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藍花悦(あいはなえつ)」(2023/10/10 (火) 15:15:05) の最新版変更点

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【種別】 人名 【初出】 名前は新約七巻(この時登場した「藍花悦」は偽物) 本物らしき存在の初登場は新約十巻 本格登場は創約二巻 #contents *【概要】 [[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]第六位の[[超能力者(レベル5)]]。 名前と在籍校、超能力者の第六位であること以外は殆ど詳細が分かっていない、 コンタクトをとることさえ難しい謎の存在。 *【人物・性格】 能力かあるいは何かの技術を使っているのか、正面から見ても姿形・輪郭がはっきり見えない。 死地に赴こうとする[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の前に現れた際は、 最初こそ敬語を用いて性別不明なソプラノボイスで話していたが、 上条を説得できないと悟ると敬語を止め、「恐ろしく低い何か」に声色を変化させた。 「正義」や「善」といった概念に強くこだわる人物。 本人曰く「自身の能力では自分一人で正義を成せない」らしく、 このため「誰の味方をすれば善が勝てるか」を常に考えている。 その一環として、自身の手足として[[横須賀>横須賀(よこすか)]]を雇いながら、 自分の非力に苦悩する者に『藍花悦』を名乗らせて行動を促すという事業を手がけている。 横須賀は「第六位の力があれば回りくどい事をしなくてもテメェの手で救済できるだろうに」と文句を垂れていたが、 藍花は「自分で解決しなくちゃ意味がない」と語っているらしいことから、少なくとも悪意はないのかもしれない。 [[加納神華>加納神華(かのうしんか)]]が自身の問題を解決した後、また新たな少女に「藍花悦」のIDが送られており、 この時点で通算「何十人目か」の「藍花悦」になるらしい。 ただし、悪意がある訳ではないようだが、発言にはやや独善的・傲慢な側面が見られる。 上条曰く「上から目線の塊」「お前如きにゃ解決出来ないと決めつけている」。 『藍花悦』を人に貸して誰かを救済する行為自体を自覚なしに自分で楽しんでいる節があり、 上条は「世界を変えたいなら自分で動け」と反発していた。 藍花にとっても上条のポリシーは受け入れがたいらしく、 上条を「[[偽善者>偽善使い(フォックスワード)]]」「口では性善説を語りながら拳の暴力を捨てられない」などと非難している。 *【能力・スキル】 有する[[超能力>超能力(ちょうのうりょく)]]は殆ど分かっていない。 ただし創約二巻で本人の口から断片的に言及があり、 要約すると ・「望む能力をイメージすれば、それを使えるようにしてやることは出来る。だが創っているわけではない」 ・「能力の性質上、藍花一人では行動を起こせない」 ・「[[恋査>恋査(れんさ)]]よりは便利」 ・「学園都市にそのための条件さえ整っているなら、[[記憶喪失>上条当麻の記憶喪失]]さえ元に戻せる」 能力で得た知識なのかどうかは不明だが、上条の記憶喪失を知っているような口ぶりを見せている。 少なくとも、直接戦闘には不向きな能力であるらしい。 三巻において、上条が美琴の部屋から[[絶対能力進化計画>絶対能力進化(レベル6シフト)]]の資料を見つけており、 上条は読み飛ばしているが、そこには七人しかいない超能力者の能力名やデータが書かれていたことから、 少なくとも学園都市上層部は第六位の能力を始めとしたその詳細を把握していることが窺える。 また、上条の前に現れた際に 「上条の視界を極彩色に歪める」「自身の輪郭をボヤけて見せる」などの奇怪な現象を複数起こしている。 上条は「五感ではなく思考に対する干渉か」と推測していたが、能力に関連するものか詳細は不明である。 *【作中での行動】 初めて「藍花悦」の名が登場したのは新約七巻。 [[薬味久子>薬味久子(やくみひさこ)]]が引き起こした[[ヒーロー]]達の暴走時、 黒い革ジャケットの少年がこの名前を名乗っているが、[[食蜂操祈>食蜂操祈(しょくほうみさき)]]曰く本物ではないらしい。 また、彼はヒーローを蹴散らしている際、 「僕の名前は学園都市第六位じゃない。七人しかいない超能力者の一人でもない。藍花悦って名前があるんだからさあ!!」 と、「超能力者としてではなく藍花悦として呼べ」とも、「超能力者じゃないけど藍花悦と呼べ」とも解釈できる台詞を言っている。 本物らしき存在が初めて作中に登場したのは新約十巻。 突如[[オティヌス]]を連れて逃走した[[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]に対して、 七人の超能力者全員に殺害指令が出た際は、無言で携帯電話を弄んでいた。 最初に上条と激突した第一位の[[一方通行>一方通行(アクセラレータ)]]が撃破された事もあってか、 実際の追撃には現れなかったが、[[学園都市統括理事会]]からの勅命であることから、この人物は藍花本人だと思われる。 またこの描写から、学園都市上層部は藍花の動向やコンタクト方法を把握していることが窺える。 後に行方不明となった[[友人>フレンダ=セイヴェルン]]の手がかりを求めた[[加納神華>加納神華(かのうしんか)]]もこの名前を騙り、 [[ダイヤノイド]]潜入への足がかりとした。 しかし、潜入時にぶつかった「頭の悪そうな少女」もこの名前を名乗ったため、 潜入早々無用なトラブルを招くこととなった。 なお、『超電磁砲』の[[大覇星祭>大覇星祭(だいはせいさい)]]編において、実行委員の[[山根>山根(やまね)]]が選手宣誓を依頼するために彼(彼女)を捜したが、 やはり影も形もつかめず依頼に失敗してしまっている。 この際、実行委員会のホワイトボードに超能力者の名前を書いた紙が貼られていたが、[[第一位>一方通行(アクセラレータ)]]と第六位だけが名前を隠されている。 『禁書目録』で「藍花悦」の名前と「名義貸しの事業をしている」という設定が明かされたのはこの数年後のことで、 これを受けてアニメ『超電磁砲T』では藍花の名前がホワイトボードにしっかり掲載されており、 依頼出来なかった原因も「『藍花悦』を名乗る人物が大量に現れて混乱を招いたため」になっている。 創約二巻にて本人が登場。 これまで「偽善者」である上条には関わらないようにしていたものの、 [[R&Cオカルティクス]]を潰すには、自身のポリシーを曲げてでも上条に注力するのが最善であると判断。 [[アンナ>アンナ=シュプレンゲル]]の元へ向かおうとする上条の前に姿を現す。 このとき周囲がカラフルに明滅するなどの、不思議な現象が起こった。 満身創痍の上条に『藍花悦』を貸そうと迫ったが、上条はこれを拒否。 話し合いでは解決できないと判断した藍花は、早死にするがいいと上条を煽り、不得手な直接戦闘を試みて敗北した。 なお、自身の情報を徹底して隠す理由は依然として不明である。 *【口調】 一人称は「ぼく」。基本的に敬語で話す。 例)『さあ、望む自分をイメージしてください。縦横無尽に活躍する理想の姿を』 *【考察】 非常に断片的・間接的なものばかりであるが、第六位の人物像や能力を探ることが可能な作中の記述をまとめた。 -「(安定した)[[絶対能力者(レベル6)]]にはなれない」(三巻、超電磁砲九巻) -「風使いではない」(三巻) -「一人で軍隊と渡り合える」(とある魔術の禁書目録ノ全テ) -「人格が破綻している」(超電磁砲SS2) -「[[能力を科学的に解析し、その噴出点を作成することは可能>恋査(れんさ)]]」  →[[第七位>削板軍覇(そぎいたぐんは)]]や[[幻想殺し>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]のような解析不能・正体不明な能力ではない。(新約七巻) - 「直接戦闘に不向きな能力」、「恋査よりは便利」、「望む能力は? ぼくなら使えるようにはできます」、「創るとは呼べない」など(創約二巻) ----
【種別】 人名 【初出】 名前は新約七巻(この時登場した「藍花悦」は偽物) 本物らしき存在の初登場は新約十巻 本格登場は創約二巻 #contents *【概要】 [[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]第六位の[[超能力者(レベル5)]]。 名前と在籍校、超能力者の第六位であること以外は殆ど詳細が分かっていない、 コンタクトをとることさえ難しい謎の存在。 *【人物・性格】 能力かあるいは何かの技術を使っているのか、正面から見ても姿形・輪郭がはっきり見えない。 死地に赴こうとする[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の前に現れた際は、 最初こそ敬語を用いて性別不明なソプラノボイスで話していたが、 上条を説得できないと悟ると敬語を止め、「恐ろしく低い何か」に声色を変化させた。 「正義」や「善」といった概念に強くこだわる人物。 本人曰く「自身の能力では自分一人で正義を成せない」らしく、 このため「誰の味方をすれば善が勝てるか」を常に考えている。 その一環として、自身の手足として[[横須賀>横須賀(よこすか)]]を雇いながら、 自分の非力に苦悩する者に『藍花悦』を名乗らせて行動を促すという事業を手がけている。 横須賀は「第六位の力があれば回りくどい事をしなくてもテメェの手で救済できるだろうに」と文句を垂れていたが、 藍花は「自分で解決しなくちゃ意味がない」と語っているらしいことから、少なくとも悪意はないのかもしれない。 [[加納神華>加納神華(かのうしんか)]]が自身の問題を解決した後、また新たな少女に「藍花悦」のIDが送られており、 この時点で通算「何十人目か」の「藍花悦」になるらしい。 ただし、悪意がある訳ではないようだが、発言にはやや独善的・傲慢な側面が見られる。 上条曰く「上から目線の塊」「お前如きにゃ解決出来ないと決めつけている」。 『藍花悦』を人に貸して誰かを救済する行為自体を自覚なしに自分で楽しんでいる節があり、 上条は「世界を変えたいなら自分で動け」と反発していた。 藍花にとっても上条のポリシーは受け入れがたいらしく、 上条を「[[偽善者>偽善使い(フォックスワード)]]」「口では性善説を語りながら拳の暴力を捨てられない」などと非難している。 *【能力・スキル】 有する[[超能力>超能力(ちょうのうりょく)]]は殆ど分かっていない。 ただし創約二巻で本人の口から断片的に言及があり、 要約すると ・「望む能力をイメージすれば、それを使えるようにしてやることは出来る。だが創っているわけではない」 ・「能力の性質上、藍花一人では行動を起こせない」 ・「[[恋査>恋査(れんさ)]]よりは便利」 ・「学園都市にそのための条件さえ整っているなら、[[記憶喪失>上条当麻の記憶喪失]]さえ元に戻せる」 能力で得た知識なのかどうかは不明だが、上条の記憶喪失を知っているような口ぶりを見せている。 少なくとも、直接戦闘には不向きな能力であるらしい。 三巻において、上条が美琴の部屋から[[絶対能力進化計画>絶対能力進化(レベル6シフト)]]の資料を見つけており、 上条は読み飛ばしているが、そこには七人しかいない超能力者の能力名やデータが書かれていたことから、 少なくとも学園都市上層部は第六位の能力を始めとしたその詳細を把握していることが窺える。 また、上条の前に現れた際に 「上条の視界を極彩色に歪める」「自身の輪郭をボヤけて見せる」などの奇怪な現象を複数起こしている。 上条は「五感ではなく思考に対する干渉か」と推測していたが、能力に関連するものか詳細は不明である。 *【作中での行動】 初めて「藍花悦」の名が登場したのは新約七巻。 [[薬味久子>薬味久子(やくみひさこ)]]が引き起こした[[ヒーロー]]達の暴走時、 黒い革ジャケットの少年がこの名前を名乗っているが、[[食蜂操祈>食蜂操祈(しょくほうみさき)]]曰く本物ではないらしい。 また、彼はヒーローを蹴散らしている際、 「僕の名前は学園都市第六位じゃない。七人しかいない超能力者の一人でもない。藍花悦って名前があるんだからさあ!!」 と、「超能力者としてではなく藍花悦として呼べ」とも、「超能力者じゃないけど藍花悦と呼べ」とも解釈できる台詞を言っている。 本物らしき存在が初めて作中に登場したのは新約十巻。 突如[[オティヌス]]を連れて逃走した[[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]に対して、 七人の超能力者全員に殺害指令が出た際は、無言で携帯電話を弄んでいた。 最初に上条と激突した第一位の[[一方通行>一方通行(アクセラレータ)]]が撃破された事もあってか、 実際の追撃には現れなかったが、[[学園都市統括理事会]]からの勅命であることから、この人物は藍花本人だと思われる。 またこの描写から、学園都市上層部は藍花の動向やコンタクト方法を把握していることが窺える。 後に行方不明となった[[友人>フレンダ=セイヴェルン]]の手がかりを求めた[[加納神華>加納神華(かのうしんか)]]もこの名前を騙り、 [[ダイヤノイド]]潜入への足がかりとした。 しかし、潜入時にぶつかった「頭の悪そうな少女」もこの名前を名乗ったため、 潜入早々無用なトラブルを招くこととなった。 なお、『超電磁砲』の[[大覇星祭>大覇星祭(だいはせいさい)]]編において、実行委員の[[山根>山根(やまね)]]が選手宣誓を依頼するために彼(彼女)を捜したが、 やはり影も形もつかめず依頼に失敗してしまっている。 この際、実行委員会のホワイトボードに超能力者の名前を書いた紙が貼られていたが、[[第一位>一方通行(アクセラレータ)]]と第六位だけが名前を隠されている。 『禁書目録』で「藍花悦」の名前と「名義貸しの事業をしている」という設定が明かされたのはこの数年後のことで、 これを受けてアニメ『超電磁砲T』では藍花の名前がホワイトボードにしっかり掲載されており、 依頼出来なかった原因も「『藍花悦』を名乗る人物が大量に現れて混乱を招いたため」になっている。 創約二巻にて本人が登場。 これまで「偽善者」である上条には関わらないようにしていたものの、 [[R&Cオカルティクス]]を潰すには、自身のポリシーを曲げてでも上条に注力するのが最善であると判断。 [[アンナ>アンナ=シュプレンゲル]]の元へ向かおうとする上条の前に姿を現す。 このとき周囲がカラフルに明滅するなどの、不思議な現象が起こった。 満身創痍の上条に『藍花悦』を貸そうと迫ったが、上条はこれを拒否。 話し合いでは解決できないと判断した藍花は、早死にするがいいと上条を煽り、不得手な直接戦闘を試みて敗北した。 なお、自身の情報を徹底して隠す理由は依然として不明である。 *【口調】 一人称は「ぼく」。基本的に敬語で話す。 例)『さあ、望む自分をイメージしてください。縦横無尽に活躍する理想の姿を』 *【考察】 非常に断片的・間接的なものばかりであるが、第六位の人物像や能力を探ることが可能な作中の記述をまとめた。 -「(安定した)[[絶対能力者(レベル6)]]にはなれない」(三巻、超電磁砲九巻) -「風使いではない」(三巻) -「一人で軍隊と渡り合える」(とある魔術の禁書目録ノ全テ) -「人格が破綻している」(超電磁砲SS2) -「[[能力を科学的に解析し、その噴出点を作成することは可能>恋査(れんさ)]]」  →[[第七位>削板軍覇(そぎいたぐんは)]]や[[幻想殺し>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]のような解析不能・正体不明な能力ではない。(新約七巻) - 「直接戦闘に不向きな能力」、「恋査よりは便利」、「望む能力は? ぼくなら使えるようにはできます」、「創るとは呼べない」など(創約二巻) ----

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