【名前】掃除屋(クリーナー)
【性別】男
【所属】科学/暗部
【能力】真空使い(ヴァキュームフォース) Lv3
     HsVB-05、ハードテーピング
【能力説明】
真空使い
名前の通り、局所的に空気分子を排除し、真空領域を作り出す能力。
念動系能力の一種だとされているが、少なくとも現在、
空気分子を動かし大気圧に抵抗して真空を維持する以外の用途は出来ない。
本人曰く、「空気中に彫刻を作るような感覚で真空を作成して居るため、
普通の物体を動かせ、と命令されてもどのようにすれば良いのか分からない」らしい。

作り出せる真空領域の最大表面積は「500cm^2」。
これはおよそ500kgの物体を支えられる念動力に相応し、この為レベル3の判定を受けている。
このサイズは具体的に言えば半径が6cmの球体であり、
比較的小さいように思えるが、人間の頭程度なら容易に包み込めるサイズである。
非常に緻密なコントロールが可能で、パチンコ玉サイズの真空領域を生み出したり、
またそれを最大表面積が許す範囲なら幾らでも同時に生み出すことが出来る。

半径10m以内にほぼ自由に生み出せるため、かなり自由な設置が可能。
一度生み出した真空領域は解除するまで動かせず、
解除するときには必ず真空に流れ込む空気により風が起こる。

HsNB-05
ナノマシンで形成されたブレードを生み出す兵器。
本体は腕全体にに装着する手甲のようになっており、内部に銀の砂のようなナノマシンが詰まっている。
武器のモデルはレベル5「超電磁砲」の砂鉄剣。微細振動によりノコギリのように物体を削りとり、切断する。
基本的に剣の形状を取り、手首の動きにより伸縮する性質を持つ。
【概要】
暗部に所属する暗殺者。
学園都市に敵対する組織、主に内部に侵入した組織を排除する仕事を請け負う。
他の暗部所属者のように四人単位でのチームを組んでいる訳ではなく、これは彼自身の特色に起因する。

いわゆる「置き去り」であった子供であり、殆ど最初から暗部に所属している身。
既存の能力とは異なった能力を発現させる為、強いパーソナルリアリティの発現を目的とした教育を受けてきた。
結果として彫刻の才能に目覚め、「始めから物体の中に眠っている形を掘り起こすだけ」といった卓越した認識を得る。
(補足だが、この研究の目的としては、本来なら暗部の実験の対象とは出来ないような、
 『高い芸術性』や『常人とは違う目線』の持ち主を『研究しつくす』ことにあった。
 学園都市には外からそういう子供達が訪れる事もあるが、
 そのような子供達は往々にして表舞台でも華々しい活躍をしている為、
 何らかの『事故』が起こってしまうことは学園都市にとっても『不利益』なのである)

元々は(暗部とは思えないほどのしっかりとした教育により)感情豊かな少年だったが、
しかし其の後の能力開発実験と過酷な訓練により、自らの感情を表に見せない少年になる。
自分の意志というものを持っているようには見えず、他人の命令が無ければ、
食事や睡眠すら取らずにそのまま死んでいくような、そんな印象すら受ける。
事実、過去にチームを組んでいた時には、仲間の冗談を真に受けて、
一週間ほどかけて単独で敵対組織を壊滅させてしまったこともあった。
その時はほぼ瀕死の状態で発見されたが、表情はいつもと変わる事がなかった。

彼の部屋には幾つか木彫りの彫刻が展示されているが、その出来栄えはどれも見事で、
まるでその物体がそのまま木製になったような緻密さを持ち、ある種の神々しささえ持っている。
しかし、それらもまた彼の意思で作られたものではなく、彼の上司に指示されて『暇つぶし』で作ったものである。

戦闘時には彼に配布されたナノマシンブレードを用いて、
ハードテーピングにより強化された身体能力を駆使して戦闘を行う。
相手には基本的に『無能力者』を装い、致命的なタイミングで『真空』を叩きこむ。
【特徴】
比較的長身で、四肢が細長く、枯れ木のような印象を受ける。
全身にフィットしたハードテーピングを隠すジャージも、その印象を強くさせる。
白髪は短く切りそろえられ、スポーツ少年を思わせるようだが、
顔に張り付いた能面のような無表情さが、それを裏切る。
【台詞】
「命乞いの優先度は極低。現状こちらにその行動を行う理由はない。
 殺害命令を撤回させたいならば即座に暗部の利益となる事象を提示せよ」
「・・・了解、命令に従い待機中は『暇つぶし』を行う事にする」
【SS使用条件】
イラストを書いた人にお任せします。

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最終更新:2021年01月23日 08:57