【種別】
人名
【初出】
超電磁砲 第50話
名前と能力は、心理掌握 第9話(フルネームは不明)
【CV】
広瀬 ゆうき
【概要】
『超電磁砲』における
大覇星祭編での初登場以来、『禁書目録』新約11巻のカラー口絵のほか、
『アストラル・バディ』や『心理掌握』にも登場しているが、
『心理掌握』9話で明かされるまで、長年にわたって氏名や能力は不詳のままだった。
【人物】
黒系の髪色をしたツインテールの少女。
華奢な体格で、関節が柔軟である模様。
服装は常盤台中学の制服に、黒か紺のハイソックスを着用している。
性格は食蜂派閥の他の面々と同様、真面目ながらも明るいタイプらしく、
食蜂の芝居がかった冗談にもノリで付き合っていた。
また、食蜂と
御坂美琴の喧嘩を「痴話喧嘩」と解釈して顔を赤らめて見ていたり、
「御坂様と瓜二つ」な人物(ドリー)の素性を知りたがって興奮していたりと、
派閥の女王である食蜂の人間関係について興味津々である様子。
口囃子早鳥が「強火推し」と発言した際には意味がわからず聞き返しており、
女性オタク用語などの方面の知識はあまりないようだ。
なお、食蜂派閥の主要メンバーにはツインテールの少女が二人存在し、
こちらは前髪を分けている(髪が長い)ほうの生徒である。
前髪が短い、いわゆる「オン眉・姫カット」のツインテールの少女は別人(氏名と能力不詳、CVは南真由)。
【能力・スキル】
この能力による芽生の追跡(後述)は美琴ですら振り切ることができなかった。
【作中での行動】
9月20日、『超電磁砲』における
大覇星祭編の第50話(8巻)で初登場。
食蜂派閥の監視の目から逃れようと走行中のモノレールの屋根に飛び乗った
御坂美琴を、
紀伊と共に追跡し、即座に確保した。
同日(第51話)、美琴を連れ派閥メンバーの元へ戻ろうとした際、
病院に救急搬送される
婚后光子を見かける。
婚后が暴行されたと知った美琴が単独行動に移ろうとしたため、
食蜂派閥のメンバーたちの到着を待つよう説得を試みるが、
「私を殺してでも止める覚悟がないなら どいて」
という美琴の怒りのあまりの激しさに恐怖し、彼女の単独行動を許してしまう。
大覇星祭での事件解決の後は、
食蜂操祈によって、
上記の、美琴が激怒し立ち去った理由が「腹を下してトイレに籠城」した旨に記憶改竄されているため、
芽生と紀伊も以後はそのように認識しているものと思われる。
なお、この「私を殺してでも~」のシーンはネタ的な回想として、
『超電磁砲』第71話(11巻)やアニメ『超電磁砲T』などでたびたび登場した。
9月末、『アストラル・バディ』第3話~4話(1巻)。
何者かの能力で操られたキツネザルに、食蜂の鞄が盗まれる事件が起きたため、
サルと鞄を捕獲するべく紀伊と共に行動する。
この後、食蜂、紀伊と三人で、サルを操っていた犯人の常盤台生を確保するが、
弓箭入鹿が張っていた罠によって、三人とも気絶させられてしまう。
10月、『心理掌握』第1話~第6話(1巻)。
生徒会副会長で雅王院派閥の長・
雅王院司からの挑発で、
食蜂が生徒会長選挙に出馬することになってしまったが、
芽生も食蜂派閥の一員として食蜂の生徒会長選勝利のための様々な作戦に参加・行動する。
雅王院が食蜂を三番棟校舎へ連れ込んだ際には、警護のため紀伊と共にこっそりと二人の後を付けていた。
10月、『超電磁砲』の獄門解錠編、第106話(14巻)では、
ドリーと
警策看取の警護任務として、食蜂の指示で
第二少年院主催の
脱獄トライアルに紀伊と共に参加。
常盤台中学の冬服ではなく、サングラスとTシャツ、ホットパンツ、タイツの私服姿で素性を隠していたが、
護衛の仕方が露骨だったため、警策には食蜂派閥のメンバーであるとバレていた。
なお、「御坂様に瓜二つ」な人物についての情報は食蜂から伝えられておらず、
興味津々というよりも興奮ぎみに、警策の口からドリーに関する情報が漏れるのを期待していた。
11月、『禁書目録』新約11巻の巻頭カラー口絵に登場。
作中本文では氏名や能力名こそ言及されていないものの、
蜜蟻愛愉が食蜂を狙った事件に関連して食蜂派閥メンバーが作戦行動を取った際に、
黒い髪をツインテールにした少女が木々の隙間を恐るべき速度で走り抜けていた。
というシーンがあり、これが芽生と思われる。
最終更新:2022年06月05日 01:36