【種別】
人名

【初出】
創約三巻

【元ネタ】
創約三巻あとがきによれば、英単語のエニグマから。
鬼熊として和風のイメージも付けているとのこと。
Enigma=「謎」「なぞなぞ」

【解説】
学園都市暗部の人間。
赤目に長い銀髪、前髪の一部を2本のツノ状に固めた独特な髪型と、その名の通り鬼のような見た目をした少女。
衣服も大正袴を着ており、和風っぽい雰囲気を持っている。

暗部の中では比較的浅い層で活動する研究者で、専門は「日本の拷問・処刑の歴史」。
研究テーマの性質の問題で一般社会では自身の研究を受け入れてもらえず、
研究場所を求めて流れに流れた結果、暗部にまで行き着いてしまったらしい。

様々な色の風呂敷包みを持ち歩いており、中には研究成果や史料(春画含む)、拷問道具(先割れ竹刀、縄など)が入っている。
服の下ではテープで全身を自縛(セルフボンデージ)している。

普段は素振りを見せないが、暗部の人間なだけあり実は非殺傷戦闘の巧者。
拷問知識を戦闘に活かし、人体構造の急所を突く戦法を得意とする。
また鍼灸・鍼・漢方などの東洋医学にも詳しい。

オペレーション・ハンドカフス実施中の学園都市から脱出するべく行動する中で浜面滝壷と知り合い、行動を共にする。
滝壺に鍼治療を施して「体晶」による症状を一時的に和らげ、
治療法を求める二人に「人工透析が効果的」とのアドバイスをした。
彼らと一旦はぐれた後、楽丘豊富との戦闘で勝利するものの無茶な動きの反動で重傷を負う。

その後、木原端数のラボでレディバードに苦戦する浜面を救うが、
満身創痍の状態でさらに戦闘を重ねたために力尽きて絶命した。

【口調】
一人称は「あたし」。比較的フランクな口調で話す。

最終更新:2022年03月19日 13:09