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【種別】
[[魔術>魔術(まじゅつ)]]・[[霊装>霊装(れいそう)]]・兵器
【元ネタ】
アステカ神話における火の蛇の女神[Xiuhcoatl]。「トルコ石の蛇」「炎の蛇」の意。
トルコ石の蛇は東から昇る太陽を正午までに天頂に届ける役割をもつとされ、
テノチティトランで発見された巨大な「カレンダーストーン」の縁をそのような蛇が二匹、円環を描いて囲んでいる。
また、メキシコが開発したアサルトライフル「FX-05」がシウコアトルと呼称されている。
【初出】
[[とある科学の超電磁砲SS>巻別索引 とある科学の超電磁砲SS(アニメBD&DVD初回特典)]] 第三話
(詳細、実物は第七話)
【解説】
『[[翼ある者の帰還]]』の最終兵器。
『[[雲海の蛇>雲海の蛇(ミシュコアトル)]]』同様、木と布と黒曜石で構成される。
衛星軌道上に存在する『本体』と、本体に座標を送信する『子機』複数台が存在する。
起動には何らかの触媒と思しき「ソフトボールぐらいの大きさの塊」が必要だが、
[[学芸都市>学芸都市(がくげいとし)]]に奪われ、解析を行われていた。
[[ショチトル]]を救出する際に[[トチトリ]]が奪取することで『翼ある者の帰還』の手元に戻ったが、
その技術を解析しようとされた事が両組織が激突する原因の一つとなっていた。
元々は「古い神話が一つの『世界』を支配していた」ほどの過去、
「太陽は今にも壊れてしまうかも知れない」と信じられていた時代の人々が、
高度な天文学の知識や技術を用い、物理法則を無視して強引に打ち上げた『文明の象徴』。
様々な方法で太陽に力を注ぐ為の技術を試した頃のプロジェクトの一つで、
「力を失いかけた太陽へ大量の火打ち石を撃ち込む事で、弱った太陽に活力を与えよう」
というコンセプトだった。
結果としてこのプロジェクトは失敗に終わったが、
衛星軌道上に残された『本体』からの大規模爆撃という方向で再利用されている。
[[学芸都市>学芸都市(がくげいとし)]]に現れた4機の『子機』は全長100メートル超の巨体であり、
断片的な情報しか持たなかった[[御坂美琴>御坂美琴(みさかみこと)]]は、一度はこれが本体だと勘違いした。
ラグビーボールの端と端を掴んで無理矢理引き仲ばしたようなボディをしており、
側面や後方に大小の羽が取り付けられている。
航空力学の法則を完全に無視しながらも、
高度50メートルほどの空中を時速100km程度で泳ぐように飛行し、
その様はまるで大空を泳ぐ巨大な魚。
単機でも重油のような炎を放出して攻撃を行うことが可能だが、
本来の機能はあくまで『本体』からの射撃を誘導することであり、
その際はパラポラアンテナのようにボディを展開する。
『子機』は使い捨てであり、『本体』からの射撃を受けると破砕される。
『本体』は宇宙ステーションの様に衛星軌道上に浮かび、
『子機』の位置情報を元に、直径10キロの範囲を巻き込む大規模爆撃を地上に放つ。
爆撃は1000発以上の純白の光線を散弾の様に降り注がせ、着弾した海水を大量に蒸発させた。
その際の海面の温度は推定で70℃ほどまで上昇しており、その威力が窺える。
九月六日、学芸都市に対する最終攻勢のために戦場に投入されたが、
一般市民を守る為に立ちふさがった御坂美琴によって海上にて3機の『子機』が撃墜され、
学芸都市本土に到達した最後の一機も、美琴とショチトルの手によって破壊された。
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【種別】
[[魔術>魔術(まじゅつ)]]・[[霊装>霊装(れいそう)]]・兵器
【元ネタ】
アステカ神話における火の蛇の女神[Xiuhcoatl]。「トルコ石の蛇」「炎の蛇」の意。
トルコ石の蛇は東から昇る太陽を正午までに天頂に届ける役割をもつとされ、
テノチティトランで発見された巨大な「カレンダーストーン」の縁を、
そのような蛇が二匹、円環を描いて囲んでいる。
また、メキシコが開発したアサルトライフル「FX-05」がシウコアトルと呼称されている。
【初出】
[[とある科学の超電磁砲SS>巻別索引 とある科学の超電磁砲SS(アニメBD&DVD初回特典)]] 第三話
(詳細、実物は第七話)
【解説】
『[[翼ある者の帰還]]』の最終兵器。
『[[雲海の蛇>雲海の蛇(ミシュコアトル)]]』同様、木と布と黒曜石で構成される。
衛星軌道上に存在する『本体』と、本体に座標を送信する『子機』複数台が存在する。
起動には何らかの触媒と思しき「ソフトボールぐらいの大きさの塊」が必要だが、
[[学芸都市>学芸都市(がくげいとし)]]に奪われ、解析を行われていた。
[[ショチトル]]を救出する際に[[トチトリ]]が奪取することで『翼ある者の帰還』の手元に戻ったが、
その技術を解析しようとされた事が両組織が激突する原因の一つとなっていた。
元々は「古い神話が一つの『世界』を支配していた」ほどの過去、
「太陽は今にも壊れてしまうかも知れない」と信じられていた時代の人々が、
高度な天文学の知識や技術を用い、物理法則を無視して強引に打ち上げた『文明の象徴』。
様々な方法で太陽に力を注ぐ為の技術を試した頃のプロジェクトの一つで、
「力を失いかけた太陽へ大量の火打ち石を撃ち込む事で、弱った太陽に活力を与えよう」
というコンセプトだった。
結果としてこのプロジェクトは失敗に終わったが、
衛星軌道上に残された『本体』からの大規模爆撃という方向で再利用されている。
[[学芸都市>学芸都市(がくげいとし)]]に現れた4機の『子機』は全長100メートル超の巨体であり、
断片的な情報しか持たなかった[[御坂美琴>御坂美琴(みさかみこと)]]は、一度はこれが本体だと勘違いした。
ラグビーボールの端と端を掴んで無理矢理引き仲ばしたようなボディをしており、
側面や後方に大小の羽が取り付けられている。
航空力学の法則を完全に無視しながらも、
高度50メートルほどの空中を時速100km程度で泳ぐように飛行し、
その様はまるで大空を泳ぐ巨大な魚。
単機でも重油のような炎を放出して攻撃を行うことが可能だが、
本来の機能はあくまで『本体』からの射撃を誘導することであり、
その際はパラポラアンテナのようにボディを展開する。
『子機』は使い捨てであり、『本体』からの射撃を受けると破砕される。
『本体』は宇宙ステーションの様に衛星軌道上に浮かび、
『子機』の位置情報を元に、直径10キロの範囲を巻き込む大規模爆撃を地上に放つ。
爆撃は1000発以上の純白の光線を散弾の様に降り注がせ、着弾した海水を大量に蒸発させた。
その際の海面の温度は推定で70℃ほどまで上昇しており、その威力が窺える。
九月六日、学芸都市に対する最終攻勢のために戦場に投入されたが、
一般市民を守る為に立ちふさがった御坂美琴によって海上にて3機の『子機』が撃墜され、
学芸都市本土に到達した最後の一機も、美琴とショチトルの手によって破壊された。
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