【名前】アグネ=ベイズモア
【性別】女
【所属】科学サイド / 学園都市
【能力】念動石化(メデューサ)
【能力説明】
原石の一種で、学園都市の開発によらず発現した能力。レベル4判定が下されている。
念動力系の亜種。「念動石化(メデューサ)」の名の通り、目を合わせた相手を分子レベルで固めてしまう。
能力の制御は不可能。本人の意思に関わらず、問答無用で相手を「石化」させる。
固められた人間は仮死状態となり、約一時間その状態が続く。
「目と目を合わせる」という行為をキーとして能力が発動するが、たとえロボットなどであってもレンズなどの「目」と呼べるものが取り付けられている場合は能力の対称となる。
【概要】
学園都市で保護されている、リヒテンシュタイン出身の少女。
「世界に散らばる原石達」の一人として、かつて「リスト」に名前が挙げられていた。
原石の保持者といえど、実質的にはちょっとした才能を持っているだけの一般人で、人口五〇〇人に満たない小さな田舎町で静かに暮らしていた。
が、ある日、ジョージ=キングダムらの思惑によって「採掘」され、スイス・ローザンヌの世界知的倶楽部に拉致監禁される。
あわや身体のパーツごとにホルマリン漬けにされるところを学園都市協力機関から派遣されて来たクローン少女に救出された。
そのまま学園都市に保護され、現在は第七学区の施設で暮らしている。
いずれは海外からの留学生が多い第十四学区に住居を移し、インターナショナルスクールに通う予定。
能力を有していたため、故郷の村では「メデューサ娘」と呼ばれ、周囲から化けもの扱いされていたらしい。
母親の計らいによって幼い頃から部屋に閉じ込められて育てられていたため、「採掘」される以前は半ば軟禁状態にあった。
そのためコミュニケーション能力が乏しいが、徐々に施設の職員に心を開いているとか。
当然ながら日本語を話すことができないので、普段はスマートフォンの翻訳機能を利用して会話している。
【特徴】
十代前半くらいの金髪碧眼の少女。肌は白く、髪は腰に届くほど長い。
とても綺麗な目をしているらしいが、学園都市内にそれを見た者はいない(今のところ)。
学園都市からあてがわれたシンプルな衣類を着ている。
同じく学園都市から支給された「透過型HMD(ビデオシースルー)」を装着し、「相手と目を合わせてしまう」ことを防いでいる。
目すっぽりと覆うタイプで、一見旧式の軍用ゴーグルのように見える。
外カメラで撮影した外界の映像がディスプレイにリアルタイムで表示されるため、視界を奪うことなく安全に目を隠している。
また、光学文字認識技術(OCR)なんかも組み込まれており、カメラに写した日本語をスイス語に翻訳して表示するという、スイス語圏出身の彼女に配慮した仕様になっている。
【台詞】スマートフォンの翻訳機能を介しているので微妙に文章が硬い。また、スマートフォンが発する合成音声なので、イントネーションも若干の違和感がある。台詞はほとんど『』表記。人称は「私」「あなた」「彼」「彼女」など。
『いえ。私は今の生活に対して、さほど悪い印象は感じていません。ここには、私の見たことのないものが満ちているのですから』
『このゴーグルは、今や、私の宝物も同然です。これでもう、誰かを石にしてしまわなくてもいいのだと思うと、私は本当にうれしい。それに、私を助け出してくれたあの少女が着けていたものと、どこか似ているでしょう?』
「……あ、あの……ありがとう、ございま、す」
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最終更新:2013年03月21日 13:48