『百来軒(ひゃくらいけん)』
福百紀長が経営する屋台のラーメン屋。学業の関係上、土日・祝日のみ営業。
ラーメンの味は絶品だが周一で営業場所を移動しているため、見つけようと思ってもなかなか見つからない。
巷では幻のラーメン屋として半ば都市伝説のような存在になってしまっている。
そのため彼女のラーメン屋台に通いたければ、インターネットの掲示板の目撃情報を頼りにしたり、
紀長自身から次の営業場所を聞く必要がある。
ラーメンを食べにきたのなら、たとえスキルアウトでも客として迎えるが、屋台の前で狼藉を働く輩には容赦しない。
無能力者狩りにも襲われたことがあったが、全員病院送りにしている。
その内の一人はお玉で茹で汁を顔面にぶっ掛けられた後、六尺棒でアゴを砕かれた。


『福百麺工房(ふくももめんこうぼう)』
第七学区のどこかにある福百紀長の隠れ家にして彼女が作り上げたラーメンのための研究所。現在、百来軒のラーメンは全てここから生み出されている。
元々自宅でのラーメン作りに限界を感じ、設備の整った厨房を手に入れるために用意したもので、寂れた通りの潰れたラーメン屋の店舗だったのを
貯めていた奨学金と屋台での売り上げを叩いて買って改造した。
小さいながらも2階建てで裏手には百来軒の屋台が停めてあり、裏口の表札に達筆な字で「福百麺工房」と書いてある。
ちなみにここでの営業はしておらず常にシャッターは閉まったまま。
1階はラーメン屋だっため厨房。業務用の冷蔵庫やコンロ、巨大な寸胴鍋、麺の打ち台など、ラーメン作りに必要な設備や道具は大方揃っている。
2階は畳張りの小さな居住スペースとなっていて最低限生活できるための設備が置いてあるため、連休の時などは泊まり込んでたりする。
2階の部屋の中はラーメンのレシピが壁一面に貼り付けてあったり、床や机には麺の硬さ、スープの濃さ、客の反応などをまとめた大学ノート、
付箋紙まみれの古今東西の料理本や果ては心理学、人体や脳に関する参考書などラーメン作りのために集めた資料が大量に置かれている。
この場所のことは秘密にしており、本人以外に場所を知っているのは赤堀椿と森夜詩門の2名だけである。

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最終更新:2013年06月15日 13:59