【種別】
魔術霊装

【元ネタ】
Lumen Magna=「大いなる光」

【初出】
二巻

【解説】
アウレオルス=ダミーが武器として使用する、
三沢塾内に蓄えられている魔力を固めたエーテル体。
形状は鎖のついた、ナイフ大の黄金の鏃(二巻裏表紙参照)。
スーツの右袖に仕込んであり、鎖を伸ばして飛び道具のように射出と巻き戻しができる。
鎖の長さは不明だが、10m程はあるらしい。

その効果は、僅かでも傷付けたモノを即座に純金へと変換するという凶悪なもの。
しかも変換された純金は溶金と化していて、触れただけで火だるまにされる。
(金の融点が1064.18°Cであることからそれ以上の高熱を発していることが分かる)
この純金は「変化が完了した現象」のため、幻想殺しでは打ち消せない。

速度も尋常ではなく、1秒間に10回の射出と巻き戻しが可能。
破壊しても即座に新たな鏃を生成できる。
なお黄金に変換するのは鏃部分だけで、鎖は触れても変換されない
(この速度で伸縮する鎖に触ろうとする時点で自殺行為だが)。

もっとも、やっていること自体はごくふつうの錬金術をただ高速化しただけにすぎず、
戦闘用としてはともかく学問上の価値はないらしい。

最終更新:2019年08月17日 01:16