろに下がろうが…どころではなく、その場に留まるという選択肢でさえ世界に影響を与えてしまう。 劇中ではオティヌスが、新約10巻で敵と味方の境界線を無く「繋ぐ力」を持つ上条当麻が理解者となった時、上条の仲間であった科学と魔術の両サイドが有無をいわさず上条の敵に回りデンマークでの死闘を繰り広げさせ。僧正では、デンマークでその上条と戦い、勝利した時に自分が上条には及ばない(周回遅れ)であることを自覚していた御坂美琴と新約12巻で学園都市で戦闘になった際に、それを突きつけただけで美琴の周回遅れの意味合いを酷く拗らせさせ、上条は尊い存在だと誤認をさせた。 しかし『魔神』にとってこれは一種の悩みであり、「誰にも迷惑をかけずにのびのびと生きていたい」 「どれだけ暴れても大丈夫な孤独の世界へ飛ばされたかった」と願っていた者が少なからず存在した。 まさしくそれは「願望の重複」であり、『[[理想送り>理想送り(ワールドリジェクター)]]』によって大多数が 「[[新たな天地]]」へ追放されてしまった。 (そもそも「理想送り」自体が魔神の自殺願望を具現化した力であるため、原理的に魔神は「理想送り」に抗うことができない) もっとも娘々含む一部の魔神にとっては悪い選択肢では無かったらしく、「人の献上した神域」と満足げであった。 劇中では、到達の直前で失敗した者である[[オッレルス]]と、特殊な方式の力である[[北欧王座>北欧王座(フリズスキャルヴ)]]、 実際に到達した者として[[オティヌス]]と、彼女と比べより完全且つ高次な『真の[[グレムリン]]』に属する魔神たちが登場している。 また、最高最強の魔術師と謳われた[[アレイスター=クロウリー]]は真のグレムリン曰く、「魔神になることを自ら拒んだ」らしい。 なお、[[シルビア]]によると、 「ごく普通の魔力だけで魔神の力を行使するものがいたら、そいつは正真正銘の怪物」 とのことである。 [[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]は、到達できる可能性が低すぎるという点では[[絶対能力者(レベル6)]]と同様ではないかという感想を抱いている。 また、[[神の右席>神の右席(かみのうせき)]]や[[聖人>聖人(せいじん)]]等にも臆せず立ち向かう上条が恐怖する、稀有な存在でもある。 これは新約9巻におけるオティヌスによる世界の改変が上条の心に深く傷を残したためで、今ではトラウマ気味になっている。 実際に『魔神』の名を騙って上条に揺さぶりをかけた例として、[[サンジェルマン]]が存在する。 現状作中で登場・言及されている魔神は以下。 ・[[オティヌス]] ・[[僧正]] ・[[ネフテュス]] ・[[娘々>娘々(ニャンニャン)]] ・[[ゾンビ]] ・[[キメラ]] ・[[ヌアダ]] ・[[テスカトリポカ]] ・[[プロセルピナ]] ・[[忘れられた神]] ネフテュスの発言からするとこの他にもいたようである。 ゾンビと僧正は[[木原脳幹>木原脳幹(きはらのうかん)]]によって撃破され、ネフテュス以外の真のグレムリンの面々は [[上里翔流>上里翔流(かみさとかける)]]によって全滅。 上里と遭遇するも逃げ延びたネフテュスも、[[パトリシア>パトリシア=バードウェイ]]を救うため、自らを犠牲にして消えていった。 (新天地に追放された「残りのネフテュス」は健在) 現時点で、現実世界で生き残っている(=新たな天地へ追放されていない)のは魔神としての力を失ったオティヌス、そして新たな天地から帰還した(残りの)ネフテュス、娘々のみ。 【共通点?】 作中に登場した魔神の身体的特徴として、全員が碧眼(緑眼)である事が挙げられる。 この特徴は魔神に届くとされているインデックスやアレイスター、魔神候補であったオッレルスにも当てはまる。 なお、ネフテュスは新約12巻の口絵では水色とオレンジのオッドアイで描かれているが、 担当絵師であるはいむら氏は自らのサイトで公開されている設定画において、 本当の色は碧眼であると示唆している(イラストでは目下に緑色の模様がある)。 また、登場している魔神はオティヌスの「首吊り」や僧正の「即身仏」など、 何らかの「死」に関連する記号を有しているが、これが全ての魔神に共通するものなのかは不明。 【神格級?】 鎌池和馬の小説『未踏召喚://ブラッドサイン』では「規定級」「神格級」「未踏級」の3つの等級が存在し、 神に分類される高次存在はその名の通り「神格級」に含まれる。 セルフコラボ小説『[[合コンやってみました。ただしオールスターで世界の危機ではあるけども。>https://dengekibunko.jp/author/kamachikazuma/trial/gokon/]]』にてオティヌスが登場し、 彼女が「神格級」に含まれる事が明言されている。 他の魔神も神である以上は「神格級」相当だと思われるが、登場したオティヌス以外には言及されていない。 また、ブラッドサイン作中には魔神と同じように人から「神格級」に到達した者もいる(サウザンドイーター、世界の果て(ワールドコンプリート))。 ----

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