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【種別】
人名
【初出】
八巻
案内人としては六巻で出ている
【CV】
櫻井浩美
#contents
*【解説】
[[霧ヶ丘女学院>霧ヶ丘女学院(きりがおかじょがくいん)]]二年生の少女。
能力は[[レベル>強度(レベル)]]4の空間移動能力『[[座標移動(ムーブポイント)]]』。
希少な空間系能力であり、かつてはその能力を生かして[[窓のないビル]]の『案内人』を務めていた。
*【人物】
お下げのように後ろで二つに束ねた長い茶髪が特徴的。
(作中では結われた髪の先は細長く尖っているように描かれている)
上半身は桃色のサラシを巻いて上にブレザーを羽織り、下は冬服のミニスカートに金属ベルトという露出度の高い格好をしている。
[[アレイスター>アレイスター=クロウリー]]の命令で、[[イギリス清教]]のエージェントである[[ステイル>ステイル=マグヌス]]、多重スパイである[[土御門>土御門元春(つちみかどもとはる)]]など、
VIP連中を[[窓のないビル]]の内部に運ぶ『案内人』を務めており、その関係で『[[プラン]]』に関わる情報も幾つか知っていた。
十九巻においては、[[グループ]]の他のメンバーからあからさまなショタコン女呼ばわりされ、かなり慌てふためいていた。
超電磁砲第73.5話には本格的にそういった描写があり、
[[男子小学生>美山写影(みやましゃえい)]]に自らの保有するランドセルを背負わせようとしたり、
自宅に誘って宿泊させようとしたりとかなりアレな人。
また、このシーンの結標の表情は漫画版禁書目録の11巻での表情に寄せるというファンサービスがなされている。
食事に関してはヘルシー志向らしく、高級サラダを口にしているシーンが何度かある。
*【能力・スキル】
空間移動系最高の能力『[[座標移動>>座標移動(ムーブポイント)]]』を持ち、直接戦闘から味方のバックアップまで幅広くこなす。
自由度の高すぎる能力に基準をつけるため、
能力を使用する際は警棒兼用の軍用懐中電灯を照らして軽く振るい、照準を定めている。
[[超能力者>超能力者(レベル5)]]認定されてもおかしくない強大極まる能力だが、
二年前の[[カリキュラム>能力開発]]において転移座標の計算ミスにより片足が壁にめり込み、
それを不用意に引き抜いてしまったことで密着していた足の皮膚が削り取られるという大怪我を負った。
この事故がトラウマとなり、それ以来自分自身を転移させると体調が狂うほどの激しい精神的消耗を受けるようになっている。
そんなトラウマを抱えながらも、初春はやりようによってはレベル5とも戦えそうと見ている辺り、元の強さがうかがえる。
なお、10月9日の少年院の件でトラウマを完全に乗り越えた結果
10月17日時点では自身の転移も軽々と行うまでになっており、
現在ではレベル5の認定を受けてもおかしくない状態になっている。
*【作中での行動】
望むままに人を傷付けることすらできる強大な能力から、過去には力に怯えていたこともある。
それでも自分が力を得る必要性が何かあったのだろうと我慢していたが、
量産能力者(レディオノイズ)である[[妹達>妹達(シスターズ)]]たちの結果を知って、
人以外にも能力が宿る可能性がありうることを知り、
「何故自分にこんな力があるのか」「何故自分である必要性が」
という疑問を共に抱いた仲間の能力者達と共に、
『[[樹形図の設計者>樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)]]』を再構築して
「人間以外が能力を持つことが可能かどうか」の演算を行うことを計画し、
[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]外部の[[組織>科学結社(Asociacion de cienia)]]と接触していた。
“[[残骸>残骸(レムナント)]]”争奪戦の中心人物だったが、[[白井黒子>白井黒子(しらいくろこ)]]との戦いの中で、
『自分が人を傷つけてしまうのは能力のせい』という自分の根幹を
『己の不幸を能力のせいにして安心しているだけ』と否定される。
最後には黒子を能力ではなく銃で止めを刺したことから
『今まで人を傷つけてきたのは能力ではなく自分自身』だということを悟り、自分で否定してしまったことで精神が不安定になり能力が暴走。
もはや本来の目的を失い、外部組織に[[残骸>残骸(レムナント)]]を渡すことだけを目的とし自我を保っていたが
外部組織も[[警備員>警備員(アンチスキル)]]に壊滅され、
路頭に迷っているところを騒ぎに乱入して来た[[一方通行>一方通行(アクセラレータ)]]に倒される。
その後、彼女の後を追ってきた[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の手により救急車で病院に搬送されている。
なお、この際に一方的に蹴散らされたことが新たなトラウマになり、
[[低周波振動治療器]]の補助がなければ制御できなくなるほどに能力が不安定化している。
残骸の件以降、共に事件を起こした結標本人以外の能力者の仲間たちは
少年院の特殊房に入れられたため、事実上学園都市に人質を取られている状態となっており、
彼らを救う為に特殊な器具を用いることで不安定な能力を“補強”し、[[グループ]]の一員として暗躍中。
十五巻ではアレイスターの殺害を目論んだ[[ブロック]]に、
『案内人』である結標とその交渉材料として仲間たちが狙われた。
しかし守るべき仲間を救うために[[AIMジャマー]]の影響下であるにも関わらず補助器具を引き剥がし、
照準用の懐中電灯も放り捨て、自身のトラウマをも乗越えて能力を行使し、[[手塩>手塩恵未(てしおめぐみ) ]]との戦闘に勝利する。
そして、その時に起きた事実と芽生えた感情を強く心に刻みつけ、
必ず仲間を救い出す決意をし、[[グループ]]と共に再び動き出す。
第三次世界大戦以後、一方通行と学園都市上層部との取引により暗部が解体されたことを受け、
彼女の仲間たちは解放され、彼女自身も暗部を抜けて今は一介の女学生に戻っている。
ちなみに[[霧ヶ丘女学院>霧ヶ丘女学院(きりがおかじょがくいん)]]からは留学扱いとされ、現在はどういう経緯か[[小萌先生>月詠小萌(つくよみこもえ)]]の家に厄介になっている。
暗部こそ抜けたものの、[[オペレーション・ハンドカフス>手錠(ハンドカフス)]]発令時には『[[壊滅手配>壊滅手配(アウトランク)]]』に指定されていたらしく、
[[第二三学区]]で今後の立ち回りを考えているところで[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]達とすれ違っている。
その後は死体安置所の冷凍ロッカーに隠れ、オペレーション終了まで逃げ延びた。
*【余談】
旧約十九巻にて、小萌先生のもとで野菜炒めのレベルから料理を教わっている描写がある。
このシーンの影響で、二次創作では「料理・家事ができない」「生活能力がない」という設定が付けられることが多く、
コメディ寄りのものでは「メシマズ」という極端な設定が付けられているものもある。
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【種別】
人名
【初出】
八巻
案内人としては六巻で出ている
【CV】
櫻井浩美
#contents
*【解説】
[[霧ヶ丘女学院>霧ヶ丘女学院(きりがおかじょがくいん)]]二年生の少女。
能力は[[レベル>強度(レベル)]]4の空間移動能力『[[座標移動(ムーブポイント)]]』。
希少な空間系能力であり、かつてはその能力を生かして[[窓のないビル]]の『案内人』を務めていた。
*【人物】
お下げのように後ろで二つに束ねた長い茶髪が特徴的。
(作中では結われた髪の先は細長く尖っているように描かれている)
上半身は桃色のサラシを巻いて上にブレザーを羽織り、下は冬服のミニスカートに金属ベルトという露出度の高い格好をしている。
[[アレイスター>アレイスター=クロウリー]]の命令で、[[イギリス清教]]のエージェントである[[ステイル>ステイル=マグヌス]]、多重スパイである[[土御門>土御門元春(つちみかどもとはる)]]など、
VIP連中を[[窓のないビル]]の内部に運ぶ『案内人』を務めており、その関係で『[[プラン]]』に関わる情報も幾つか知っていた。
十九巻においては、[[グループ]]の他のメンバーからあからさまなショタコン女呼ばわりされ、かなり慌てふためいていた。
超電磁砲第73.5話には本格的にそういった描写があり、
[[男子小学生>美山写影(みやましゃえい)]]に自らの保有するランドセルを背負わせようとしたり、
自宅に誘って宿泊させようとしたりとかなりアレな人。
また、このシーンの結標の表情は漫画版禁書目録の11巻での表情に寄せるというファンサービスがなされている。
食事に関してはヘルシー志向らしく、高級サラダを口にしているシーンが何度かある。
*【能力・スキル】
空間移動系最高の能力『[[座標移動>>座標移動(ムーブポイント)]]』を持ち、直接戦闘から味方のバックアップまで幅広くこなす。
自由度の高すぎる能力に基準をつけるため、
能力を使用する際は警棒兼用の軍用懐中電灯を照らして軽く振るい、照準を定めている。
[[超能力者>超能力者(レベル5)]]認定されてもおかしくない強大極まる能力だが、
二年前の[[カリキュラム>能力開発]]において転移座標の計算ミスにより片足が壁にめり込み、
それを不用意に引き抜いてしまったことで密着していた足の皮膚が削り取られるという大怪我を負った。
この事故がトラウマとなり、それ以来自分自身を転移させると体調が狂うほどの激しい精神的消耗を受けるようになっている。
そんなトラウマを抱えながらも、初春はやりようによってはレベル5とも戦えそうと見ている辺り、元の強さがうかがえる。
なお、10月9日の少年院の件でトラウマを完全に乗り越えた結果
10月17日時点では自身の転移も軽々と行うまでになっており、
現在ではレベル5の認定を受けてもおかしくない状態になっている。
*【作中での行動】
望むままに人を傷付けることすらできる強大な能力から、過去には力に怯えていたこともある。
それでも自分が力を得る必要性が何かあったのだろうと我慢していたが、
量産能力者(レディオノイズ)である[[妹達>妹達(シスターズ)]]たちの結果を知って、
人以外にも能力が宿る可能性がありうることを知り、
「何故自分にこんな力があるのか」「何故自分である必要性が」
という疑問を共に抱いた仲間の能力者達と共に、
『[[樹形図の設計者>樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)]]』を再構築して
「人間以外が能力を持つことが可能かどうか」の演算を行うことを計画し、
[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]外部の[[組織>科学結社(Asociacion de cienia)]]と接触していた。
“[[残骸>残骸(レムナント)]]”争奪戦の中心人物だったが、[[白井黒子>白井黒子(しらいくろこ)]]との戦いの中で、
『自分が人を傷つけてしまうのは能力のせい』という自分の根幹を
『己の不幸を能力のせいにして安心しているだけ』と否定される。
最後には黒子を能力ではなく銃で止めを刺したことから
『今まで人を傷つけてきたのは能力ではなく自分自身』だということを悟り、自分で否定してしまったことで精神が不安定になり能力が暴走。
もはや本来の目的を失い、外部組織に[[残骸>残骸(レムナント)]]を渡すことだけを目的とし自我を保っていたが
外部組織も[[警備員>警備員(アンチスキル)]]に壊滅され、
路頭に迷っているところを騒ぎに乱入して来た[[一方通行>一方通行(アクセラレータ)]]に倒される。
その後、彼女の後を追ってきた[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の手により救急車で病院に搬送されている。
なお、この際に一方的に蹴散らされたことが新たなトラウマになり、
[[低周波振動治療器]]の補助がなければ制御できなくなるほどに能力が不安定化している。
残骸の件以降、共に事件を起こした結標本人以外の能力者の仲間たちは
少年院の特殊房に入れられたため、事実上学園都市に人質を取られている状態となっており、
彼らを救う為に特殊な器具を用いることで不安定な能力を“補強”し、[[グループ]]の一員として暗躍中。
十五巻ではアレイスターの殺害を目論んだ[[ブロック]]に、
『案内人』である結標とその交渉材料として仲間たちが狙われた。
しかし守るべき仲間を救うために[[AIMジャマー]]の影響下であるにもかかわらず補助器具を引き剥がし、
照準用の懐中電灯も放り捨て、自身のトラウマをも乗越えて能力を行使し、[[手塩>手塩恵未(てしおめぐみ) ]]との戦闘に勝利する。
そして、その時に起きた事実と芽生えた感情を強く心に刻みつけ、
必ず仲間を救い出す決意をし、[[グループ]]と共に再び動き出す。
第三次世界大戦以後、一方通行と学園都市上層部との取引により暗部が解体されたことを受け、
彼女の仲間たちは解放され、彼女自身も暗部を抜けて今は一介の女学生に戻っている。
ちなみに[[霧ヶ丘女学院>霧ヶ丘女学院(きりがおかじょがくいん)]]からは留学扱いとされ、現在はどういう経緯か[[小萌先生>月詠小萌(つくよみこもえ)]]の家に厄介になっている。
暗部こそ抜けたものの、[[オペレーション・ハンドカフス>手錠(ハンドカフス)]]発令時には『[[壊滅手配>壊滅手配(アウトランク)]]』に指定されていたらしく、
[[第二三学区]]で今後の立ち回りを考えているところで[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]達とすれ違っている。
その後は死体安置所の冷凍ロッカーに隠れ、オペレーション終了まで逃げ延びた。
*【余談】
旧約十九巻にて、小萌先生のもとで野菜炒めのレベルから料理を教わっている描写がある。
このシーンの影響で、二次創作では「料理・家事ができない」「生活能力がない」という設定が付けられることが多く、
コメディ寄りのものでは「メシマズ」という極端な設定が付けられているものもある。
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